大変失礼かと思い、改めて書きます
チャイルド・ライフ・スペシャリストは医療環境にある子どもや家族に心理社会的支援を提供する専門職です。(ネットより)
北米の大学・大学院で取れる資格で5年毎に資格更新。
その理由が…専門職としての能力を常に維持し向上していく、最新の知識と最善の実践を提供する為。
海外でしか取れない資格な上に甘んじる事なく常に努力し続けないといけない…
勤務先一覧を見ても、数少ない病院に各2〜3名いるのみ。
病棟でも学生の子と平日毎日コミュニケーションをとってるのを見ました。土日は同室の子達が朝から、ヒマ〜と寂しそうに言っていたり…。私は一部分しか見れてないですが、それでも子ども達に無くてはならない存在である事が分かりました。
そんなお方に冊子の作成と直接兄への説明を頼みました。
冊子の内容について、3回くらい電話含め打ち合わせしました(移植1ヶ月前に)
内容の流れはCLSさん提案です。細かく親が依頼した言葉もあります。冊子の表紙と終わりは本人の好きな絵柄にしてくれました。(うちは通勤電車を希望した)
当日は5階の個室(見晴らしが良くて小田急線も見えたからお兄ちゃんはハイテンション)を使わせてもらいました。
11枚内容があり、紙芝居方式で絵を見せながら裏の文字を読んで説明してくれました。
説明の前におもちゃで遊びリラックスし、CLSさんにかなり心を開いた状態でスタートしました。
注)文字は将来自分で読めるよう、ひらがな記載だけどココでは漢字表記します。
CLSさんにブログ掲載許可をもらって載せています。
スタート↓
まず表紙に好きな電車があり、電車トークで盛り上がり…
No.1
◯◯くんは電車の事なら何でも知ってるね。
◯◯くんはパパ、ママ、ピーちゃんの4人でなかよく暮らしています。
No.2
ピーちゃんは赤ちゃんの時から◯◯病院に入院することがあったね。
ピーちゃんは◯◯病院では治すことが難しかったので成育医療センターにくることに
なりました。
No.3
成育医療センターの先生たちはピーちゃんのからだを調べました。
そうしたら、ピーちゃんのおなかの中にある「肝臓」というところが、上手にお仕事できていない事が分かったんだ。
No.4
「肝臓」の場所とお仕事をみてみよう。
「肝臓」はさんかくに似ている形をしているよ。
No.5
「肝臓」は元気のもと(栄養といいます)をためるお仕事をしています。
「肝臓」が元気にお仕事できないとピーちゃんは元気がなくなって、大きくなれないんだ
No.6
ピーちゃんが元気に大きくなるために
ママがピーちゃんに元気な「肝臓」を少し
分けてあげることになりました。
No.2の病院を移った話を入れたのは前の大学病院が家からよく通る場所にあり、ココにいるんでしょ?って聞かれる事が多かった為です。
No.6の表現は2回程、CLSさんにオブラートに包む(元気をあげる、とか)言葉にしなくて大丈夫ですか?と心配されました。4歳だから。
私はお兄ちゃんの性格を考えて独断でこの表現にしました。(夫には相談せず)
お兄ちゃんがどう感じたか
また分けて記載します。