あのこは貴族 (集英社文庫(日本)) [ 山内 マリコ ]
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2024年1月5日 今日からお仕事。
でも、またすぐに3連休ですね。
山内マリコさんのエッセイは読んだことがありますが、小説を読むのは初。
この本を読もうと思ったきっかけはジェーン・スーさんの『私がオバさんになったよ』での山内マリコさんとの対談。
こちらで『あのこは貴族』が取り上げられていて面白そうだなと読んでみました。
東京生まれの箱入り娘のお嬢様と地方生まれで猛勉強して慶応に入学するも金欠で退学した女性がすごいきっかけで知り合う。
想像していたストーリーとは全く違ってすごく面白かった。(マウンティングしあうのかと思っていた。)
私も地方で、しかもスーパーど田舎で生まれ育ったので東京にものすごく憧れました。
東京は醒めることがない夢の国だと思う。
東京で生まれ育った方が羨ましくてたまらない。
『まあとくかく、あたしからすれば東京が地元なんて、羨ましい限りだけどね。東京に出てくる若者って、必ず大変な目に遭うもん。(中略)だから最初から東京にいて、そういう苦労しなくて済むなんて、めちゃくちゃ羨ましいよ。』という言葉がわかりすぎる。。。。
東京が地元なら地元でいろいろ面倒なこともあるのでしょうが羨ましい。
生まれ変わったら白金台の医者一族の一人娘希望。
山内マリコさんの他の作品も読んでみたい。