出発して、直ぐに本町の交差点でギリ回しです。
笠鉾の後ろ側にテコ簿を刺して、後方を浮かせてギリ棒を山車の中心に置いて、4輪が浮いた状態で
ぐるりと回します。
こんな感じです。
テコ棒を操作する合図を世話人が指示します。
笠鉾の向きが変わると、ギリ棒を取り出すために、もう一度笠鉾の後方をテコ棒で浮かせて、取り除きます。
秩父で最後になってしまった、矢尾百貨店の前でもギリ回しで方向転換をしましたが、この時は
ちょっと手こずりましたが・・・その後トラブルに発展するとは
屋根に乗っているとび職の方は、電線を上手くかわす役目をあります。
さぁ、御旅所までもう少しです。
後ろを振り向くと、下郷の笠鉾の後ろの 宮地の屋台が来ていました。
で、札所13番の前で急遽道端に寄せて、下郷の笠鉾がストップ
どうやら、矢尾の前のギリ回しの時に右前輪の車輪のタガがズレてしまったようです。
ことわざにも「タガが外れる」ってありますよね~ そのタガです。
木の車輪の周りを囲んでいる金属の輪がタガです・・・
この時には、最悪、もう笠鉾を動かすことは出来ず、翌日、この場所で笠鉾を解体する事もあるとか!
ないとか! 色々と対処の方法などが飛び交っていました。
夜祭では前例がない、下郷を追い抜いて宮地の屋台が先に行きます。
下郷に付いて、御旅所まで上がる予定が、下郷が止まってしまって修理の目途が立たないよ状態・・・
さて、どうしたものか?
つづきます。
本日もご訪問(人''▽`)ありがとう☆ございました。