楽しい・おいしい・フシギな台湾〜魂の師匠の話の10 | 御堂龍児の楽しい・おいしい・フシギ台湾ガイド

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すみません、真ん中を少し端折らせて頂きました。
………中略


「それはな、矛盾したものが身体の中にあるからだよ。
こんな風にできる筈なのにできない。
ああしたいのに身体が動かない。
そういう頭と身体のバランスが取れていない、ということだ。」


私は確認します。
「心と肉体のズレが出やすいということですね。」
白いおじいさんは、ここで少し大きく息を吸ってから、話を続けられます。
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「いいか、この四つのポイントをな、新月、上弦、満月、下弦のこのポイントの光をうまく身体の中に取り入れること。取り入れるというのは、見るということでもあるが、それをイメージするということでもあるね。
そこを上手く抑えると、きれいになれるよ。
それは見かけが若返るということとは少し違うのだが、言葉としてはきれいになれる、といっておこう。」

「女性では、肌もきれいになれるでしょうか?」

「ああ…もちろんさ。
光の満ちていく時の月とうまくつき合えればね・・・」
「その時にはお月様を見たり、イメージするというよりも、手を合わせて祈るとか、あるいは風呂に入ってリラックスするとか、何か動作も必要でしょうか?
〜よく質問が思いつくなと我ながら不思議です。


白のおじいさんは淡々と答えられます。
「それは、人間側の問題だから、心を落ち着けられれば、どんな事でもかまわないよ。
落ち着くことができないと、何の意味もないんだよ。
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昔から月と風情とか月と風流とかあるだろう。それらはみんな同義語だ。
今わしが言ったことと同じ意味で光の月をよく見ることなんじゃ。
つまり。心の中にな、満ちていく月の光を沁み入るように、深く月の光が入っていくように感じる、ということだ。
すると、身体に反応が出てくる
それは理屈ではなく、そのようにできておるものなんだ。
特にな女性は敏感だよ。」

この話は女性には受けるかな、でもちょっと概念的だよな、と思いながらも続け
て質問します。

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九、縁も月の光に照らされて浮かび上がってくる

「新月の三日前はどうでしょうか?」
「整理だろう。全て整理するということだ。
新月というのは、この国の神話にもあるだろう。あれはそのことだ。」
「・・・はぁ?」
〜天照大神が、天の岩戸にお隠れになったお話のことかなぁ、と?

「いいか、月の動きとリズムは人の生にも例えられれば、一日のリズムにも例えられる。これは例えだけでなく、身体がそんな風にできているということだよ。
一生のリズムにも、一日のリズムにも、こうしたメリハリをつけるといいと言っておる。
具体的に月を見るということでも、いい反応が出てくると言うておる。
ただな、その見るためには、この心がないとだめだろう。その前にな、準備しておかないと見えないのだよ。先の四つのポイントになってから動いたのでは遅いんだ。
その前に準備し、心が肉体に一歩出るようにな。
そうして、取り入れようという態勢を作っておかないと光は入ってこないんだ。
そうしたリズム、波、心の枠、習慣といったものを作って欲しいと言うておる。

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月を見れば、自然のリズムの一端がうかがえよう。だからそれを見て欲しいということだ。
するとな。そこで自分の縁というものもな、月の光に照らされて浮かび上がって来るのだよ。
そうしてな、とりあえず今日の話をな、整理して自分でやってみること。
一から十まで他人に開運の方法を聞いておると、いつまでたっても縁は、本当の縁は浮かんでこないよ。

とにかく試行錯誤しながらやってみること。
するとな、いつの間にかな、自分のリズムができておるじゃろう。確かに前よりもきれいになったという者もでてくるじゃろう。
今度はそんな話を、そういう報告を待っておるよ・・・」


しかし、今日の話はなかなか人に伝えにくいな。
肉体に先んじた心を持て、というのは頭では分かっていても、日常に活かすのは難しいことだな、と思う私。

この後は、「月の力と連動するパワーストーン」というお話が続きます。
……が、それはいつかまた。

近いうちに、白いおじいさんを新宿にお呼びしますので、まぁ、ご興味のある方はご自分でお伺いして下さいね〜。