羊水検査の結果が出るまでの2週間。
私は明るく過ごそうと思っていました。
結果が出るまで何もできる事はないし、先走りして落ち込んでばかりいてもお腹の子に良くない。
ぷみこも心配する。
そうだ、明るく笑っていればきっと結果も大丈夫だ。
明るくしなきゃ、笑っていなきゃ。
そう思うことで無理に自分を奮い立たせていました。
明るく過ごそうと思う時点で明るくは無いし、落ち込んでも仕方のない時期だったと今はわかります。
私はとっても不自然でした。
でも落ち込んだら、泣いてばかりいたら良い結果が出ないのではないかという想いに捕われていたんです。
いつも通り朝に夫を送り出し、家事をし、ぷみこと出かけ、買い物をし、家事をして寝る。
そんな日常の合間に、ダウン症についての本やサイトを読む。
大好きなドラマを見ても、美味しいご飯を食べても心はどこかにある状態。
15分の1の数字が消えない。
—いつも通りだけどいつも通りにできない。
歩けないぷみこの歩行練習も何だか見ていて苦しい。
誰にも言えない。
言っても同じ状況じゃない人には理解してもらえない。
私の不安な気持ちをわかってくれるのは、夫だけだと思いました。
しかしこの頃、夫はとても仕事が忙しい時期でした。
会社の仕事をこなした後、フリーランスで行っている副業も家で行っているという24時間仕事状態。
2人目が産まれるということで張り切って仕事をしていたのもあったと思います。
ですが、家族との会話はギスギスしていったのです。
ぷみこが寝たら、PCを開いて副業の仕事にかぶりつく。
私がそばにいても、夫は仕事に目がいっぱいの状態。
夫の副業は受ければ受けるほど儲かる仕事で、夫はもう見境なく受けている様でした。
休みの日も仕事。
家族で出かけたとしても夫は仕事が気になるのか、心から楽しめず早く帰りたがる様子。
夫と遊ぶのが大好きなぷみこがそばにいても、夫はPCに夢中。
仕事と言われたら、何も言えない私。
夫が話す内容は仕事のことばかり。
3人で一緒にゴロゴロしたり、一緒に笑い合ったりなんてしばらくしていない。
検査の前も後もずっとそう。
次第に夫に対して不信感が出てきてしまいました。