娘が摂食障害になった時、親として何とか助けたい一心でした。
どうしたら元気になってくれるのか。
何が正解なのか。
答えを探し続けながら、私自身も不安や焦りを抱えていました。
娘の入院先は東京の病院でした。
当時、私は仕事を終えると毎日、新幹線に乗り、娘に会いに行っていました。
面会を終え、帰る時間になると、点滴につながれ涙を流す娘に、「また明日来るね」と声をかけて病室を後にしました。
そのたびに胸が締めつけられ、親として何もしてあげられない無力さを感じていました。
そんな日々の中で、ある時、娘がぽつりと
「治したい」と口にしました。
その一言に、私は大きな希望を感じました。
そして娘の心に向き合い続ける中で気づいたことがあります。
娘が本当に求めていたのは、答えや励ましではなく、母である私との安心できるつながりだったのではないか、ということです。
この経験を通して、私は人は「正しい言葉」だけでは変われないことを学びました。
本当に必要なのは、安心して気持ちを話せること、そのままの感情を受け止めてもらえること、そして「分かってもらえた」と感じられることなのだと思います。
また、悩みを抱えている本人だけでなく、そばで支える家族もまた、不安や孤独の中で懸命に生きていることを身をもって知りました。
だからこそ私は、悩みを抱えている方はもちろん、そのご家族にも寄り添えるカウンセラーでありたいと思っています。
どんな感情にも意味があります。
安心してその感情を表現し、優しく受け止めてもらえることで、人は少しずつ本来の自分を取り戻していくのだと信じています。
この経験は、今の私のカウンセリングの原点になっています。
「感情に寄り添い、本来の自分とつながるお手伝いをしています。ご興味のある方は、ぜひホームページもご覧ください
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