ニューオータニ エグゼクティブハウス禅に決めたのは、アメックスの年に一回付いてる会員特典でFine Hotel & Resortという範疇のホテルの予約で$200のキャッシュバックがあり、$100のエクスペリエンス・クレジットが付くから。過去にもこの特典でオークラホテルとコンラッド東京に泊まってます。

 

エグゼクティブハウス禅のお値段は$640(12月上旬の某平日の一泊)

そこから$200ドルは予約した数日後にキャッシュバックされました。実質440ドルの一泊。それでも庶民の身にはお高いお値段。

 

まずはニューオータニホテルの規模の大きさにびっくり。エグゼクティブハウス禅は端っこの11階、12階を占めるだけ。そして老舗ならではのスタッフの丁寧な接客ぶり。なんか、取り繕った態度じゃなく、まったく自然に。特に最近の新しいホテルでは見かけない中高年のベテランスタッフさんが頼もしいというか。地下鉄降りてから禅に辿り着くために行き方を聞いてもそれはそれは丁寧に教えてくださり、、、。

 

チェックイン

老舗旅館でもよくある、女性フロントスタッフさんが私が座ってるソファの横に召使いのように跪いて説明してくれるという、私の大の大の苦手な方式でありました。なんでこんなやり方が広まってしまったんだろう?まさか外国人客にもこんな応対してるんだろうか?

 

さっそく甘い不思議なお茶を頂きました。読んでおいた数々の宿泊レポ通り。

 

 

お部屋は満室らしく、アメックスカード特典のお部屋アップグレードは無し。

 

お部屋

富士山が見える。お部屋はまぁまぁ広いといえば広いような、、、。たぶん、案内された部屋は禅の中で一番ランクの低い部屋かもしれない。ダイニング用テーブルセットと一人掛けチェアしかない。寛げるようなソファとかカウチが無い!寝そべることができるような長ソファがあればいいのにと思うけど、奥行きがないから置けないのだろう。奥行がなく、横に広がるレイアウトで入口が真ん中で、右側がベッドスペース、左側がバスルームやクロゼット、バーや冷蔵庫等々配置されてる。

 

 

ベッド周りにスマフォの充電できそうな電源コンセントが無い(フロントに聞いたくらいだから、あるのに見逃したということはありえない)。部屋の広さに比べてコンセントの数が少なすぎる。

 

表現しにくいが、インテリアデザインが失敗してるような、、、。日本人デザイナーが担当してそうな?なんというかレイアウトがよくない。奥行きは狭く、横に広いから窓がぐっと広く開放的で見える眺望は素晴らしい。でも、なんというか、、、一日気分よくお籠りするに過ごしやすいレイアウトではない。何か足りない所があるという感じ。せっかくの富士山を眺めるにもゆったり座るソファがないし。床にヨガマット代わりにタオル敷いてゴロンとするか、ベッドで寝そべるしかない。

 

ベッドが奥の壁のほうに配置されてるから違和感覚えたのかもしれない。そして苦し紛れ?にベッドのヘッドボード上にかかるべきアート作品がベッド横の壁に掛かってる。高級どころなら、ベッドは部屋の中央にデン!と置かれてないと!部屋中央にエントランスドアがあり横に長細いレイアウトじゃ無理なんだろう。

 

照明もよくない。ベッドの上にダウンライトがあり、照らされる光で眩しい。窓からの眺望がよく見えるようにガラスに室内が映りこまないようにデザインされた結果かもしれないけど。

 

バスルーム

ここもレイアウトが変、、、。ドア開けるとトイレがまず先に鎮座してるのが無粋で、取り出しにくいドライヤーの配置とか。外資系ホテルでもないならトイレとバスルームは別にしてくれてもいいような、、、。

 

アメニティはあまり興味ないのでノーコメント。手つかずのまま。

 

 

歯ブラシが良質なものでした。だから持って帰らせてもらって日本滞在中はずっと使ってた。

 

拡大ミラーの位置が少々高すぎて私には使いづらかった。アームが伸縮しないタイプだし。それにこの背後にはトイレが鎮座しており、鏡見るのに邪魔。

とにかくあらゆる配置がちぐはぐで使い勝手悪し。

 

 

フード・プレゼンテーション

色々な宿泊ルポのブログを読んでリサーチして楽しみにしてました。特にフード・プレゼンテーションというのを。一日6回提供されるとあるので、私はここで食事は全部まかなえるかも、、?と期待してたけどそんなことはなかった。

 

結論を言うと、飽きる。

 

チェックインした時間は1時ごろ。ラウンジではまだランチが提供されてた。数々の宿泊レポに書いてあった、ピエール・エルメのクロワッサンはサクサクしてるタイプ。プリンチのバター(ショートニングかな?)たっぶりでしっとりクロワッサンが好みの私には感動はなかった。いったいピエール・エルメがなんだというのかなぁ?ピエール・エルメというブランド名でのSNSマーケティング戦略にうっかりはまってしまって期待させられただけみたい。卵サンドは朝から作ってあったのか、パンが既にちょっと乾燥して固くなってた。いなり寿司、太巻きの味は普通。みっちりと固めに巻いてある。ふわっと巻いてあるのが好みなので私には合わなかった。

 

奥のほうのテーブルでは富士山が見える。素晴らしい光景、、、。もうねぇ、ここのラウンジは、食べ物の一つ一つをどうこうレビューする次元じゃない価値がある。ワインやアルコールを頼むと時差ボケで睡魔に襲われるかもでパス。

 

 

4時ごろアフタヌーンティーに再訪。ロビー階のレストラン、サツキで出されてるケーキのミニサイズを頂く。これだけは貴重な機会かもしれない。でも、こういう一口サイズに切られてビュッフェ式でサーブされるケーキって見た目もイマイチで高揚感が上がらないなぁ。私にとってケーキは『美しいお皿でいかに綺麗にサーブされるか』が重要であるんだって気づかされましたねぇ。たいていのビュッフェはお皿は白で面白味ない。それにケーキに関しては有能な日本人パティシェさんが意外にもそこらじゅうの田舎町でも開業してたりするし。

 

 

5時半からのオードブル・タイムは素通り。肉メニューが多いので食べられそうなものがないだろうと。さすがにラウンジに時間を空けずに3回も行くのも飽きてきたし。

 

早めの夕飯はメイン館のニューオータニの和食店で懐石コース。(エクスペリエンス・クレジット$100はここで消化)その往来の間にあるショッピングアーケードの店を覗くのも楽しかった。ホテルに入ってるブティックって高級店ばかりじゃなく、意外にお値打ちなオバサン好みのファッション雑貨屋さんもあるし。(ABISTEとかね。)

 

部屋に戻ってバスタイムを楽しんだあとにラウンジのカクテルタイムへ。酒飲まないのでカモミールティーとチョコとアラレ(?)をつまむ。

 

翌朝、SATSUKIで朝食。色々なSATSUKIレビューを読んでいたけどホントに凄かった。まずはマスクメロンをたらふく食う。そしてイクラ。ピエール・エルメのクロワッサンが鎮座してるけど昨日食べたから和食メインで食いまくる。

 

フードプレゼンテーションの朝食とモーニング・スナックのメニューはSATSUKIのキッチンで作られてるものばかりじゃないかな?もうSATSUKIの朝食でお腹いっぱいだったので、禅のラウンジではコーヒーだけ頂くのみ。SATSUKIはロビー階にあるからゆったり眺めを楽しむ場所ではないんで。フード・プレゼンテーションは二日目になると食べるのを目的とするのじゃなく、ラウンジの圧倒的な開放的眺望と少人数の独占的な空間を楽しむのです。

 

アメックス経由で予約した特典でチェックアウトは午後4時まで。でも前述のとおり、部屋がゆったりゴロゴロできるような佇まいじゃないのです。もう一回朝風呂でも、と思えるようなバスタブでもないので1時にはチェックアウト。

 

エントランスから東京駅に向かうためタクシー乗った途端、スマフォ忘れたことに気付いて引き返す。ポーターさんが禅に連絡してくれて探してもらった。すごく心配してくださって気にかけていただけました。こういう体験をすると、インバウンド当てこんた最近開業したような新興ホテルに泊まる気になれなくなる。トレーニング受けてないようなシレっとした気の利かない若いスタッフしかいないような、、、というか。

 

一泊した経験を締めくくると、エグゼクティブハウス禅は部屋から富士山が眺められたというのが最高!ただ、部屋のレイアウトが微妙なせいか居心地がよくない。フードプレゼンテーションはSATSUKIのケーキのミニ版があるので色々なケーキが食べられるのが良かった。ただ、各回のメニューがかぶってるので6回ぜんぶ制覇しようとするのは無意味。更にさすが伝統ある高級ホテル。ロビーのポーターさんからラウンジスタッフさんの接客が素晴らしかった。

 

そういえばニューオータニ自慢の日本庭園は小雨模様の天気なので行かずじまい。

 

部屋に置いてあったオヤツ。バームクーヘンは姪っ子が食べてしまった。ガトーショコラは見た目が羊羹みたいですが美味でした。

 

また泊まりたいか?というと、先ずはオークラホテルのほうをリピートしたい。サツキの朝食と富士山の眺望が恋しくなったらそのときはまた、、、。とにかく部屋が全くダメダメでしたんで。

フードプレゼンテーションも、もうシニア世代に入ってしまうとガツガツと食べられる胃じゃなくなってるだろうから魅力なくなりそう。自分の好みの美味しいものだけをちょっぴり食べたいだけだろうし。

 

同じ界隈なら全国町村会館ホテルも好き。地方の利権関係者が議員センセイに陳情に行くときに泊まるイメージ。いい意味で古くて品格のある空気が気持ちいい。たまにテレビのロケで登場しますね。