いま、サックスフィフス、ノードストロムなんかのデパート行くとSKIMのコーナーが大賑わい。

 

 

バカ売れしているんだろうか?

 

買った理由は、サックスフィフス百貨店で6月末以内に50ドルのアメックスからのオファーを遣いきらないといけないから。そうでないと買わなかった。

 

 

チーキーショーツ一枚20ドルとブラ一枚32ドル。2点買って$52(NY市は$100以下の衣料品は消費税かからない。)メイド・イン・タイランド。安!ってことはないけど手が届きやすいお値段。もちろん、日本の下着メーカーのほうがお安いけど。

 

たぶん、一家のリアリティー番組を見てる層の心理と懐具合をリサーチし尽くしたのでしょうか。対極を進むのは高級路線なビクトリアベッカムね。ふつう、下着売り場はマイナーなフロアの隅っこにあるものなのに、ノードストロム百貨店なんてSKIMはエスカレーターの近くの一番目立つ場所に特設売り場が設けられてる。カルダーシャン一家のリアリティー番組、一回も見たことない。こんなに人気があるんだ、、、。ご本人、子育て中にも関わらず、ワークアウトで超曲線の体型に変身するわ、司法試験にチャレンジしたり、起業したりとエネルギッシュな女性とは聞いてる。とくに姉妹のプロデュース役の母親が更に輪をかけたやり手な人物だということも。

 

ジム通い再開した生活では軽くて薄くて速乾性のある下着はいくつあっても重宝する。ロッカールームで着替える女性を観察すると、ほほ若い女性だとピタピタのヨガレギンスにTバック。真似するには抵抗あるんで、せめてチーキーを、と一枚トライ。チーキーの露出度は普通のパンティとTバックの中間くらいのものだというので。SKIMのは、布地そのものは極薄で柔らかく心地いいけど、後ろのお尻部分が『縫い目無し』加工でないという中途半端さ。ピタピタなヨガパンツと合わせると縫い目が絶対に響きます。この柔らかい布地では縫い目無しは不可能なのかもです。Tバックでないと無理。

 

https://www.saksfifthavenue.com/product/skims-fits-everybody-cheeky-brief-18547161.html

 

まったくサポート力なさそうなペラペラのブラも。32ドルながら、特に工夫を見ることはできません。飛んだり跳ねたりしないからいいけどね。そのくせ、微妙な厚みのせいで速乾性はなく、乾燥機でワンコインでは乾かないし。

https://www.saksfifthavenue.com/product/skims-cotton-jersey-scoop-bralette-18546153.html

 

 

テロンとしたラウンジ着というかパジャマも売ってます。

 

肌への当たりは柔らかで心地いいとは思うけど、飛びぬけてナニカが優れてるって思えないけどな。毛玉でないかな?とか、何か月かしたらペラペラになるのかな、、、、とか気になるし。ワコール、トリンプのスロギーとかユニクロ、MUJIのほうが断然品質いいんじゃないだろうか?、、、と思うけど、そういう正当な理屈は通用しないのがブランド商法なんだろう。

だからLLビーンのトートバッグよりトレーダージョーのトートバッグがバカ売れしてるんだろうし。もちろん、ミニマルデザインとサスティナビリティを追求したのはアメリカの新興ブランドとしては当然として、超露出型Tバックとかギョッとするほどセクシー路線の商品が混じっているのがSKIMの面白さ。売れてるとは思えないけど、、、。もしかしたらこのデパート自体、キムさんのこのSKIMビジネスに出資してるのかもしれない?この推し様は異常すぎる。