大腸検診のついでに更なるデトックス修行
大腸内視鏡検査やるんだったら、この際だから大腸デトックスもやってしまえ!と思い立った。15年くらい前に私の界隈でハマった腸洗浄コロンクレンジング・スパ通い。そのスパで売ってたのが3日間の大腸デトックスキット。腸壁のこびりついたmucus, 日本語でいうと古い粘膜?、をゴッソリ取り除くらしい。過去に二回試して三回目のリピート。
しかし当時通ったコロンクレンジング・スパは廃業してしまってるのでネットで同じの見つけてポチッ。138ドル。マレーシア製。中国語簡体字で怪しさ漂うパッケージではあります。
アメリカ国内では売ってないんで某オークションサイトで。
午後3時に消化器センター出た時点でお腹は空っぽ。ここから3日間更にデトックス断食スタート。まずは消化器センターのラウンジで、持参した粉末ドリンクを水に溶かしてゴクリ。
これからの3日間、こんなスケジュールで。高かったから脱落は絶対に嫌だった。
このデトックスキット、まったくをもって美味しくない。3日目になってやっと発見したのは、冷水で溶いて、粉末がむくむくと膨れてく前に一気に飲み切るのがコツってこと。(説明書には30度以下で早く飲みましょう、と書いてあるが生ぬるい!瞬で飲み切るのが良きでした。)
いちおう、チョコ味、ベリー味、ウィート味と3種類入ってる。チョコがまぁまぁイケた。一日の最後に飲むのは夜9時の青汁粉末ジュース。これ飲んだら寝る。空腹と慣れないことしてるせいでハイになってるのか、深夜に目覚めてしまう。だけど、さすがに何か食べようとは思わなかった。空腹でキリキリするお腹を撫でながら布団の中で悶々としてやりすごして。
おかしいな、、、前回やったときは口臭がきつくなって驚いたはずなのに。今回はそれがない。
3日間終えたのは土曜の午後三時。その時は用があってアッパーウエストサイドにいたんで、とりあえず、スープ飲もう!とスーパーマーケットへ駆け込み、フードコートのスープコーナーへ。こういうトコはセルフサービスだからね、具を避けて汁部分だけよそえるから。イートインコーナーでじっくり味わうように飲んだけど、三日ぶりの食べ物らしい食べ物にありついたことがそんなに感動ってこともなくて。
ここんとこインフレで節約気味で、自分の作る不味いメシ食べ続けてるせいか、食べ物の執着が少しは薄れてたのかな、、なんとか乗り切れた。もっと食への煩悩でのたうちまわる自分を想像してたのに。毎朝測る体重が500, 600グラムと落ちてゆくのが励みになったとはいえ、さすがに3日目の晩には夢の中でギョーザをモクモクと頬張ってて自己嫌悪に堕ちてた自分がいたけど、、。
家帰ったらお粥を作った。作ってる間はコンニャクゼリーをパクつく!体重は2キロも減ってなかった。
これからが肝心、私のことだから寿司やケーキ、ベーグルサンドのドカ食いやりかねない。絶対に我慢我慢!絶対にリバウンドは抑えねば!、、、だけど、予想外に餓鬼のような食欲が戻ってこない。割と冷静だ。
これからがクライマックス
ここで終わりじゃない。これから起こる事が楽しみ。これがあるから不味いドリンクも堪えて飲んだわけで。
それは、、、(ここから尾籠な話になりますのでご注意)
翌日のトイレタイム、大腸の形状そのまんまをかたどったようなゴムに近いゼリー状のモノがぽろっと降りてくるのです。それもわりと透明がかったの。大腸の内壁のヒダヒダもクッキリ再現された模型みたいなのが。グロいっちゃそうなんだけど感動もの。
それが、、、、一回目のときにはそんな衝撃的な成果出せたのに、二度目、そして今回もかなり不成功でして。やっぱり検診で飲んだ下剤程度ではダメで、しっかり専門のコロンクレンジングを受けた後でないとダメなのかも。
ところで同じ製品購入したユーザーが、自身の成果物を写真撮って得意げにネットで公開してる物好きがけっこういます。(グロすぎ)
完璧な結果を出せなかったとはいえ、この時点でやっと達成感を覚える。半年くらいしたらコロンクレンジングをしっかり受けて再チャレンジしようかな。