1年ぶりかな?天気のいい土曜日だったんで気が向いてメトロポリタン美術館へ。
入館料は30ドル。そんなべらぼうな金額払うわけなく、ニューヨーク市住民、イコール、ささやかながらもローカル納税者ということで1ドルだけ寄付。日本ギャラリーで始まった着物展をみるだけだし。一時間もかからない。
アメリカの大富豪氏のコレクション、日本のミセス雑誌が紹介するような着物が並ぶわけがなかった。
江戸の刺し子、アイヌのキルト風羽織、武家の花嫁の打掛け、、、着るために収集したとは思えない。リビングルームに飾るため、という視点かないかなぁ?
火消し装束、、、粋です。
コムデギャルソン、イッセイミヤケ、ハナエモリ、山本耀司の洋服も。
この日はアートスクールのファッション専攻の学生さん達がクラスの課題かなんかで落ち着かなかった。でかいバックパックを置いてスケッチとかして座り込んでたり、、、。またの週末に再訪してじっくり見にこよう。30ドル払うならそんな事言ってられないけど。
ショップも変わってた。売れない本セクションをばっさり撤収してグッズ売り場に変貌してた。でも、、このアパレルグッズや食器、ぜーんぶ中国製、、、。アメリカの自国製より品質良いから仕方ないとはいえ買う気するかなぁ?
本気で商売っ気だしてきてる。メトロポリタンとラデュレのコラボのマカロン、、
有名なソーホーの紅茶店のコラボも。
地下にはEATERYが入ってる。今回は行かなかったけど。
ずいぶん前からミュージアムがデパート並みに娯楽のイベント屋さんになりつつあって、それで楽しめてるので文句はない。治安が悪くなってきてるニューヨーク、日本人の私にとっては仏教の寺社がない異国の土地では寛げる所って美術館や客層が安心できるカフェくらい。
あー、気軽に行ける温泉施設もないし。韓国系のスパ温泉は苦手なんで。だからミュージアムがどんどんレジャーランド化してるのは有難い。