イタリアならリナシェンテ百貨店

リナシェンテ百貨店をグーグルマップで発見したとき、昔旅したフィレンツェにもあって夜にぶらぶらしたなぁ~~って懐かしくなった。ローマにもあったかもしれないけど記憶が曖昧。ローマはどっちかというと日本のそごうデパートね。小さいながらも日本人がお土産買いに行くには気の利いたセレクションの日本人のオアシスだったな。

 

 

リナシェンテって規模が小さくて回りやすい。観光のついでがてらに丁度いいしトイレもある。巨大化した日本の都会のデパートはどっちかというと疲れるんで苦手。残念ながらファッションフロアは昨今のアパレルグローバル化が表れてて面白みなかったけど。地下にキッチン用品、クリスマスコーナー、家具や寝具、お土産用の食品類。もうここですべてが揃う。

 

さすがイタリア。家庭用エスプレッソメーカーがずらり。

 

 

どうせ買うならジノリよね!と意気込んでたんだけどもともと好みじゃないせいか特に惹かれるカップはなく、別のメーカーの物色するも中国製だったりするんで興ざめ。すると、奥にけっこう強烈な色合いとキッチュな品が並ぶコーナーがあって、、、、、

 

SELETTI?聞いたことない。

 

 

その日は結局はトイレだけ使わせてもらって買わなかったんだけど、翌日にまた行って買ってしまったのがSELETTIの金継ぎマグカップとお皿。それくらい強烈なデザインだった。日本の伝統芸の金継ぎをイタリアンが再解釈するとこうなる、という。金の部分は24金とあります。

 

 

SELETTIのウェブサイト、強烈です、、、。ちょっと悪趣味?というか、なんというか、、、私はこういうの好きなんだな~。

 

 

ki-nt-su-giシリーズ、面白すぎ。なれど旅先ゆえに荷物増やしたくなく、割れても面白くないんで買ったのは自分用にマグカップと茶碗みたいな深皿だけ。

 

ニューヨークに無傷で到着。で、家に着いて発見。外箱にしっかりと『メイド イン チャイナ』と表記してありました。

 

そっか、、、、別に中国製が嫌ってわけじゃなくて、旅で買うものは現地生産で現地の人が作るもののほうがいいじゃないですかー、、、。

 

 

最初は金を継いだように塗ってるだけの金継ぎへのオマージュ的な意味だけだろうと勘ぐってたけど、どうやらホントに継いでる、、、かな?かといって一品モノではなくある程度の量産をしてるってことは、継ぎあて部分は最初から計算して同じ形で揃えて生産してる?そんなことできるのかな?だってアメリカでも同じの売ってるネットショップがあるし。きっと中国の工場なら可能なのでしょう。

 

 

次に旅行する予定はないけど、ヨーロッパでは建築や美術、街並み探訪に集中し、買うものはチョコとか紅茶くらいですねぇ。分かっちゃいたけどつくづく実感。