チャイナタウンをゆっくり散策。コロナ勃発以来、避けていたエリアなんだけど。賑やかに活気が戻ってて嬉しい。

 
 
チャイナタウンに来たのは遊びに来たんじゃなく、昔通ってた歯医者さんに行くため。

国外でインプラントするリスクを実感

7年ほど前に前歯(いわゆる上10番)のインプラントした。マンハッタン中華街の激安歯科医院Mで。

激安とはいえ全く不都合ありません。決してヤブではない。インプラント必要とする歯は特に難しいケースでもなかったし。ただ、土日も開いてて、いつも混んでて患者のことをいちいち把握してないことが不満だっただけ。

 

今通う歯医者は韓国系歯科医Yさん。変えた理由は保険ネットワーク内の歯医者さんだから、保険がカバーする基本的な処置はほぼキャッシュレスなので便利。ネットワーク外のドクターだと、患者の全額先払いで、後から払い戻しなので。

 

去年秋ごろにYさんところで受けたクラウンやり直し治療のとき。仮歯を作るため歯型取っててパカッと外したら、隣のインプラントの歯がゴソッと一緒に取れた。

歯医者Yさん、色々試したけどピッタリ合うドライバーが無かったらしい。私に「インプラントした歯科医に電話してメーカー名とネジのサイズを聞いて」いわれたので、待合室から歯科医Mさんに電話して聞いた。結局、それと同じメーカーの部品が無いとかで応急処置してもらった。

 

多分この時点の決断がダメだった。ここですぐにインプラントした歯医者Mに戻って直してもらうべきだった。けど、その時は楽観視してた。そして、この時点で6年前だったからか私のカルテはギリギリ残ってたらしい。もっと後だったら何も分からなかったかも。

 

それから数か月、どうも歯茎に不愉快な感覚残って気持ち悪かった。グラグラするということはないはずなのに、微妙に根元の歯茎にグラグラ感をずっと感じてしまう。新しいクラウンが合ってないのかと思ってた。翌年の定期健診(年2回は保険が利いて無料)のときに直してもらおうと思ってた。ここが二番目の間違い。クラウンは原因じゃなく、となりのインプラントがしっかり固定されてないための不愉快さだったんでした。ぐずぐず我慢せずに歯医者に行くべきだった。

 

その間に感染が広まってた。

 

2022年3月、最初の半定期チェックアップ。クラウンして7か月は経った頃。レントゲンでクラウンあたりに黒い影がみえて感染確定。クラウンか、インプラント?どちらの歯が原因か分からない。私が訴える、グラグラするような気持ち悪さがどこから来るのか確定しない。クラウンをやり直すかインプラントか?という案になり、セカンドオピニオンを取りに専門医Rへ紹介状をもらい、アポ取る。

 

怠け者の私はここから一か月半くらい放置。(日本へ帰省してたんで、、、)

 

専門医Rさんに行って口内を開けてチェックしたら、インプラントの歯、手で引っ張っただけで抜けた。感染してて膿が溜まってたし。Rさん、私の歯科医Yに連絡してインプラントの情報を聞いて、いろいろ試すもピッタリしたドライバー、ここにも置いてない。応急処置でくっつけた。膿も潰した。抗生物質の処方も。先月別の症状で泌尿器科かかって抗生物質飲んでるので、今すぐ服用せず、また膿がでて歯茎がふくらんでくるの感じたら飲め、と。(つまり、即!クラウンした歯を抜いてしまってインプラントにせよ!ということ。)

「ここでもっと頑張ってインプラントがぴったり合うように直す。それでもダメなら最初にやったインプラント歯科医に戻ってやってもらうことになる。」と。

 

気の短い私は中華街の歯科医Мさんところに戻って事情を説明。だからこうやって中華街に来てるわけです。すると、もう7年前なせいかカルテが無い様子。もちろんマンモス歯科医、私のことを覚えてもいない。「見たところ、今はインプラントの歯はくっついている。他の歯科医がどうやってくっつけたか事情聞かないと何とも出来ない。一体何やったのか聞いてきて。もし、むりやり合わないドライバーでねじ込んで、穴が破損してるならもうコチラでやれることは無いよ!」と無情な回答。(診察代は取らなかった。)

 

 

つまり、

インプラントが緩むのはよくあること。だが、どのインプラント専門医でも直せるわけではない。すぐに締めないとそこから感染する。

インプラントのメーカーと部品の情報が必要。メーカー違うと部品に互換性が無い場合がある。

 

なので、歯医者はなるべく変えてはいけない!!!合うドライバーを入手するのを断念して応急処置をして済ませた歯医者Yさんにも怒りを向けたくなる。しかし、「なんか気持ち悪いなぁ~~~~」と感じてたのに即行動をとらなかった呑気な私はもっと悪い。クラウン入れた後、すぐに歯科医に行って主張すべきだったなぁ。

 

これがもし日本へ帰国後だったら、、、、?想像するだけで恐ろしい。まさか緩んでくるとは想像だにしなかった。

 

それにしても久々に行ったチャイナタウン。せっかくだから台湾発のお茶屋さん『一芳』で休憩。

 

 

ヤクルト緑茶を注文したけど、味は、、、うーん、、、まさに苦味の少ない緑茶にヤクルト交ぜた感じ。二度と飲む気になれないっていうか、、、。