いまのところ一番好きなクロワッサンがPrinciの。ミッドタウン店がコロナ禍で閉店して、12丁目7番街のスタバまで行かないと買えないんで週一回行ければいいほう。

 

 

ここはチェルシーマーケット隣りのスタバロースタリーと違って、かなりローカル度高し。

 

 

プリンチのクロワッサン。ジュワジュワ(?)と下の生地ほうにバターがしみてて、表の皮?はサクサクなので食べるときはペーパーナフキンを敷いてないとフワフワしたパンくずが散乱する厄介な点はあるとはいえど私の最高の好物。コレが食べられなくなるなら日本へ帰国するのが辛いくらい。スタバ・リザーブのある銀座に住むならともかく。

 

ここのクロワッサン・サンドイッチは全て何らかの肉入り。なのでプレーンなクロワッサンをテイクアウトするだけ。そう、テイクアウト。最近の物価高で、友達連れでお喋り目的以外でふらりとコーヒー休憩する出費は勿体ない。それに最近の飲食店のトイレは男女兼用で気持ち悪くて使いたくない。長居は無用!さっさと帰宅してからお気に入りの(インスタント)コーヒーで食べるのです。

 

 

美味しそうなんだけどね。プリンチ50丁目店は卵やサーモンのサンド作ってたのに、コロナ禍でかなり早くに閉店してしまった。

 

 

プリンチのグッズはちょっと気が利いてるけど、コーヒー豆以外の雑貨はぜーんぶ中国製。日本のスタバもそうだったんで驚いた。美濃焼、備前焼、、、等々、日本産の食器が普通に安価でスーパーでも売ってる日本はある意味素晴らしい。凄いです。

 

 

 

クロワッサンのこだわり、、、。こんな味オンチな私ながらも色々ある。

 

最初は18歳のときのアンデルセン。

田舎の地方から神戸の某大学へ入って女子寮みたいなところに引っ越してきました。そのとき近所にあったアンデルセンのクロワッサンにカルチャーショックを受けたのが最初。バブル前の地元にアンデルセンなんて洒落たパン屋なんてなかったから。バターたっぷり風味のプリンチのクロワッサンを初めて食べたとき、このアンデルセンのクロワッサン食べた味の記憶がよみがえったのでした。

 

でももう30年以上前の体験。本当にそんな味だったか、、かなり怪しい。そんなわけで最近になって日本帰省時にデパ地下でアンデルセンのクロワッサンを買ってみたけど当時感じた味と同じに感じず拍子抜け。田舎の高校生が瀟洒な街に引っ越して阪急沿線の大学生活始めた矢先に、近所に本格的なベーカリーあってクロワッサンを買うって行為自体が特別なことだったんだなぁ。その当時のハイな記憶が美化して固定してただけかもしれない。

 

第二がCITY BAKERY。

CITY BAKERYのプレッツエル・クロワッサンも衝撃だった。もう画期的なクロワッサンで。朝、開店同時に行って焼きたてをゲットした日には幸せ過ぎてもう、、、。今となってはニューヨークの本家は廃業で、日本なら食べられるという皮肉な状況。なんでだろう?ライセンス契約?完全にレシピごと日本の商社が買収したんだろうか?正直、日本で食べる気はしない。日本に上陸した途端、本家より『やり過ぎ』してしまうのは日本式マーケティングの謎。オンラインでメニューみてもあのチェルシーの同じ店とは思えない変わりよう(=凝りよう)。ディーン&デルーカなんて本家ニューヨークの品ぞろえはチーズ以外はかなり大雑把だった。野菜コーナーはマジでお金持ちしか買えないような品揃えで。CITY BAKERYのマンハッタンでの復活、、、ないかなぁ??

 

そして最後はマリオットホテル。

職場の隣のマリオットホテルの朝食メニューのクロワッサンがプリンチにかなり似たバターたっぷりなのを発見したときは嬉しかったぁ、、。一時期早めに出社してテイクアウトによく通ったんだけど、ホテル内にスタバがテナント入居してしまいホテルの厨房では焼かなくなったのかメニューから消えてしまった。