下呂温泉へ。

 

私としては海の見える熱海、北陸方面に行きたかったけど、GWスタート前に終わる県民限定GOTOの割引を使わせてもらいたいので県内に絞ったわけです。更に80歳すぎた父に気晴らしさせたい目的なので色々考慮しないと。

 

ムスメの私、高速の運転は自信なし。電車の移動は2時間~3時間以内で、ということで下呂へ。

 

今回宿泊した宿はささら。

下呂温泉 紗々羅(ささら)|女性に人気の温泉宿、下呂の夜景を満喫(公式) (sasara.co.jp)

 

急なこともあり、積極的に下調べはせずJTBで決めてもらっただけ。県民GOTOを使うには旅行代理店を通さないといけないとかなので、イオン内にあるJTBで希望の日時に空いてるなかで母が今まで泊まったことない宿ってことで。

 

下呂駅からタクシー。お代は旅館持ちです。

 

 

結果、良かったです。女性をターゲットにしたという、かなり中途半端な欧風の山小屋風インテリアなのはおいといて。場所は繁華街から離れてるんで、浴衣着て外をそぞろ歩く、、、って事は出来ないし、そもそも小雨降ってるしで部屋で読書して過ごします。老いたといえ父は読書好きなのが救いです。

 

お部屋は狭いなぁ、、、。この空間だけは手を付けてなのか純和風。浴衣を選べるサービスあるんですが、昨今流行りの若い子向けの派手派手しい柄ばかり。アラフィフ婆に似合うはけもなく辞退です。外出歩かないし。

 

雨降っててする事がありませんので、読書する親を放っておいて一人で地下にある岩盤浴を予約してスッキリ汗かいてきました。

 

 

良かったというのは、部屋食。加えて、部屋に露天風呂が付いてる点。父はチェックインしてからチェックアウトまで部屋を出ることはありませんでした。お部屋係さんはベトナム出身の女性。布団の上げ下げもベトナム人の若い男性。これって特殊技能研修生のする仕事なんだろうか、、、?どこの宿泊施設も外国人さんの働き手を要してるんでしょう。

 

 

飛騨牛コースですが、私だけは魚に替えていただきました。

 

 

80過ぎてからの父は覇気がごっそり抜けてしまった。念願の道後温泉に行ったときなんて、「ワシ、行きたない!」といって頑なに道後温泉には入らず、旅館内の露天風呂で済ましてたし。(現役時代に旅行で何度も行ってることもありますが、、、)

 

去年泊まった熱海のホテルでは、レストランで夕食中に酔った父がちょっとした話題で機嫌を損ねて大声出してゴネてしまい、なだめるのに往生したので。巨大リゾートホテルだったせいで、大浴場行くのも道に迷いそうになるし、父が男湯から出てくるまで私と母はハラハラして男湯の外で待ってるしかなく、、。

 

これから父を連れていくなら露天風呂付き部屋の宿に限る!と母。

 

あと何回、父と旅行できるか、、、、もう腹くくって親の『老い』にとことん付き合う覚悟できてるけど。、、、、いや、このあとで介護地獄が待ってるんだろうなぁ。