9番街をバスターミナルへ向かっていると、ちょっといい感じのコーヒーショップを見かけたので入ってみたら、

 

 

アボガド・トースト、パンケーキ、ベーグルトースト、、、などなど今風のメニューは当然おさえてあって、さらにギリシャ風メニューが揃ってる。

特にデザートを見てみると、歯が溶けそうな砂糖シロップが浸み込んでベタベタしたパイがずらり、、、。でもティラミスもあるという隙のなさ。

 

なんと、レインボーベーグルも仕入れてる!コロナ勃発以前にちょっとのあいだ大ブームだった、あの虹色ベーグル!!!

たしかブルックリンだかダウンタウンの元祖レインボーベーグル売り出したお店まで行かないと売ってないものかと思ってたし、そこまでして食べるものでもなかろう、と。写真みてるだけで十分で。

 

朝7時半。3個あった。早起きは三文の得。

 

 

職場のデスクで早弁。デスクがグッと派手に見えてしまう、、、。分散出勤で週2日だけのオフィスワークで木曜は特に少ない日なんで、誰も見てないのがちょっと寂しい。

 

要はパン生地に自然由来の色粉を混ぜてるだけらしいんで、味はプレーン。ほんと、目で楽しむだけの珍種ベーグル。豆腐スプレッドなので胃にそんなにもたれない。

 

そういえばチョコレート・マーブル・ベーグルなんてあっても良さそうだけど見たことない。(日本のパン屋さんなら作りそう、、、餡子スプレッドとか?) 当たり前だけど低糖質ベーグルもあり得ない。

 

ニューヨーク住まい、そろそろ10ウン年になるけど、変りダネなベーグルってぜーんぜん見かけない。私も朝普通にお腹空いてるならセサミベーグルにトーストしてバターで十分に罪悪感たっぷりの朝食で大満足だし。年に一回もない、ちょっとハイな週末ならストロベリークリームチーズ塗ってもらうか、LOXサーモンにクリームチーズで。ベーグルはそれでいいのです。茹で卵マッシュしてマヨネーズ和えたの挟むのも定番だけど、私はその組み合わせなら別々で食べたいほう。間違ってもベーグルにアボカドをサンドしちゃいけないのだ。

 

そしてベーグル作りはかなりの重労働。ここじゃないけど、別の地区にある大行列のベーグル屋さんに行ったことある。レジの奥まったところにキッチンがあり、またその奥の暗い倉庫みたいな場所で老齢の痩せた黒人男性が巨大な釜でベーグルを茹でてかき混ぜているのが見えた。レジ、注文受けてサンドイッチ作る表側の調理場スタッフはみんな若い白人で。このオジサン、夏でもここでベーグルをかき混ぜてる仕事をしてるわけで。(もちろん、昼前にはもう仕事終わって帰ってるんでしょうけどね。)まぁ、この辺りはキッチンの裏方はどこでもそんな光景ではあるんでしょうけど。