ドリス・ヴァン・ノッテンといえば超ハイブランドで雲の上の存在。

カラフルなエスニック調の色使いの華麗なドレス、でも、たまにロック魂も垣間見えるというか、、、。ブランドの名のまま、ドリス本人さんが現役でブランド運営してる。ケンゾー、ジルサンダーみたいに、創業デザイナーが去ったり死去したりして別の雇われデザイナーの力で存続してるってファッション界の常識がとても胡散くさいと思ってしまう私には好ましく思えてしまう。でも私には身分不相応な領域、、、。

 

そんなドリス、一目で惹かれてしまったワンピースがコレ。おねだんは、、1375米ドル(税別)、、、、。

ニューヨークの消費税8.875%足すと、日本円でだいたい16万円かな。さらに私の場合、袖の直しが必要。10月に買ったkapitalのナイロンベストで既に清水飛び下り済みなんでヘソクリは干上がってる。

 

 

でも、、、更なる清水飛びでポチ。私はお金が貯まらないように出来てるんだ、、、。SAKS FIFTHデパートのオンラインショップで。

一応、アメックスカード特典で50ドルのキャッシュバック。自分へのお年玉として年末に買ったんだけど、送り先を隣の州にある職場にして消費税浮かす。オミクロン騒ぎでフルリモート期間が延び、2月1日にやっと通勤再開できて開封。

 

なんじゃこりゃ?

 

 

シルク100%。包装袋に入ってる中身は予想以上にペラペラぺったんこ。

 

そうなのです。右肩全体はオーガンジーの別布が縫い付けてあるものと思いこんでたのはナント!そこは精巧な3D風のプリントなんでした。これってトリックアートってやつ?ネットで商品写真を舐めるように眺めてたはずなのに気づかなかった。

 

こんな重要なデザインのキモを勘違いして買う人はそうそういないかも、、、、、。写真からだとリアルに別布飾りに見えるけど、実物を目の前で見るといかにもプリント柄。目が騙されること絶対ないくらい明確にハッキリとプリント。あぁ、だからオンライン買いは気をつけなきゃ、、、SAKSショップの商品ページ、モデル着例動画、なかった、そういえば。

 

 

肩の後ろ見頃と背中の切り替えがかなりピッタリ合ってる。だとすると、デザインに合わせて型紙とれるよう柄の配置が計算されて特注された布地で、これまた縫い代合うように型紙から切り出して縫製してるってこと?そんな手間かかってるなら1300ドルしてもおかしくないかも。

 

面白ーい。想定外ながらも満足度100%。ホントにオーガンジーの飾り縫い付けてたらハレの日のお出かけにしか着れないけど、これならちょっとしたコーヒータイムのお出かけ程度でも着れるし。

 

右肩全体のプリントの印象が強いんで、胸元にアクセサリー要らない。胸元にアクセントを作るためだけにゴールドネックレスとかペンダントをブラブラつけるってコーデが嫌いなんで都合がいい。

 

黒がベースって落ち着く、、、やっぱり。顔映りの良くない黒は卒業しようとして、じゃ、何色にする?って店に行くと、グレー、紺や深い緑に目が向いてる。もともと黒好きな性質が、いきなり華々しいピンクやオレンジのドレスに目が向くわけないんでした。同時にチェックしていたフィリップ・リムの花柄プリントのドレスがいきなりマダムっぽく見えてきて興味が一気に消えたくらい。

 

さっそく今週末に約束があるので着てゆくかな。