40代になってジーンズは履かなくなりました。

もともと好きじゃないこともあるけど、決定的に似合わないんで。オフィスの金曜のカジュアルデーでも頑なにジーンズから逃げてます。
 
海外(ぶっちゃけ白人の)のシニア年齢ファッショニスタさん、颯爽とジーンズのコーデ披露してますね。背筋が伸びて丸いグラマラスなお尻、細くはなくても真っ直ぐ長〜い脚にストレートジーンズ。そこに更にロングブーツ。
 
それに比べて私、昭和のおばさん。鏡に映るは、まさに時代劇の岡っ引き、、、。しょうがないよね、着物の国の日本人なんだから。
 

岡山発ブランド、KAPITAL

ジーンズは鬼門!と学んだくせに、妙~~に自分の好みのツボにハマるジーンズを見つけてしまった。ま、オーバーオールだからジーンズというにはちょいと反則。
 
 
 
カンフー・オーバーオールという名前の通り、チャイナ風ボタンの可愛さに一撃でやられてしまいました。
 
キャピタルっていう岡山発のブランド。聞いたことないけど、ブルックリンの有名なセレクトショップ、BIRD BROOKLYNのお眼鏡にかなったんだから相当知られたとこ?直営サイト覗くとかなり独特な和とヒッピー、そしてロックが混ざった骨太なセンス。好きだなぁ。素材は天然多しで、なんとなく45RPM(*買ったことない)に似てるような、、、。
 
そりゃ、そもそもファッション通じゃないとはいえ、それでも一回も聞いたことも見かけたこともないブランドです。KAPITALって。
 
 
悩みました。だって400ドル。四万円ちょい。部屋着には贅沢すぎ、、、。今シーズンのじゃなさそうなのにセールにならない。日本の直営サイトで売ってる同じタイプは色が前身ごろと後ろ見ごろが違って好みじゃない。(でも半額だ、、、。いやいや、このブルーがいいのだ!)
 
それに加えてBIRDショップの商品ページの着用モデルさんが10頭身(以上)の小顔の黒人さん。私が着るのに全くイメージわかなかったこともあって。諦めがたくググって他の着用例見つけて何となくイメージ出来てきたんで、いいかもってポチ。
 
届いてみたら、写真で判断できたとおり柔らかめな薄地。冬に出かけるには寒すぎるくらい。いい感じに生地がスルっと落ちてスッキリ見えます。チビの私には裾切りかロールアップ。裾ロールアップすると、丸めたことで下に引っ張られるのか全体に縦しわがでて更に細見えしてる、、、気がする。
 
もう、部屋着として最高に快適。リラックス〜〜。ブカブカしてるんでテレビ体操やストレッチも着たまま出来る。
 
着てみて気づいたのですが、このオーバーオール、金具が一つも使われてない。例外は脇下にスナップボタン一個あるだけ。普通のオーバーオールの肩紐に付いてる長さ調節の金具がないんです。あのカチャカチャする金具の存在が服を外に出かけるアウトドアウェアにしちゃうのかも。
 
黒のロングカーディガンとかで合わせて出掛けられそう。
 
 
たぶん夏までコロナワクチン打つ順番は回ってこなさそうなので、初夏まで自宅ワーク確実。そのあいだガッツリ毎日着たおすつもりで。もう去年の秋からずっと毎日毎日GAPのパーカーと短パン着続けて飽き飽き。(去年買ったマルジェラのパーカーは勿体無いんでお出かけ用。)
 
それにしても、この買う前の物欲が高揚した心理状態、『あ~、欲しい!どうしても欲しい~』、というどうしようもない苛立ちというか興奮、執着心?どうやったら消せるんだろう、、、。ここで諦める心理療法知ってたら、年間50万くらい余分に貯まってそう。
 
今回の買い物で気づきました。アジア系モデルさんが着用してる写真だと購入意思が高まるんです。だからSSENSEサイトで見るSACAIの服はお人形さんみたいなアジア人モデルに着せてるので、なんとなく着たくなる。そして、バーグドルフ・グッドマンのサイトで服を眺めるのも好き。すらりとした長身モデルさんばかりだけど、首から上がカットされてるからかも。
COSとかユニクロは多様な人種のモデルを採用しているとはいえ、ムッツリしたというか、ボーっとした若いモデルが着てるのは何だかね、、、。ラグジュリーブランドだと、白人モデルさんか虚ろな表情でなんらかのブランド世界観をだしてるのが付いていけないし。もちろんラグジュリーな世界、そうそう簡単に庶民との親和感だすわけないか。