2018年12月中旬にニューヨークからヘルシンキ経由で成田へ飛びました。理由は一番安かったから。(エアカナダ、中国系エアライン選ぶのは問題外なので。)チケットは半年くらい前にフィンエアーウェブサイトから1150ドルくらいで購入。

 

結論:乗り換え時間の長さが気にならないなら安くてお勧め

結論から書くと、一回くらいなら体験してよかったフライトです。基本、お勧めしないかな。他の日系、米系のチケットが2000ドル以上して、フィンエアーの料金が1200ドル以下の状態が今年も続くなら、また2019年の年末に乗るかもしれませんが。

 

乗り換え時間が長すぎ。

日にちにゆとりがある学生さんならいいけど、乗り換え時間が長すぎ、イコール、有休が減るわけです。行きはヘルシンキ8時間、さらに帰りは23時間の乗り換え待え(ホテル一泊)です。

ただ、成田には午前10時に到着。その日から遊べます。直行便でも夕方や夜に羽田到着するフライトだと、その日はホテルに泊まって寝るだけ。私は午前到着がいいです。

 

もしヘルシンキの乗り換え時間が3,4時間なら一押しするか?というと、そういうわけでもありません。ヘルシンキ空港はそもそも乗り換え便がメイン。乗り換え客用ゲートの長蛇の列が半端ない。幸い、行きのニューヨークからの便は朝8時ごろ着いたので空いてましたが、帰りの名古屋からの便は15時到着で、乗り換え口は狭い通路に何重もの列で溢れてるのを目の当たりにしました。これなら素直にヘルシンキに一旦入国して市内観光してくるか、一泊したほうがマシ。

 

フィンエアー成田行きの便のゲートの場所がこれまた不便で、、、。

ゲート50で、ショップの並ぶメインのゲートからはすこし離れたところで、プレハブというか安っぽい感じ。待合室は充電したくてもコンセント無し、トイレも遠いです。私は座る場所さえ見つからなかった。ここからバスに乗って飛行機が駐機してるエリアに向かうというわけ。名古屋行きも大阪行きもこんな感じなのかは分からないけど。

 

長い待ち時間だけあって、ターミナル内は快適

ヘルシンキ空港内、ターミナル2しか知らないけど、オシャレです。

ヘルシンキ料理が楽しめるレストラン、オシャレそうなカフェ、マリメッコのお店、ムーミン雑貨、などなど。

 

トナカイの毛皮、、、?誰が買う?

 

最初に降り立ったときはウキウキしていろいろ見て回って楽しかった。帰りにまた寄ったときは「もういいかぁ、、、」 です。チラ見しただけ。日本で数年前に騒がれた中国人の爆買いが減ったのも納得。最初だけやたらハイになれるんです。2回目になればもう冷めてくるって。

スマフォの充電できる、コンセント付いてるシートある辺りが超混雑してた。それにコンセントが日本、アメリカの規格と違うので変換アダプター必携ということをスッカリ忘れてて大失敗でした。(最後にヨーロッパの空を飛んだのは10年以上前でして、、、)

私が無料で入れるラウンジが数か所あって、ここでワイン、軽食とれたのは良かった。(ラウンジ体験記事へ

 

チェックイン前に座席指定は有料。

私は絶対に通路側に座りたい。事前にオンラインで座席指定すると通路側だと28.38ドル チャージされます。24時間前のオンラインでのチェックイン開始からは無料です。 4フライト全部を事前に指定すると100ドル超えてしまう。もったいないので復路だけは1月の最初の日曜なので満席だろうと予想して指定しとくことにして、往路はそんなことなかろう、24時間前のチェックイン時まで待っても通路は取れると予想して指定せず。

 

チェックイン受け付け開始3時間前。

まだ搭乗時間24時間前までには3時間あり。それでも何気にパソコンからフィンエアのウェブサイトでログインして、座席選択ページを覗いてみたところ、通路席、窓席、真ん中席の値段が消えてます。ほー、すでにニューヨーク~ヘルシンキ間の便は無料で席が選べてました。満席じゃなくて3列続きでまるまる開いてるところも!私みたいに直前まで無料で席確保を狙ってる客、多いのでしょう。難なく通路側を押さえましたよ。

ついでにここで機内食をベジタリアン食に指定も。

 

これならヘルシンキ~成田間の席もこの調子で無料で取れるかも、ってことでマメにウェブサイトをチェックすることに。少々遅れてスマフォからアクセスしたものの難なく通路座席空いてました。ラッキーでした。

帰りは乗り継ぎが23時間空くからホテルに泊まる。ホテル代に180ドル払ったのだから節約できるとこはしなきゃ。

 

キャビン内は歩き回れない狭さ

座席のシートピッチは155センチの私には普通に快適。北欧の大柄な男性が前の席だと遠慮なく思いきりシート倒されます。それでいいよね、、、エコノミーなんだし。

トイレ通路は劇狭。いままで乗った中で一番狭い!デルタだとエコノミー席の真ん中あたりに付いてるトイレの辺りには通路を左右に横切れる狭い通り道があって、そこでストレッチなんてできたけど、フィンエアー機内は右通路~左通路を行き来したければ最後尾まで行かないとダメそう。(最後尾まで歩いて確かめてないのですが)

座席やシートピッチは頑張ってなるべく削らなかったんだから、客はずっと座っていなさい、ということね。

騒音は予想より低め。翼の近くの席だったせいかも?。ノイズキャンセリング・ヘッドフォン使わなくてもなんとか大丈夫かも。

 

 

機内食はベジタリアン

食事の配膳からコーヒータイム、食器トレーの引き上げまでの時間がゆったりしてます。

成田に着いたら美味しいもの食べるんだい!と思ってるので機内食は抜いてもいいとおもってるので期待してもいなかった。

でもなかなか美味しかったんで食べてしまった。フムスを出されたのは初めてです。

 

成田の離陸前に出されたものはポテトケーキ?美味しかったです。

復路の名古屋~ヘルシンキ~ニューヨークで出された食事はガクッと質が落ち、貧弱でしたね。それにベジタリアン食のリクエストするの忘れてて、メインは肉のみ。メインは辞退して、パンとサラダ、ケーキだけのコールドミールだけ頂きました。ヨーロッパ便だとなぜかワインを飲みたくなる私。味分からないのに赤ワインを頂きます。

 

座席でUSB充電は期待しない

そもそも私の座るエコノミー席はUSB充電ポート付いてないよね、と思って搭乗してますから。しかし、ヘルシンキ~成田間だけ付いてました!ラッキー!、、、、と感激したいところだけどまずはテスト。案の定無反応です。試しに隣の席のUSBに差してみたら反応あり。ここ2,3年、USBポートが無反応な席に当たる確率多い。だから席に付いてるの見ても期待しないようになってしまいました。

機内映画で見れた日本映画

フィンエアーはあまり日本のマーケットを重視してないのかな?ってな印象です。

 

往路:

花戦さ

オーバードライブ

家族はつらいよ

 

復路:

泥棒役者

家族はつらいよ

オーバードライブ

 

9~10時間のフライト時間なので5,6本の中から選びたいところ。中国、韓国映画も同じくらいのラインナップ。さすがスウェーデンはじめ北欧の映画も多め。でも着いたら昼で遊びにいくから何本も観ずに寝ておくのがよさそう。

 

成田到着

日曜の朝10時に成田到着。日本人パスポートだから入国は自動。でも、スタンプ押してもらうことは忘れずに。さっさと上野まででて地下鉄でホテルに向かう。それでもまだ12時前。ニューヨーク出発したのは二日前の金曜17時45分。その日は有休を一日取ったけど、午前中は休まなくても良かった。

午後の予定はしっかり入れてて東京ステイを満喫予定。