月曜日は、午前中にボイトレに行って、夜はジムに行った。そのあと、ロイヤルホストで、友達と閉店時間の11時近くまでFP3級の勉強をした。

 

疲れた一日だった。

 

+++

 

上達もしないが、毎日Duolingoで英語の勉強をしている。ときどき、キャンペーンでAIとの英会話が無料でできるときがある。毎回チャレンジはするが、自分の英語の下手さ加減にうんざりする。

 

「カラオケでは、どんな曲を歌いますか?」と聞かれたので、「日本の古い歌謡曲」と答えたら「それはユニークな選択ですね。」という返事だった。

 

ユニークかあ?日本の古い歌謡曲が?

 

あとで、文字起こしをしたセリフを見てみたら、俺はJapanese old songsって言ったつもりだったのに、向こうにはJapanese horror songsと聞こえたらしい。そりゃあ、ユニークな選択ですねって言われるよ。俺は発音が致命的に下手だ。

 

+++

 

そして、火曜日は朝から実家に帰った。実家についてすぐ水道の元栓を開けに行く。

 

以前は水道の元栓を閉めることなどなかったのだが、一度、水道管を凍らせて、破裂させ、家を水浸しにしたことがあり、それ以来、長野の実家を出る前に水道の元栓を閉めるようにしている。

 

もう夏前なので水道管が凍ることは絶対にないが、屋外にある水道の蛇口を誰かが勝手に開放してしまうことも、可能性としては考えられるので、実家に帰った時と実家から出るときには、水道の元栓を開けたり閉めたりしている。

 

今回、家に帰ったら、その水道の元栓までの通路が、管理しきれていない庭木の枝でふさがれていた。それで頭にきて、剪定鋏で、邪魔をしている庭木の枝をガンガン切り捨てた。

 

そしたら、そこに姉が来た。姉と実家にある母の衣類の始末をすることにしていたのだった。

 

「玄関の庭木の枝も屋根を超えている。あのまま秋になると落ち葉で雨どいが詰まるから、今のうちに切った方がいい。」と言う。

 

剪定鋏を使って、枝を切り捨てることにしたが、屋根を超えるような枝には全然歯が立たなかった。それで、のこぎりを持ってきて切る。

「上の方だけ切ればいいよ。」そう姉は言うが、のこぎりで切るなら、地上に近い位置で切った方が楽だ。

「あの枝も、道路にはみ出すから切った方がいい。」「それから、あの枝も。」

かなりの枝を切り落とした。

 

+++

 

切り落とした枝は1.5メートルずつに、これまたのこぎりを使って裁断する。

そして、姉の車に積み込んだ。姉が焼却場に運んでくれた。

 

+++

 

その間に、俺は本来予定していた、母親の衣類を整理するという仕事を開始する。

各部屋のタンスから、母親の衣類を運び出し、一室にまとめる。

 

服は名古屋から持ってきた袋に詰めて、名古屋でリサイクルショップに売りに行く予定だった。

 

名古屋から持ってきた袋は、いっぱいにすると上に座れるくらい大きい。母親の衣類は、この巨大な袋で2袋分くらい。マックスで4袋だろうなあ、と見込んでいた。

 

+++

 

焼却場から帰ってきた姉と、いろんな部屋から母親の衣類を集める。

「母が服を買いたいというから、店に連れて行くと、10万円もするような服を平気で買ってしまう。」と姉がこぼす。「私が死んだら、あなたが着なさい、なんて言うけれど、古くてもう着られない。」のだそうだ。

 

集めた服から、俺がハンガーを外す。ジャケットのなかにスカートがかかっている。ハンガーから外すのが、めんどくさい。

 

そして、姉が売るものと捨てるものとを分けていく。捨てるものは、巨大なコメ袋に突っ込み、売るものは、俺が持ってきた巨大な袋のなかに畳んでいく。

 

たちまち、巨大な袋もコメ袋も4袋ともいっぱいになった。それでも、まだ母親の服が出てくる。どうも、母は服を捨てるということができない人だったらしい。確かに、そういう人は男でも女でも、意外といる。

 

+++

 

さらに、俺は使う予定のなかった巨大な袋を車から2袋を持ってくる。母親の服は、確かに生地や染めの凝った技法を見ると高そうではある。でも管理が不十分で、シミや虫食いのあとがある生地もあった。そういうものは、コメ袋に突っ込んで捨てることにする。

 

そろそろ終わりかな、と思ったら、姉が「もう一つ、別室にもタンスがある。」と言う。「もういいよ。袋ももうほぼないし。今日はここまでにしよう。」

 

すっかり疲れた俺が言うと、「今日のうちに、服だけはまとめよう。」と姉はあくまで前向き。

 

「そんなタンスに、服なんて入っていないと思うよ。」俺は言ったが、姉がそのタンスを開けたら、タンスいっぱいに、母親の服がぶら下がっていた。そして引き出しには、俺の記憶にもあまりない、俺のパジャマが畳んで入っていた。

 

「まじかあ。」

また運んで、袋に詰めた。もうほとんどスペースがなかったので、ほとんどはコメ袋に押し込んだ。

 

このコメ袋にいれた衣類は、姉がまた焼却場に運んでくれる。

 

+++

 

夜は、近くの温泉に入って、姉が昼食用に作ってくれたものを夕食として食べた。それまで食べている時間がなかったからだ。

 

+++

 

実家には、本も大量にある。日曜日に、俺が依頼していた出張買取の人が査定に来ることになっていた。家には、祖父が集めた美術書や、母親が集めた美術書があるが、俺はすべて売るつもりだった。

 

「箱詰めしなくていいそうだから、本棚にあるものをそのまま見てもらう。」

そう姉に話したら、「よくわからない人を家にあげない方がいい。」と言う。

「でも、本棚まで来てもらわないと、どんな本かわからないじゃん。」

「来てもらわないように、玄関に積んでおけばいいのよ。」

 

どうして、こんな、めんどくさいことを思いつくのか、俺には理解ができない。

 

+++

 

翌日は、朝から俺がいらないと思った本を玄関に運ぶ。美術書や歴史の本が多いが、俺には興味がないものばかりだ。

 

そして、本も、うんざりするくらいある。古典全集なんてものもあった。

 

そのうちに姉が来た。俺が捨てようとしていた本を姉が見つけて、「これは捨ててはだめ。」という。

 

その本には、祖父が、藝大に通っていた時に関東大震災に遭って、そしてどのように行動したのかが、記録されているのだという。

「そんなことってある?」

 

見せてもらったら、書生として暮らしていた祖父が、震災の後、避難する様子が描かれている。祖父のことを「珍しく、彼が怒った。」なんて書かれていて、すごく不思議な気がした。

 

午前中に、本を玄関に運ぶ仕事は終えるつもりだったが、昼過ぎまでかかった。疲れ果てて、また名古屋まで戻ってきた。

 

+++

 

翌日、名古屋にある服の買取センターに行って査定をしてもらった。全部で巨大な袋が7袋。

 

2時間後に、査定結果を聞きに行ったら「全部で2,500円」だった。たったそれだけなのか。袋代にもならない。いろいろでがっかりした。

 

+++

 

この日は、友達とまたオタイチポップワールドに行ってクレーンゲームをした。

 

動画を見てコツがわかっているはずなのに、2人ともなかなかうまくいかない。僕は早々に諦めた。俺にはクレーンゲームの才能がなかった。友達は頑張っていたが、それでも「普通に買った方がずっとまし。」だった。

 

+++

 

今はもっぱら、FP3級の勉強をしている。友達が本気すぎて、俺はドン引きだ。そして意外と難しい。

 

「6月初旬にFP3級終わったら、6月中に2級も受けるから。」

「ええ?やだ。」

俺も頑張って主張するが、無理やり勉強させられそうだ。

 

+++

 

「ナイト・エージェント」のシーズン1をすべて見終わった。

https://youtu.be/GMe2Rjn74kA

 

スパイからの電話がかかってくるのをずっと待っている男が主人公。

そして、初めて鳴った電話に出たのは、スパイではなく、その姪だった。スパイは殺されてしまったからだ。

 

このドラマが俺には今一つだったのは、この姪が賢くもないのに、すべてを自分で決めて、優秀な主人公を自分のやり方に巻き込むから。俺が主人公なら、途中で見捨てる。

 

彼女は暗号解読も、自分が解くと決めれば、ほかの人には手も出させない。素人なのに。そして、ピンチになると人頼み。強気なのにわきが甘い。傲慢さにうんざりした。

 

いやな女だなあ、とずっと思っていて、それで、夢中にはならなかったけれど、全体としてはいいドラマで面白かった。