高市人気で、自民党が圧勝した。過去最大の予算、アメリカへの巨額投資、軍事費の増大が見込まれるので、当然、円安になるはず。俺もそうなると見ていた。だから、選挙後、FXでかなりドルを買った。
ところが、159円台に迫っていたドルが、選挙後にはどんどんと値を落として一時期は152円台にまでなった。俺としてはどうしようもない。円高が更新されるたびに、銀行からお金を引き出して、追加証拠金をFXの会社に納めていた。しばらくの間、証拠金が100%を切ったからと新たな購入ができなかった。
しかし、その間もマスコミでは、さまざまな評論家たちが「高市のせいで円安になった。」と大騒ぎしていた。「じゃあ俺が毎朝、追加証拠金を納めているのはどうしてなんだよ。」と文句を言いたかった。彼らはいったい、何を見て「円安になった。」って言っていたんだろうなあ。
今週になって、ようやく、ドルの値が戻り始めて、少し円安に戻ってきた。それでも、選挙で自民党が勝ったときほどにまでは円安に戻っていない。だから俺はずっとマイナスを抱えたままだ。SNSは信用できないっていうけれど、そうじゃないマスコミだって信じられない。
マスコミの皆さんがいうとおり、いつかのタイミングで、円安になるかもしれない。俺もそう思って、ドルを買ったんだから。でもそんなの「関東大震災クラスの巨大地震が起きる。」と同じくらい、正しいけど、正しくない。今はまだ、「高市自民党が大勝したせいで円安に」なってない。むしろ円高になって、俺は損をしたままだ。
ただ、トータルの確定金額としては、FXで2月も1月に引き続きプラスになった。友達にも言われたけど、マイナスになって焦って損切することがなくなって、俺も少し成長したように思う。
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友達が「友達のお見舞いで一宮の病院に行ったら体調を崩した。悪寒がする。」とジムのトレーナーと話していた。俺は聞き流していたが、トレーナーが「それは、病院で悪い気を拾って来たのかもしれませんね。」と非科学的なことを言う。
以前、トレーナーは新幹線に乗っていたときに、突然、肩を刺されたような激痛に襲われて、うめき声をあげて泣いたのだという。痛みがその後もよくならない。それで霊能者に見てもらったら、関ヶ原の戦いで亡くなった方の亡霊に憑かれていると言われたそうで、お払いをしたら治ったのだという。
「なんで病院に行かずに、霊能者に見てもらったんだろう?」多少の疑問はあったけれど、「お払いって何するの?」と聞いてみた。
「鬼殺しっていうお酒を浴槽に入れて、そこに浸かってから、塩を体にかけるんですよ。」
「それで、お払いになるの?」
「柔道をしていた頃、ランニングがあって、いつもトップだったのに、ある日、本気でいつもどおりに走っていても最下位になってしまったことがあって、それもお払いしたら治りました。」
「まじかあ。俺も小学校の頃から足が遅くなったからなあ。これも霊のせいかもしれない。」
今でも覚えている。小5の正月の朝、5キロくらいのマラソンがあって、そのときに一緒に走った友達があまりに遅くて、彼を押しながら走っていた。そうしたら、そのあとから、俺自身が全く速く走れなくなったことを。
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家に帰ってから「鬼殺し」という酒を浴槽にいれて、浸かってみた。
俺は、今年になってから、まだ一滴もアルコールを口にしていない。「鬼殺し」なんて日本酒を買って帰ったら「まずは、身体の中の鬼を退治しよう。」と飲みだして、「こいつ、なかなか手ごわいな。もう少し飲んでやっつけよう。」なんて言って浴槽に入れず、全部飲んじゃうんじゃないかと、自分のことながら不安だった。でも、ちゃんと飲みもせずに浴槽に入れていた。
そして、浴槽から出たあと、伯方の塩を頭からかけて、シャワーで流した。心の中で、一応「悪霊退散」って言ってみた。
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翌朝、別に、速く走れるようになってなかったし、特段、身体も軽いとも思わなかったけれど、どこか爽やかな感じがした。
プラセボなんだとは思うけれど、健康にいいような気がした。
それで、別の日にももう1回やってみた。一宮の病院で悪い気を拾って来たという友達から、LINEで仕事の連絡が来た時に「俺、これから鬼殺し風呂に入るから、しばらく、連絡無理。」と書いて送ったら、爆笑のマークが送られてきた。
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事業を売る話は、不動産の仲介業者が「来週初めにオーナーの意見を聞いた結果を連絡します。」と言ったきり、2週間も経つのに連絡をよこさない。
この事業を始める前から、フランチャイザーだけでなく、この仲介業者にも痛い目に遭っていた。やたらと不安になるようなことを言う割に、仕事が遅い使えない業者だった。
それでも進められるところは進めているが、本当に事業を移転できるのかという大元部分が、未だにグレーなままだ。
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勉強はもういろいろとすっかり嫌気がさして、Duolingoで英語の勉強をしているくらい。いつか本気でまた勉強する日まで、もう少し時間がかかりそうだ。
Duolinngoは、毎週、新しくなるリーグで、ダントツの1位をキープしている。
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映画「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」を、ジムのトレーナーに勧められて見た。
俺はシェフというのは、基本的に食べるのが大好きで、健康なんかどうでもいいって人がなる職業だと勝手に思っているので、この主人公の肥満体がシェフとして気に入った。
でも、このシェフの元恋人役が、スカーレット・ヨハンソンだと分かったときは「ふざけんな。」と思わず文句を言ってしまった。まあ、これに関しては確かに俺が間違っていた。人を外見で判断するなんて、ばかげた話だから。
ストーリーは、レストランでシェフをしていた男が、どの料理をお客に出すかでオーナーと揉めてレストランをやめてしまうことから始まる。
そして、息子とフードトラックを始めることになる。この辺りは、別れた美人で金持ちの元妻が彼を後押ししてくれる。やたらとこのシェフは女にもてる。
どこか距離のあった息子もこのフードトラックに同乗し、絆が深まっていく。
なかなかいい映画で、他のことはともかく、料理に嘘がないところが気に入った。本当においしそうだった。いい映画だ。
