今週ボイトレに行った。発声練習を40分ほどした後に歌った。
発声練習のせいで、なんだか、しゃべるような感じで、全く無理をせず、普通に歌うことになった。
ちなみに僕のボイトレの先生は、先生自体がボイトレを受けていて、生徒でもある。とても科学的な発声法を学んでいて、精神論がない。解剖図を示して、あなたは舌骨のまわりが硬いんです、なんてことを説明してくれる。別に学歴至上主義ではないが、彼女は東京芸大出身だ。自分の舌骨の位置なんて、先生に聞いて初めて知った。
先生の言うように発声していると、喉の奥の方で、ピタ、ピタ、と音が聞こえる。「これが、声帯が閉じる音ですか?」「それは、のどちんこの音ですよ。声帯の音はさすがに聞こえません。」なるほどなあ。
その日は歌を普通にしゃべるように歌って、「歌った気がしないけどなあ。」って思っていたら、先生に、「今まで聞いたなかで最高でした!」と言われた。
自分では、何も頑張ってないのに、そういわれてキョトンとした。そして、そういうことなのか、と思った。今まで、僕は上手に歌うには、一生懸命歌うことが大切なんだと思っていた。でも、いろいろと教えてもらっているうちに、一生懸命に歌うことには、ほぼ意味がないことに気が付いた。恋愛と同じか。
今頃になって、学ぶことが、俺の人生は多いなあ。
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事業を売ることができたが、新しい事業者が、この場所で事業を行うには、新事業者と賃貸人の間で新たに賃貸借契約を結んでもらわなくてはならない。
それで、そのアポイントメントを取るためだけに、週の初めに不動産の仲介業者にアポイントを取り、会いに行った。
俺としては、ただ譲渡の話のアポイントを取りにいったつもりだったのに、「そもそもの解約通知がない。3月31日に解約するなら、11月中に言ってもらわなければ困る。」等々、45分間くらい、いろんなことを言われた。
そして最後に「私どもは仲介業者なので、貸主であるオーナーがどう判断するかはわからない。」なんてことを言われた。
ええ?結局オーナー次第なの?じゃあ、今までの45分間の話は、あなたの個人的意見だったのかよ。ぐったりした。
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そして、週末直前に、いよいよ不動産の仲介業者と、新事業主、それから僕の側との3者の話し合いが始まった。僕ではなく、僕の側と書いたのは、今回も、交渉下手な僕は外され、僕の友達が交渉することになったからだ。
そして、驚くほどスムーズに話し合いは進んだらしい。
あっさり、挨拶は終わり、好意的に貸主であるオーナーに譲渡について伝達されることになったという。俺はアポどりだけで45分間も文句を言われていたのに、話し合い自体は20分もかからなかったのだそうだ。
俺、マジで交渉が下手。でもまあ、とりあえず、挨拶が終わり、来週早々に貸主であるオーナーからの返事が来るという。それからは、本格的に契約の話に入っていく。いい返事を期待したい。
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この話し合いの朝、僕の体調は最悪だった。悪寒がずっとしていた。またインフルにかかったのかと思うほど、具合がわるかった。
友達が、熱がありそう、というので測ったら、37度4分だった。発熱しているという自覚はなかった。そして、友達が不動産の仲介業者と話している間に、薬を買って飲んだ。ものすごく汗が出た。
挨拶が順調に終わったことを聞いて嬉しかった。そのせいだろうか。夜には、熱が37度を下回るようになった。病気も精神的な影響が大きいような気がする。
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以前見たはずのナイト・マネージャーのシーズン1をまた全話見た。
見事なまでに内容を忘れていて、第1話から、新鮮な気持ちで見ることができた。
味方だと思っていたMI6は敵側。
初めて見たときは理解が足らなかったところが多かった。
敵側のローパーもとても魅力的で、たまに会うにはいい人だという気がした。
舞台は中東、スイス、イギリス等々様々な場所で展開する。
深く、面白い。失敗したら即死の罠を数限りなく潜り抜け、そして復讐を図る。
改めて、素晴らしく面白いドラマだった。
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タランティーノの「キル・ビル」もまた見た。
はじめて映画館で見たときには、激しい殺し合いにびくびくしたものだったが、この年になって見ると、タランティーノの遊び心が満載なことに気が付く。
日本に来ることを、おもちゃのような飛行機を使って表現したり、中途半端な日本感をだしたりするなど、監督が面白がって作っている。
ちょこっとみて、やめようと思っていたのに、最後まで見てしまった。おかげで、翌日は寝不足になった。

