月曜日はボイストレーニングに行った。今回も蜘蛛の糸を読んだ。犍陀多(かんだた)がぶら下がった糸が切れる劇的な場面、「ぷつりと糸が断(き)れました。」の読み方はどう読むのが正解なのか、先生に聞くと、正解はないが、読み方はたくさんあることを教えてもらった。

 

主観を交えて感情的に読んだり、客観的に平板に読んだり、講談調に読んだり、「ぷつりと、糸が、断れました」のように間をおいて読んだり、いろんな方法があるのだそうだ。

 

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火曜日は休みで、幼い頃からお世話になった知り合いの方に会いに三重県に行った。近鉄長島の駅から、車に乗せていただき、木曽川と長良川を結ぶ船頭平閘門を見に行った。

 

昔は水運が盛んで、この閘門を数多くの筏が利用したそうだが、今ではカヌーや、観光船しか利用はしていない。原理は単純だが、大掛かりな装置で、すごいものだと思った。それから、治水神社や三川公園なども見てきた。

 

今日はその知り合いの方が、奥さんとの結婚記念日だということで、奥さんとも一緒に昼から飲んだ。

 

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水曜日は職場の送別会だった。2次会が終わったのが11時30分で、俺はそれからまた飲みに行った。帰ったのは1時を過ぎていた。

 

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土曜日は、学習塾を経営しないかという人の話を聞いた。なかなか魅力的な話だったが、利益が出るのには5年ほどもかかるらしい。いろいろと考えさせられた。

 

夜は長野から職場の先輩たちが来て、また飲み会だった。この日も2次会が終わったときに10時30分を過ぎていて、それからまた飲みに行ったのだが、その店がすごく混んでいて、1時間くらいで帰ってきた。

 

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そして、今日の日曜日は、不動産販売のエージェントをしないかという話を聞きに行った。すごい年収の世界の話だったが、素人が行って使えるようになるまでには相当の時間がかかることもわかった。収益が大きくて、魅力的だったが、簡単には決断できない話だった。

 

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柴田ヨクサルの漫画「東島丹三郎は仮面ライダーになりたい」を今出ている12巻まで読み終わった。

小さい頃に見た仮面ライダーに憧れ、40歳になっても本気で仮面ライダーになるべく自分を律して育った主人公。どうなることかと思いながら読んでいたが、似たような仲間が次々と現れ、とうとうショッカーや怪人まで出てきてしまった。

 

いつの間にか、本当のヒーローに(仮面はお面だが)なって、怪人と戦っている。俺はこの漫画で初めて、電波人間タックルというヒロインがいたことを知った。タックルを演じた岡田京子さんという役者さんは17歳でこの役を演じ、27歳で亡くなったのだそうだ。

 

そもそもバッタの脚力を人間に植え付けて、仮面ライダーは誕生したそうだが、じゃあ、バイクいらないんじゃね?と俺は前から思っていたけれど、この漫画でもそのあたりの疑問は解決しないままであった。