TOEICの公式問題集にはCDが2枚付いてくる。

 

TOEICの勉強をするということで、今住んでいるアパート用と、実家用に2台のCDプレーヤーを購入した。それがまあ数年前の話だ。

 

そのうちの1台はパナソニックCD語学学習機SL-ES1-Wという、語学学習にこれ以上ないのではないかというようなネーミングのCDプレーヤー。

頭出しが得意で、たとえば75番目の問題を聴きたいと思った時には、数字をそのまま75と打ち込めば再生してくれる。

 

欠点は、プレイボタンが重くて反応が鈍いことで、「こんちくしょう」と心の中で思いながらボタンを押さないと動き出さない。語学学習では一時停止と再生ボタンはやたらと押すことになるが、ボタンが重くて勉強することがだんだん嫌になるというすごい特質を持っている。

 

もう1台の東芝TY-C300-NというCDプレーヤーも、頭出しは少しだけ得意。

75番目の問題を解きたいときには、10ずつ加算するボタンがあるので、それを7回押して、その後、先送りボタンを5回押すという作業をすることになる。それでもまあ75回先送りボタンを押すよりはましだろう。

 

どちらも、欠点は音飛びが激しいことで、ひどいときには、少し黙り込んだ後、その次の問題を再生したりする。

 

先日、東芝のCDプレーヤーで再生していた時、あまりにも音飛びが激しかったので、CDを確認してみた。それなりに丁寧に扱ったつもりだが、細かい傷が見えた。針の先で突いたような跡もあった。「これじゃあ、音飛びも仕方がないか。」

 

そう思って、再び聞き出したのだが、それでもひどすぎるので頭にきて、昔、母親が使っていたカセット付きのCDプレーヤーで再生してみた。

 

どこの国で作ったのかもわからないような知らないメーカーのラジカセだったが、再生したら非常にクリアに音が聞こえて、衝撃だった。東芝のCDプレーヤーでは決して再生できなかった問題も、きれいに聴くことができた。

 

同じことが、パナソニックのCDプレーヤーでも起きた。引き出しに放り込んであったおもちゃのような電池式のCDプレーヤーで再生してみたら、パナソニックのCDプレーヤーでは音飛びしてしまい、決して再生できなかった問題が、何の問題もなく再生できたのだ。

 

で、結論として、パナソニックと東芝のCDプレーヤーは高いだけで、まともな再生もできない、ただ値段が高いだけのぼったくり機械だった。それで燃えないゴミの日に捨ててしまった。確かに頭出しには今は苦労しているけれど、聞けないよりはずっとましだ。

 

反省を込めて、もう一生、パナソニックと東芝が出しているCDプレーヤーは買わないと心に決めた。俺の一生なんか、そんなに長くないだろうから、きっと全うできると思う。

 

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金曜日に、帰ろうとしていたら部下が来て「27日は誕生日ですよね。」という。「そうだよ。でも何で知ってるんだ?」「前に聞いたことがあるんで。これ、誕生日プレゼントです。いつも助けてもらっているので。」と言って大きな袋をくれた。

 

「ありがとう。」袋のなかには、大きなコーラのペットボトル2本と巨大なマシュマロ、ポテトチップスが入っていた。どれも俺の好きなものばかりだったが、改めて見たときに、「健康に悪いものばっかり、俺は好きなんだなあ。」と少し反省した。

 

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その日の夜は、飲みに行った。ほかの人の穴埋めで、上質な日本食のフルコースを食べた後、3軒ほどはしごして、2時頃に帰ってきた。

 

翌日の2日酔いは軽かったが、何もする気がわかず、いつものようにほとんど一日をベッドの上で過ごした。

 

俺は小さなころから寝ながら本を読む癖があったが、起きているのに寝る癖をつけていると、夜、深く眠れなくなるというお話を聞いて、少しそのときは反省したけれど、未だに映画を見るとか本を読むとかは寝ながらしている。

 

でもまあ、すごく眠れるので、特にどうってことはないけど。

 

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「持たざるものが全てを奪う HACKER」という映画を見た。

http://www.interfilm.co.jp/hacker/

この映画には基本的にハッカーは関係がなく、一人の善良な若者がなぜカード詐欺を始めたのか、詐欺グループの結成、そしてその崩壊に至るまでを描いている。

 

ストーリーはそれなりに面白く楽しめた。俺が主人公だったら、相当早くに足を洗って、稼いだお金で投資でもして優雅な生活を送るところだが、この主人公は行くところまで行く性格で、だからこそ「叔父さん」の目にも留まったのだろう。

 

俺は悪人になっても、決して大物にはなれないんだなあとこの映画を見ながら思った。