金曜日に飲みに行った。4軒お店をはしごして、3時頃に帰ってきた。最後はきっとラーメンを食べたのだろうけれど、その記憶はあいまいだ。
翌日の二日酔いはそんなにひどくなかったけれど、もう年なので睡眠不足の方が影響が大きい。立ち上がる気力がわかず、土曜日はずっとベッドの上で映画を見たり漫画を読んだりしていた。
健康のためにって金曜日以外はお酒を飲まなかったけれど、金曜日一日ですべてを台無しにしてしまった感じがする。
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ノルウェーの映画「ヘッド・ハンター」を見た。
https://youtu.be/U5lH4nosTzM
大金持ちのヘッド・ハンターが主人公。家も車も立派(ちなみに車はレクサス)。そしてきれいな奥さんがいる。ただ、その生活は、絵画を他人の家から盗み出すことで成り立たせていた。
この映画、すごく面白かったけれど、トラウマになりそうなシーンがあった。それは逃げ場を失った主人公が、トイレに逃げ込み、さらに口にトイレットペーパーの芯を口にくわえて、溜まった糞のなかに身を隠すというシーンだ。
もうこのシーンを見た後、何度も糞の夢を見て、よっぽどショックだったんだなあって思った。
でも、凄い映画だった。時が経った後、また見てみたい。そのときにどう思うか、楽しみな映画でもある。
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ブルース・ウィルスの映画「マーキュリー・ライジング」も見た。
https://youtu.be/P1JnIZ-F6TY
微妙に古い映画だった。何10億ドルをかけて作った暗号が、9歳で自閉症の男の子に破られてしまい、国の役人がその子を家族もろとも抹殺しようとする話。
暗号が破られるなんて話はよくある話で、世の中でこの子だけが破れるわけでもないだろうにと、話の前提に俺は疑問をもってしまい、あまり楽しめなかった。
それにしても、自閉症の子の演技がすごかった。こんなに大変なんだと映画を見て初めて理解した。そういう意味でいい映画だった。
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イタリアの映画「長い裏切りの短い物語」も見た。
https://youtu.be/eSkMLT_FkVk
南米のケマダ(ボリビアがモデルになっているらしい)にリチウムが豊富な塩湖があり、その塩の採掘権をイタリアの銀行が保有している。
その99年間の採掘権が切れてしまい、再び銀行が採掘権を得ることに全力を挙げる。わいろは当然、そして、オリジナルの契約書も渡す必要がある。
もちろん、目的は塩ではなくてリチウム。実は銀行はいくつもの子会社を持っていて、リチウムは銀行の浮揚のために欠かせない素材になっていた。
という話が前提のストーリーだけど、わかりづらい映画だった。ケマダの有力政治家が皆、イタリアに留学していたっていうのもあり得ないと思ったし、アクションも微妙だった。
でもまあ、話が分かってきてからは、それなりに面白い映画だった。
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韓国の映画「The Witch 魔女」も見た。
https://youtu.be/5_2rNyjyTk8
優秀な遺伝子を集めて作った人造人間がテーマだが、俺も似たような話を脚本で作ったことがあって、興味深く見た。俺の脚本は全く相手にされなかったけどさあ。
防弾少年団もそうだけど、もうアニメ以外のエンタメの世界では、日本は完全に韓国に抜かれた。アクション、演技、撮影技術等、韓国の方がはるかに優れている。日本の方がずっと前から技術を持っていたのに、発展させなかったことと、映像のデジタル化の波に置いていかれたことが大きい。
で、この映画も演技、脚本含めてなかなかすごかった。サスペンス映画、アクション映画としてもよくできている。微妙にSFなのもいいんだよなあ。俺の脚本は、北朝鮮が国家戦略として遺伝子操作をして人類の次の進化形を作るってストーリーにしていたんだけど、それを韓国で外資の力を使って行うってストーリーも違和感がなくて、なるほどなあって思った。確かにそういうことであれば資本主義でもできるよなあ。
すぐにでも続きが見たいくらいだけど、きっと、すぐに続きを作るんだろう。こういう対世界のエンタメ戦略も、日本よりずっと優れているから。
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ダヴィド・ラーゲルクランツの「ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 上巻」(早川書房)も読み終わった。
これだけOSレベルでアンチウイルスソフトが発展した今、ハッカーのリスベットがどう活躍するのか興味があったが、今回はまだリスベットは刑務所にいて、まだ一歩も外に出ていない。
刑務所内で女ボスの顎の骨を砕きはしたが、まだまだアイドリング状態で、これからどうなっていくのかとても興味深い。それにしても、ベストセラー作家が急死したために、ミレニアム4からは別の作家が書いているのだが、それを全く感じさせない筆力で、こんなことができるのかとただただ、恐れ入るばかりだ。




