今年、人間ドックを受けなければならないことになっている。気が付いた、というか放っておいたんだけど、自覚するのが遅すぎで、電話をしてみたところ、どこもいっぱいだった。僕がよく行く、町はずれの人気のない医院でも、3月にならないと空きがないのだという。

 

それで、近くにある病院から順番に電話をしてみた。

「3月なら、空いてます。」というところが多かった。来年の3月にもなると、俺の場合、転勤も視野に入る。遅すぎる。理想を言えば12月か1月がベスト。

 

何件目かで、最近、キャンセルが出たという病院があった。

「3月しか、空きはないんですが、10月30日、来週の金曜日なら1人だけなら大丈夫です。」

この太った体のままで行くのかと少し気が引けたが、その枠しかないというので頼むことにした。

「胃検診は胃カメラかバリウムですが。」

「胃カメラ、どうしても苦手なのでバリウムでお願いします。」

「そうですか。胃カメラしか空きがないので、バリウムなら3月ですね。」

「じゃあ、胃カメラでいいです。はい。」

 

来週1週間で少しでもいいから痩せたい。でもまあ、痩せたところで、再検査がきっとまた、いろいろとあるように思う。

 

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金曜日の夜、2時間ほどかけて実家のある町まで帰った。それから飲みに行った。

モエのシャンパンを1本飲んで、赤ワインも1本飲んだ。そしてお店を出た後、カレースパのお店に行って、カレースパを食べた。そして帰ろうと思った。ところが、タクシーがつかまらない。

 

それで、もう1軒飲みに行って、帰ってきた。2時くらいだったと思う。

 

翌朝、軽い二日酔いだった。軽くて済んだのは、1軒目のお店で、水をずっと出してくれていたからだと思う。あのペースで水代わりにビールでも飲んでいたら、きっと立ち上がれなかっただろう。

 

ショックだったのは、起きたら枕元にヘパリーゼドリンクがあったことだ。「どうして、こんなものがあるんだろう?」

そういえばタクシーをコンビニで降りたような記憶がある。

近くにコンビニの袋もあった。中を見てみたら、3つ分のおにぎりの包み紙が入っていた。

「これを食ったのかあ。」

人間ドックもあるというのに、酔った俺には、まったくなあ。とため息が出た。

 

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映画「ザ・バンク 落ちた巨像」を見た。

ヨーロッパの巨大銀行が軍事兵器を買っている。その裏付けに、インターポールが動き出すが、直接の捜査権限はなく、地元警察の妨害にも会い、真相にはたどり着けない。仲間も殺される。

 

諸悪の根源である国際銀行を叩くため、1人の捜査員がインターポールを辞め、裏社会とも手をつなぐ。そして、銀行の頭取を追い詰めるという話。

 

なかなか面白かった。ただ追い詰める刑事の熱量がはんぱなく、本当にこんな人間がいるんだろうかというレベル。映画自体は、世界を舞台にした映画で、それなりに面白かった。