木曜日に忘年会をして、僕は幹事をした。無事に会計まで終わったので、店を出たら誰もいなかった。

 

それで1人で飲みに行った。最初はスナックに行ったが、年配のママとの会話がどこかぎこちなく、1時間ほどで店を出て、中国人が経営しているスナックに行った。

 

そこでは、けっこう楽しく過ごして、2時間くらいいた。そして帰ることにした。帰り道で、突然の尿意に襲われて、俺は道路脇で小便して「こういうのはよくないなあ。」なんて漠然と思っていた。

 

帰りにかなり酔っ払った状態でコンビニに寄って、お金を払おうとしたら金がなく、というか財布がなかった。

 

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俺はよく酔っ払って財布をなくすので、警戒はしていた。でも本当になくすなんて信じられなかった。酔っ払った勢いで、またさっきまでいたスナックに戻った。大歓迎されたが、財布がないことを話すと、「知らない。」ということだった。

 

仕方がなく、家に帰った。

 

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5時頃に目を覚ました。まだ暗かったが、あちこちを見ながら、あのスナックまで自転車で行った。遅くまで開けている店が、店を閉める時間なのか、いろんな店からママやボーイの声が聞こえた。俺が自転車を止めて、あたりを見ていたら、自転車に乗っている俺にも「ごきげんよう。」などと声をかけてくれる。

 

なくしたとすれば、店を出た直後か、小便したときだった。本当に小便なんか道路脇でしちゃいけないよな、と反省した。小便したあたりも見たけれど、結局見つからず、家に再び戻った。

 

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金曜日は、朝1時間ほど仕事を休んで警察に紛失届を提出した。クレジットカードを止めるのもめんどくさいが、一番、困ったのは運転免許証だった。ただ警察で、運転免許の再発行はそれほど時間がかからず、免許センターまで行けば1日で出してくれると聞いて、少し安心した。

 

それから、JALとParcoカードを止め、銀行のクレジットカードも止めた。再発行には数千円かかると聞いたが、仕方がなかった。あまり俺は自分を信用していないので、カード類は連絡先やカードのナンバーをパソコンに控えていた。コールセンターの人に「よくカードを紛失したのにナンバーがわかりますね。」なんて言われた。

 

午後になると二日酔いが重くなってきた。俺は回復直前が一番、症状が重い。それで、朝食はもちろん抜いていたが、昼も抜いた。

 

ただ、夜は食べた。それも信じられないくらい食べた。ラーメン店で唐揚げとラーメンを食べて、帰ってきてからもインスタントラーメンを作って食べて、それからサンドイッチをたくさん作って全部食べた。ちょっと病的だと自分でも思った。

 

そういえば、金曜日の夜に、中国人のママさんが連絡先を交換してほしいというのでしたのだった。それを思い出してメールで財布がなかったか問い合わせたが、「ない。」ということだった。

 

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土曜日は、二日酔いは収まっていたものの、病的な食欲が収まらず、起きてから大量に食べた。それでも、その間に、nanacoカードを止めた。幸いなことに、2万円ほどチャージしていたのに使われてはいないということだった。そして、再発行費用は300円だと聞いて「安いなあ。」と思った。

 

キンドルでアメリカのドラマを見ているうちに眠くなって横になったら、胃液が上昇してきて食道が焼けた。いくらなんでも食い過ぎだった。

 

そのまま眠ってしまい、起きたら午後7時だった。中国人のママさんに「お金はともかく、免許証とかあるから、財布だけでもあればなあ。」とメールを打った。

 

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9時過ぎに、そのママさんから電話が来た。「財布が見つかった。」のだという。外の傘立ての所に落ちていたらしい。

 

「一応、お礼に、財布のなかの現金は置いてこようかなあ。」なんて思いながら、店に行って財布を受け取ったら、現金は入っていなかった。でも、免許証を始め、カード類は全て揃っていた。俺はすべてのカード類をパソコン内に記録していると思っていたけれど、iDカードを持っていたことに、その場で初めて気がついた。今まで使ったことがなかったから、持っていることにも気がついていなかった。現金が残っていなかったので、何のお礼もせずに帰ることになった。

「飲んでく?」

「お金がないから、今日はやめとくよ。」

 

路上で拾った人が、現金だけ抜いて傘立てに戻したのか、そして、なぜ今頃になって見つかったのか、真相はわからないし、探っても仕方がないことだ。その足で、警察に行き、財布が見つかったことを報告した。

 

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土曜の夜に寝るときに、気管がヒューヒューと音を立てた。太りすぎだと思った。体重計に乗ったら木曜日の朝から土曜日までの2日間で2キロも太っていた。

 

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日曜日は、朝7時50分に起きて、スイッチの「リング・フィット・アドベンチャー」をした。途中、何日かしなかった日もあるけれど、始めてから32日目になるそうだ。

 

今のレベルは132。ワールドは23あるうちの12までしか行っていない。それなりに楽しく、昔、ファイナルファンタジーがはやった頃、冗談で「週末はだいたいジョギングだね。ナギ平原とかガガゼト山とかを。」なんて言っていたのが、現実になったような感じだ。

 

唯一の不満は、モーションIRカメラで脈拍を測ることができることになっているのだが、俺はどういうわけなのかなかなか測れない。それだけが残念だ。

 

このソフトを8時から12時までぶっ通しでやった。それでも実際に体を動かしていたのは2時間42分だけらしい。

 

それから風呂に入ったり、アメリカのテレビドラマを見たりしていた。2日間の休日も過ぎてしまうとあっという間だ。

 

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映画「あゝ、荒野 後編」を見終わった。

 

兄貴が別のジムに移り、強くなって、対戦を挑んでくる。そして、その兄貴を、主人公はめった打ちにする。

 

菅田将暉はこの主人公になるために、相当の減量を実際にしただろうし、その迫力はわかるけれど、怒りの出し方に引き出しが少ないのは多少気になった。それから、兄貴がなぜ、童貞を捨てなかったのか、俺の理解力ではさっぱりわからなかった。

 

ただ、全体として、いい映画であることは文句のつけようがなく、こんな映画ばかりだったら日本映画界ももっと盛り上がるだろうなあ、と思う。

 

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アメリカのテレビドラマ「バンシー」のシーズン2を見終わった。

 

元恋人の父親でもあるウクライナマフィアのボスをなんとか倒したのを見て、「これで終わった。このあとドラマはどうなるんだろう?」と思いながら見ていたら、アーミッシュの女の子が原住民居留区のボスを殺してしまい、今後も目が離せなくなった。

 

本当にうまく作ってあるよなあ。