金曜日は雨だった。昼の間は、カッパを着て、現場で作業をした。戻ってから少しだけ事務仕事をして、それから当番だったので勤務態勢に入った。台風の影響と今回の大雨のせいで、あちこちに問題が発生する。一区切りが着いたのは夜の2時頃だった。
それから仮眠を取ったけれど、けっこう電話が鳴って、そんなに寝てもいられなかった。6時前に電話を取ったのをきっかけに当番だった担当者が全員起きたので、そのままずっと朝まで仕事をしていた。
家に帰ってから鏡を見たら、少し痩せていた。いい傾向だと思った。そのまま少し眠ろうと思ったけれど、職場で飲みすぎたカフェインのせいかなかなか寝付けない。
英語の勉強でもしようかと、問題集を広げたら、信じられないような怒りの衝動に駆られた。以前、何かで、脳の「怒り」分野と「学習」分野は近接していると聞いたことがある。思春期のような学習しなければならないときに、「怒り」の度合いが増すのはそのせいだと。
ところが、今回の「怒り」の衝動は相当なもので、勉強を続けていられないほどだった。それで、部屋を暗くして、メラトニンを飲んで、無理矢理、寝ることにした。
1時間ほど寝て起きたら、少しは気が休まっていた。それでもどこか意味のない高揚感が続いていて、俺のような年寄りが徹夜すると精神的に尾を引くなあと思った。アマゾンに頼んでいた荷物が届いたので、その組み立てをした。誰か人がいたら、喧嘩になりそうだった。誰もいなくて、本当によかった。
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9月に受けたTOEICの結果通知が来た。悲惨だった。
試験の冒頭でホワイトアウトした(頭が真っ白になった)リスニングでは、スコアが35点も落ちて415点しか取れなかった。そして、持ち直したリーディングでは、スコアが30点伸びて420点だった。合計は835点で前回よりも5点のマイナス。
一生懸命に教えてくれたフィリピンの女の子にも申し訳なかったし、自分自身に対しても納得がいかなかった。
不本意ながらもフィリピンの女の子に報告をすると、「たとえリスニングのスコアが35点落ちても、あなたは進歩したし、読解力は増した。あなたは落ち込む必要はないし、いい結果だった。特にリーディングでは。」という返事か来た。何度か読み返した。読んでいて泣きそうになったが、残念ながらもう俺の年では涙の流し方なんて忘れてしまっていたから泣けなかった。
失敗の原因は、俺はよくわかっている。俺はいつだって失敗するときは勉強不足だ。自分自身に納得がいかないのもそれが原因。もっと真剣に頑張りたい。
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そう思ってもなかなか勉強をしないので、部屋の配置を変更して気分一新することにした。
まずは机の向きを変えた。特に意味はないが、向きを変えることで気分を変えたかった。
それから、ベッドの向きも変えた。任天堂のスイッチと「リングフィット アドベンチャー」を買って家で肉体的なトレーニングができるようにするためだ。
配置を換えているときには「将来的にはスイッチを買う」つもりだった。でも、配置換えをした後、どうして将来でなければいけないのか考えてみた。
俺がほしいと思ってスイッチを買うのに誰の許可もいらないことに気がついた。それに彼女もいないし、ってことはクリスマスにサンタクロースが来ないってことと同じことだ。それで、アマゾンに依頼した。土曜日に配達してもらうことになった。
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子供向けの番組である「プリティー・シュート」のシーズン1をキンドルで全話見た。
オープニングで主人公が起きるとき、壁に貼ってあるメモが俺の心を打った。そこには「Success Trains Failure Complains(成功者はトレーニングをし、失敗者は不平を言う)」と書かれていた。本当にその通りだと思った。そして、また主人公やそのまわりのチームメイトが美少女で、ついシーズン1を全話見てしまった。
ストーリーはそれほど練られている感じはしないのだが、それなりに面白かった。カリフォルニアで少年時代を過ごすということは、きっと素晴らしい経験なのだろうなあ、と見ながら考えていた。
そしてまた、幾何学ができないという女の子の英語力が、俺をはるかに超えていて(当たり前)、こんな子でも普通に話せるのにと、がっかり感も相当なものだった。
できることであれば、英語の学習のためにもこのレベルの子供向けテレビドラマをたくさん見たい。でも、なかなか見たいと思うような少年少女もののドラマが見つからないのが残念だ。
