8日にZOZOでジャケットを買った。それからは忙しい1週間になる予定だった。なんといっても8日の日曜日の夜から、台風のせいで職場に夜中に呼び出されて、徹夜をした。
今までZOZOでは商品到着の日時指定ができないと思っていた。ところが、サイトを見たら日時指定ができる仕様になっていたので、10日の19時から21時に届けてもらうということで、注文をした。
10日は、仕事を早めに切り上げて、商品が届くのを待った。ところが全然、届かない。それでZOZOのサイトを見たら、断りもなく勝手に到着予定日を「11日」の19時から21時に換えられていた。どうしてこういうことするんだろうなあ。
11日では忙しくて商品を受け取れない。なんのために消費者は日時指定するのかZOZOは理解できているんだろうか?商品は、コンビニに転送してもらって12日に受け取った。
10日にZOZOに文句のメールを書いたら「HPに書いてあるとおり、台風のせいです。」という回答をもらった。「そうか。ZOZOの社員も台風で大変だったのか。」。台風なら仕方がない。大した被害はなかったけれど、とりあえず俺も個人的には大変だったし。
12日にはZOZOの社長が引退した。ZOZOスーツ自体はいい発想だと思うが、対応できる商品が少ないこと、ZOZOの携帯のホームページでは商品のジャンル選択がスマートにできないこと等、不満が多かった。俺のようなファッションセンスがないサラリーマンに、ZOZOスーツで計測したデータを基に、体型にあったおしゃれを安価に提供できるような会社になってくれることに期待したい。
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13日は6時間ほど肉体労働をして、それから事務仕事を2時間くらいした。アパートに戻って1時間くらい休んで、それから実家に帰った。
実家に着いたのは9時を過ぎていた。それから寝て、朝5時に起きた。
5時30分に友達と待ち合わせをした。駐車場にあるコンクリートの基礎に腰掛けて、友達の車が迎えに来るのを待っていた。眠たくて仕方がなかった。
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今年も同年代で同地区に住む男ばかり(つまりは祭り仲間)6人で、福岡に行くことにしていた。
友達が運転する車で、小牧空港に行く。駐車場に車を駐めて、朝食を食べてから福岡空港行きの便に乗る。フジ・ドリーム・エアラインだった。
福岡空港に着いたあと、地下鉄で中州へ行く。それからホテルまで歩いた。チェックインを済ませると、タクシーに乗って、競艇場へ。
14日からの2泊3日の旅行だったが、基本的に旅程というものはない。誰一人として、観光地巡りをしようと言い出す奴がいない。
競艇で、俺はボロ負けした。
その日の夜は有名な「とり皮ぐるぐる巻き」の店でかなり飲んだ。それから3軒ほどハシゴをした。博多はどこも料理がおいしく、女性がきれいで、田舎者の俺たちには夢の国のようだった。午前1時くらいにホテルに帰ってきた。
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15日の午前中は、ダラダラと過ごした。その間、2人は競艇に行った。昼に友達3人と寿司を食べて、2人はその足でやはり競艇へ行った。俺は、合流した友達と昼からウイスキーを飲んで、楽しんでいた。でも2時間ほどでやはり競艇へ行った。
俺たちは第7レースから参加した。それでも俺はまたボロ負けだった。
その日の夜は、おしゃれなお店で「水炊き」を食べたあと、「中州コミックパブアカデミー」というニューハーフのお店に行った。
最初にショーがあり、そのあと、ショーに出ていた人たちが隣に座っていっしょに飲むというシステムになっていた。
モデルのように美しい人も、アイドルのようにかわいい人も何人もいたが、しゃべると声が太く、やはりニューハーフなのだった。
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16日は、朝から4人で太宰府天満宮へ行った。友達の娘が来年度受験でお守りを買うのだという。太宰府天満宮は学問の神様と言われていた菅原道真公を祀ってある「学問と厄除け」の神社らしい。
興味がない2人は朝から競艇場へ行った。俺は友達に何度も聞かれた。
「本当に行きたい?」
「行きたいよ。俺、なんのためにこの旅行に来たと思っているんだよ。俺はそのなんとか天満宮って所に行きたかったんだよ。」
「なんとか天満宮って言っている時点で、興味ないだろ。」
「そんなことないよ。有名ななんとか餅も食べたいし。令和の年号の元になった何かもあるんでしょ。超、行きたい。」
三越に隣接する駅(なんという駅かは忘れた)で電車に乗って、二日市場という駅で乗り換えて、太宰府駅まで行く。二日市場駅から太宰府駅までは2駅しかないのに、線路は複線で、車両も長い。そのことだけで、俺たち田舎者は驚いてしまう。
「そういえば、俺、再来週TOEICの試験がある。でも、菅原道真公は、英語なんかできないだろ。」なんて話しをしたら友達に「失礼だ。」と怒られた。そのほかにもいっぱい失礼なことを言った。
神社にお参りをしたあと、俺は「うその鳥」おみくじというおみくじを買った。中吉だったが、あまりいいことは書いていなかった。
せっかく来たのだからと宝物館にも行った。現代の書が特集されていたが、まるで抽象絵画のようで俺たちにはさっぱりわからなかった。
太宰府天満宮で有名な梅ヶ枝餅も抹茶と一緒にいただいた。ちゃんと抹茶を点てていたようで驚いた。
「ペットボトルからカップに抹茶を注いで、電子レンジで温めるのかと思っていたよ。」と言ったら友達にまた怒られた。
それから、また三越に隣接する駅まで戻ってきた。そこから競艇場までは歩ける距離だと友達が言う。途中で回転寿司屋に入って、寿司をつまみにビールを飲んで、それから競艇場まで歩いた。
朝から来ていた2人と合流した。まさか3日連続で来るとは思わなかった。選手の名前も覚えてしまい、地元の人たちといっしょに「秋山!させ!」などと声を出したりしていた。
またも負けた。ただ最終レースで200円だけ賭けていた3連単が当り40倍になった。でも、その前に果てしなく負けていたので「焼け石に水」という言葉の意味を体感しただけだった。
「この3日間、いろいろ楽しかったけどさあ、今回の旅行で俺が一番心に残ったのは太宰府天満宮の「宝物館」だな。」と言ったら、友達が「ふざけるな!」とまた怒っていた。
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帰りの飛行機の中で、俺は実家の鍵がバックに入っていないことに気がついた。いったいどこにしまい込んだのだろう?
友達がホテルにも電話をしてくれたが、ホテルにもなかった。落としたとすれば、考えられるのは福岡空港ぐらいだった。どうしても見つからなければ、夜のうちに上田まで帰るということも考えていた。
実家まで帰る途中で寄ったサービスエリアで、俺は荷物を隅々まで探した。それでも見つからなかった。
「もしかしたら、車のなかからスーツケースを取り出すときに、実家の鍵はいらないからと車のなかにしまい込んだのかもしれない。」
そんな記憶は全くなかったが、無意識のうちにそうしたのかもしれないと思った。
前日の博多の夜が嘘のように、寂しい田舎の道を、俺たちを乗せた車が走る。あたりは真っ暗だ。
実家が近づいてきた。可能性は低いが、車のなかに実家の鍵があればいいと思い、車が止まると同時に、車を飛び出した。
助手席に乗っていた俺の友達も飛び出してきた。俺が車のなかを調べようと車の鍵を開けたとき、友達が「もしかして、これ?」と手渡してくれたのは実家の鍵だった。
「どこにあった?」
「そのコンクリの基礎の上。ここに座って待ってたじゃん。」
田舎は、暗いしうんざりするけれど、3日間の間、国道脇に家の鍵が置いてあっても誰も持っていかないというのは、田舎ならではの利点なのかもしれないと、友達にお礼を言いながら思っていた。
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中村澄子の「1日1分!TOEIC L&Rテスト 炎の千本ノック!」(祥伝社)を読み終わった。
本当に読み終わっただけなので、これから何回も回すつもりだ。
基本的にTOEICのパート5への対応本になっているが、これだけの知識が身に付くと、パート5への対応が早くなるだけではなく、パート6や7にも使えると思う。
もう試験まで2週間を切り、にもかかわらず、飲み会を俺はつい設定してしまい、それはそれで問題なのだが、とにかく、この本は最後まで読んでみたけどいい本なので、今後もこの本は使いたいと思っている。
