NHKの昼のニュースで、大学入試制度がまた変わるということを報道していた。
「これって、どういうこと?」
「民間の英語の試験が大学入試に反映するとかそういうこと。」
高校生の子供がいる人が教えてくれる。
先週、TOEICの試験を受けたとき「田舎の高校生みたいな人が多いなあ。」と思っていたけれど、リアルに田舎の高校生だったことにようやく気がついた。それまで高校生は、TOEICを受けないと思い込んでいた。
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今週末、フィリピンの女性の人に英語を教えてもらう機会があった。時間は1時間30分。彼女自身はTOEICで950点を取っている。試験を受けたのは日本なのだそうだ。
第1回目の今回は、写真問題がテーマだった。俺はそんなに苦手でもない。だけど、確かに万全でもない。実際に今回の試験でも、「どれが正解?」と思った問題が1つあったので、参考までに聞いておくことにした。
「この問題ではassumeが必要です。」と彼女は言う。
「assume?何、それ。」
要は、写真を見た瞬間に、wh系(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ)の判断を事前にしておき、質問前に全体像を把握することが大切だということらしい。
特に、人がいないときには、人に関する選択肢は全て切れるから、人がいるかいないかの判断は大切だという。
「それは、つまり、刑事のような目で写真を見ろってこと?」
「そうです。その通り。」
ふーん。と思った。なるほど。一枚の写真から情報を取り出すってことはそういうことなのか。
それから、部屋にグランドピアノが置いてある写真を見せられた。奥に暖炉がある。
「何が見えますか?」
「グランドピアノと、暖炉と、それからカーテン。金持ちの家だね。人はいない。」
「ここはどこですか?」
「部屋。」
「そうじゃなくて、台所ですか?トイレですか?」
「ああ。居間。」
答えながら、俺は人に伝えるにも、自分に伝えるにも肝心の情報が欠けているのだと思った。
「あと、このTOIECの質問では「あなたが見たものを最もよく描写している文章を選べ」と書かれています。「最もよく」であって、ズレていることもあります。」
ふーん。なるほど。
マン・ツー・マンでみっちり90分教えてもらった。ずっと英語で話していたので、疲れたけれど、こういう訓練が必要なんだろうなあ、と思った。
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もうすっかり嫌になったが、未だに毎朝5時30分に起きて、100問ずつ問題集を解いている。
ただ、ヒアリング問題は本格的に解答を記憶し始めているので、テープの再生スピードを少し早めている。
いつやめるのかなあ、と思っていたけれど、意外と続いているのが驚きだ。
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それで、今使っているCDプレーヤーの音飛びがひどいので、実家に帰って部屋に転がっていたCDプレーヤーを持ってきた。
聞こうと思ったら、コンセントに差し込むプラグとコードがない。形状を見たらメガネ型で、今使っているCDプレーヤーとは互換性のないコードだった。
「メガネ型だよなあ。」
ちょっと考えてみた。
そう言えば、昔、学会を主催しなければならなかったとき、プロジェクターのコードを忘れた人がいて、問題になったことがあった。そのとき「受付」とかの紙をなくしたときのために、パソコンとプリンターを持ってきていたことを思い出した。
プロジェクターもプリンターもメガネ型のコンセントだということに気がついて、そのときは、プリンターのコードを外して、プロジェクターにつないで助かったのだった。
それで、今回も、部屋にあったプリンターのコードを外して使ってみた。ちゃんと使えた。使えなかったら電池を大量に買ってくるつもりだったけれど、そんなこともしなくて済んで助かった。