今、住んでいるアパートは、カーテンレールが天井に張り付いた型なので、カーテンの開け閉めがしづらい。
カーテンレールにカーテンの金具が引っかかって動かなくなると、パイプイスを持ってきて、その上に乗って金具を外す。
今回もカーテンの金具が引っかかって動かなかったので、パイプイスを持ってきて金具を外した。そしてちょうどそのとき、天井に、1匹のクモが張り付いているのが見えた。
いったん、イスから降りた。それからクモを捕まえて殺すつもりで、ティッシュペーパーを手に持って再びパイプイスに乗った。クモまで少し距離があったが、手を伸ばせば届きそうだった。そして、イスごと転倒した。
体中が痛かった。しばらくじっとしていた。先日、WWEの試合で、アリというインド系の選手が、リングの上に脚立を載せて、最上段まで登ったシーンを思い出す。彼はその後、レスナーという選手に脚立ごと倒されて、トップロープに激突する。
あのときのアリは、俺よりも痛かったんだろうなあ、と思う。俺はせいぜい高さ60cmほど転落しただけだけど、彼は6メートルくらい落ちている。
あちこちが擦れて痛かったけれど我慢した。クモは殺したのかどうかも確認していない。
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なんとか1週間、毎日TOEICの問題を100問ずつ解いた。
土曜日は、朝、ゆっくり起きてシャワーを浴びてダラダラしていた。気づいたら夜の6時だった。
先週の土曜日は、朝6時30分から仕事があったのに、仕事に行くまでの間だけで100問解いた。ところが、今日は朝からずっと時間があったのに、ほとんど進んでいない。これはどうしたことだろう?
いろいろと反省して、それから午前0時過ぎまで、時間をたっぷりとかけて、300問解いた。
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日曜日にTOEICの試験が信州大学の繊維学部であった。
信州大学の繊維学部は、1学部だけで他の大学のキャンパスぐらいの大きさがある。「無駄に広いなあ。」そう思いながら繊維学部に向かった。
入口に看板があった。繊維学部は100周年を迎えたらしい。そして、カイコのイラストを見たときに、いろいろが一気にわかった。昔は養蚕の試験場だったんだなあ、とか、それでこんなに広いのか、言ってみれば農学部だもんな、とか、まあそんなことが。
構内には昭和天皇が植樹したというヒマラヤ杉があった。なかなか立派な杉の木に成長していた。試験がなければ、このヒマラヤ杉も見なかったよなあ、と思ったら、少し感慨深いものがあった。
試験会場となる教室に入ったとき、雰囲気が若くて真面目で、なんだか大学入試会場に来たようだった。読めているんだかいないんだか、英字新聞をこれ見よがしに広げているおっさんとか、司法試験受験生のような、穴蔵から直行しましたが何か?といった受験生はおらず、また、「私、帰国子女っぽくしてきましたあ。」といった女の子もいない。
一様に真面目で、そして真剣な雰囲気があって、もちろん、中には「かったるいなあ。」というポーズの受験生もいたけど、どこか素人っぽくて、青い印象を受けた。真面目な田舎の高校といった感じだった。
教室の机はどこの大学にもある、狭い机だったけれど、LANのジャックと、コンセントが各机についているのに「ほほお。」と思った。
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試験時間は足りず、またリーディングの問題5問分を、全く手つかずのまま終わりにしてしまった。それでも、ここ1週間の間、毎日100問ずつTOEICの問題を解いていたのは無駄ではなかったことを実感した。
今までのように、200問を埋めるマークシートを見ただけで、心のどこかで拒絶反応が起きるということはなくなった。
これからもできる限り、毎日100問ずつ解いていけば、9月のTOEICにはそれなりの能力で対応ができるだろうと思った。それまで、続けられればいいのだけれど、俺のことだし、どうなるのかはわからない。