金曜日に偉い人と2人で飲んだ。そして、その帰りに1人でスナック街を歩いて帰った。十分に飲んだ気もしていたし、もう少し飲みたいような気分でもあった。
あるスナックばかりが入ったビルの前で、おっさんが俺に話しかけてきた。スナックで飲んでいかないかということだった。「料金は2500円」だという。
店のドアを開けて、イスに座るまでの間に、俺はすごく後悔をしていた。出迎え側は5人もいたが、高齢でもあり、化粧もなんだかとてもすごかった。
何を飲むか聞かれたので、ハイボールを頼んだ。もう帰りたかったが、お客は俺しかいない。「また、暇そうなときに飲みに来るね。」などと言って逃げ出せる雰囲気ではなかった。
「ママの手作り」という魚の天ぷらはベトベトしていて今ひとつだったが、食べた。ママが「おいしかった?」というので、「ええ。まあ。」と答えたら「それ、そこのスーパーで買ったもの。」と言って笑っていた。俺も「ふーん。そうなんだ。」なんて言いながら、笑ってみた。
壁には、華やかさの演出のためか、ゴム風船が貼ってあり、それが少ししぼんでいることに寂しさを感じた。ワンセット3千円、3,000円と複数の表記で手書きされた紙も貼ってあった。俺が衝撃を受けたのは「指命料3,000円」と書いてあったこと。「指名」の名が命に代わっていると、なかなか迫力があることに気がついた。
1時間が過ぎて店を出るときには、本当に2500円だった。ただ、安かったのか、高かったのかは俺にはなかなか判断ができない。驚いたのは、俺が店を出るときには、そのお店は結構、賑わいだしていて、お客も3人くらいいたことだった。
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土曜日は実家に帰ろうかと思っていたが、2日酔いが思いのほか重かったことと、雪が降ったことでやめにした。食欲に火がついて、昼間の間は、まるでハチドリのように食事を食べ続け(ハチドリはずっと食べ続けるというか、花の蜜を吸い続ける。そうしないと死んでしまう。夜は体の95%を動かなくすることでエネルギー消費を抑えている。)、夜は8時には寝てしまった。
日曜日は、長野市まで行かなくてはならなかった。上田市は晴れていたが、千曲市より北は雪が降っていて、往復しただけで、とても疲れた気分になった。途中の綿半で、ダンボールや空き缶、ペットボトルなどを捨ててきた。
そして、3連休のはずの明日の月曜日は、基本的に朝から仕事だ。転勤はしたものの、どこに行っても、仕事がなかなか面倒なことは変わらない。
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イタリアのドラマ「マフィア・アンダーカバー」のシーズン1を見終わった。
イケメンのイタリアの刑事がマフィアに食い込み、警察に情報を流す。マフィアのドンのファミリーに気に入られ、ドンの娘と結婚までしてしまう。警察官の婚約者がいて、彼女は妊娠までしているのに。しかし、マフィアの側も黙ってはいない。彼の正体を暴こうと様々な手段を講じる。そして、この刑事は脇が甘すぎで、マフィアの側に内実がばれてしまう。
日本では酷評されており、特に字幕のでかさと不自然な日本語訳に対する不満が大きいようだ。俺も「なにを?」となるべき字幕が「なをに?」と書かれていたときには笑った。もう少しなんとかならなかったのだろうか?
マフィアも警察もバカじゃないのか?という意見も多い。確かに、潜入捜査をしたのに、激情に駆られて、抵抗できない容疑者を射殺するなど、ちょっと日本では考えられない刑事ではある。マフィアの側も殺しすぎだし、殺されすぎだと思う。
それでも、面白かった、イタリア人は男も女も手足が長く、ホリが深く、格好いいなあと思う。美しく、日本にいたら全員がモデルになれるだろう。シーズン2も無料になったらたぶん見るんだろうと思う。
