仕事では、相変わらず問題を抱えたままだ。将来的にはなくなる問題だけど。
コピーを取りに行くときに、女性の有能な社員から「もう3月も終わりですね。」と声をかけられたので「早く4月にならないかなあ。」と言ったら、いろいろを察したようで、「それは私にはなんとも…。」と言って笑っていた。
本当にいろいろある。くだらないし、めんどくさい。
木曜日には職場の飲み会に行ったが、そこにいない人の悪口大会だった。俺は前日の春分の日に、自宅で白ワインを1人でラッパ飲みしていたら1本開けてしまい、飲み会は最初から気持ちが悪かった。チェーサーと称してお店の人から水をいっぱいもらってビールや紹興酒を飲んでは、水もガブガブ飲んでいた。
関係ない話だけど、俺は水は水道水で十分。塩素で消毒してある方が安全だと思う。天然水に含まれるといっているミネラル分も、正直、何が入っているかわからないしなあ。別に気にしてるわけじゃないけど。
それはともかく、だから、そんなに酔わなくて、みんなもうすぐいなくなる人のことで、よく話すなあ、と思っていた。逆に言うと、それだけ仕事が全てということなのだろうか。俺はどこか「こんな部分社会、どうでもいいや」と思っているから、もっと他の話題にならないかなあ、と思っていた。でも、そうはならなかった。つまらなかったので1次会が終わったら、すぐに帰ってきた。
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週末は久しぶりに本格的に休みだった。実家にも帰らなかった。クリーニングを出したり、送別会の花束の手配を済ませた後は、部屋に閉じこもっていた。
最近は朝5時台でも相当に明るい。春が来たんだなあ、と思う。
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リュック・ベンソン監督?の「ロック・アウト」という近未来アクション映画を見た。

刑務所を宇宙に造り、そこに犯罪者を送り込む。犯罪者に対する人権侵害を調べるために、大統領の娘が調査に行ったところ、犯罪者に刑務所を乗っ取られてしまい、大統領の娘も人質になってしまう。そこで、CIAの男が、彼女を救うために、刑務所に乗り込んでいく。
久しぶりにワクワクしたアクション映画で、特に主人公の口の悪さが気に入った。昔は俺も口が悪かったのに、今ではいい子になっちゃったもんなあ、なんて映画を見ながら思った。
この映画なら、もう1回見てもいい。
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ニコラス・ケイジの「ハングリー・ラビット」も見た。
「ロック・アウト」のガイ・ピアーズの演技がよかったので、彼が出ている映画ということで、この映画も見た。
主人公はレイプされた妻の仕返しに、レイプ犯人を、ある組織に殺してもらう。ところが、その組織は、殺してやったお返しに、別の犯罪者を殺すように命令してくる。
なかなかよくできた脚本で、演技もよかったけれど、この映画はもう見なくていいや、と思った。
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ダン・ブラウンの小説「オリジン 下巻」(角川書店)を読み終わった。

これからこの本を読むつもりで、まだ読んでなければ、ここから先は読まない方がいい。
エントロピーは増大する。つまり、世の中は散らばる方向にしか進まない。部屋の整理整頓をせずにいると、部屋は汚くなる一方で、いつの間にかきれいになっているなんてことはない。自然は無秩序指向だ。
ただ、エントロピーをより確実に増大するという目的のためには、自然は秩序を生み出すのだという。確かに、台風も太陽からの熱エネルギーが低緯度に蓄積しないように、より効率よく高緯度に熱エネルギーを運ぶために自然に生まれてくるもんだからなあ。意外と精密で理にかなった造りになっているし。
そういうわけで、この本が最後まで引っ張った、どうして生命が誕生したのかという疑問には「エントロピーが確実に増大するように、自然が生命を産んだから。」という解答が用意されていたのだった。
まあ、確かに。俺たち生物は、地球のミネラルを得て成長するし、人類くらいになるとわざわざ地面を掘り起こして石油を取り出して燃焼させたり、いろいろエントロピーの増大に資しているもんなあ。ふーん。
でも、今ひとつ納得ができず、読み終わった今も「そっかあ?」なんて気分のままではある。だって、じゃあ、木星に生命がいない理由を説明してみろよ、と思うんだよ。俺が思うのに地球よりはるかにエネルギーに満ちているはず。地球の300倍も重いんだから。それに木星のエネルギーが大規模に解放されることなんかないじゃん。ある程度の発熱はしていると思うし、2001年宇宙の旅では、第2の太陽になっちゃったけど、重力で彗星なんかを捉えちゃうから、基本的にはエネルギーは溜まる一方になっていると思う。だとしたら、生物がうじゃうじゃいていいんじゃない?(ちなみにカール・セーガン博士は、木星に生物の存在を予測していた。俺は未だにその挿絵を覚えている。でも、いないと思う。)。
でも、将来的に人類が宇宙に本格的に飛び出したとき、木星の水素やヘリウムを使うことがあるのかもしれない。そう考えれば1つの太陽系システムには、1つの惑星だけに生命を誕生させておけば、将来的に、他の惑星のエネルギーにも手を出すようになるからいいのか。そうかもしれないなあ。
ただ、地球がエントロピー増大のためにわざわざ生命を作り出したのなら、俺たちの自然保護活動は、地球というか、自然に対する裏切りになるんだろうなあ、なんてことも考えた。
ちなみに、俺は「地球のために」という自然保護活動のキャッチフレーズが大嫌いだ。地球は今まででも、もっと暑いときもあったし、寒いときもあった。地球自身は暑くても寒くても平気だ。自然保護活動は「地球のために」やっているわけではない。人類が、自分たちが住みよく暮らせる環境を維持するために行なっている、人類のエゴ活動だ。正直に「人類にとって永続的で快適な生活のために」というキャッチフレーズにすればいいのにと思う。
