先日、北京市から中学生の一団が来て、彼らにお土産をあげるべきかどうかで会社で少しもめた。最終的に500円くらいのシャープペンとボールペンのセットを上げることになった。めんどくさい手続きをして、俺はそれを買って、プレゼントした。

受け取った担当者は「あとで渡しておく。」と言っていた。彼らが喜んだかどうかは知らない。

彼らは、帰る途中で、軽井沢のアウトレットに寄ったらしい。そこで、もちろん、親へのプレゼントとかそういうこともあったのだろうけれど、100万円以上の買い物をした中学生が何人もいたと聞いた。

そう言えば今回、「買い物をしすぎてスーツケースをもう1つ買いたい。」と、北京市の中学生が言い、彼を車に乗せてホームセンターに行った。当たり前のような顔で、1万円札を出すのを見ながら「日本の中学生とは違うなあ、経済力で日本を抜いたっていうことは、こういうことなのか。」と思った。

そして、今回も、日本に行った子どもが心配だからと、一緒に日本に来てしまった親がいた。こういう感覚が俺には理解ができない。そして、親も子もそうだがマナー違反が過ぎる。俺もあちこちに謝り疲れた。


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金曜日の夜、木曽で仕事があった。それから長野に帰るのが面倒だったので、中津川のホテルに泊まった。

翌朝は、午前9時から実家で壊れた小便器の工事が始まる。だから、中津川でも特に飲み歩きもせず、ホテルの部屋でビールを飲んでマンガを読んで寝た。

朝、中津川のホテルの7階の窓から外を見る。国道沿い以外の場所にはまだ田んぼが広がっている。リニアが通る頃にはきっと、この景色も様変わりしているんだろうなあ、と考えていた。

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ドキュメンタリー「グランプリ・ドライバー」を全4話見終わった。昨年のマクラーレン・ホンダのF1チームが、テスト走行に至るまでを描いている。


このストーリーでは、マクラーレン・ホンダが勝てなかったのは、ホンダのエンジンが遅いからだということになっている。しかし、ホンダのエンジンが届くまでの流れを見ても、マクラーレンがスムーズに車体を組み立てているようには見えなかった。むしろ、こんなに大ざっぱな流れのなかで、F1の車体が組み立てられていることを知ってショックを感じたくらいだった。

俺自身は運転にも才能がないことはよく自覚しているけれど、日本の自動車メーカーには頑張って欲しいといつも思っている。もっと国際レースに出て欲しいし、そして、勝って欲しい。

ホンダのエンジンが遅いと酷評されているのを聞くのはつらかった。水素エンジンだの、ハイブリッドのエンジンだのの開発が大事なのはすごくわかるけれど、レースで勝てるエンジンの開発だって必要だ。かつては、セナもホンダのエンジンで走った。そして、圧倒的に速かった。あれから30年ほどが経つ。今、ホンダのエンジンが遅いとバカにされるのが、悔しくてならない。

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「乳酸菌飲料販売員の女」という映画も見た。

高校3年生の2人の男子生徒が、制服を着崩し乳酸菌飲料を売っている女に興味を持ち、追跡したり、調査したりする映画だ。

女が留守の間に、家に忍び込んだりするあたりから、俺はこの高校生らに何の共感も湧かなくなり、ただただ、眺めていた。

そのうちに女と知り合い、女の代わりに乳酸菌飲料を売って帰ると、女がエッチの手ほどきをしてくれるようになる。こうして、書いているだけで脱力してくるくらい、くだらない。

つまらなかったので、きっと最後にすごい展開が待っているのかと期待しながら見ていたが、全くそんなことはなく、こんな映画にスポンサーがついて金が出せるなんて、日本の映画界ってお金持ちなんだなあ、と思った。

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最近、「竹宮ジン」という作者の描く漫画をよく読む。


ジャンル的には「百合」なのだろうけれど、エロさはほとんどない。絵がうまいとも思わないけれど、リズムがよくて読みやすい。狂気がない岡崎京子って感じかな。ちがうか。

でも、本当に読みやすい。女の子に恋する女の子の気持ちなんか全くわからないけれど、また中年のおっさんにわかられたくもないだろうけれど、マンガを読んでいる間は、けっこう共感する。

女の子に恋をしている女の子には、男なんか本当に邪魔、という部分はよく理解ができた。