土曜日は仕事で、「もしかしたら、暇かも。」なんて思っていたら、がっつりと仕事だった。暇なときのためにコンピューターまで持っていったのだが、あちこちを歩き回り、余計なものを入れたせいで荷物は重いし、クタクタになった。重いバッグを持っていたせいか、今も肩が痛くて仕方がない。

明日も朝6時30分から仕事だ。人生を楽しく生きたいと思っていたけれど、なかなかできない。俺の人生、あちこちで失敗したなあ、という思いしかない。
誰か、今よりも収入が多い、俺に向いた仕事を紹介してくれないものだろうか。

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太宰治の小説だったか、昔読んだ小説に、夢のなかの妻に会う話があった。寝た後、その妻と会うとかいう話だった。現実に妻がいて、夢のなかにも別の妻がいるなんて、なんとも贅沢な話だと思っていたんだけど。

明け方、夢を見ていた。俺はどこかの大学の教室で、マンガを読んでいた。マンガを学ぶ授業だった。俺は手塚治虫タッチのマンガを思い描いていて、マンガは意外と簡単にストーリーが組み上がるんだなあ、なんて自分の描いたストーリーに没頭していた。

隣に、若い女の子が座った。「こんにちは。」話しかけてきたので、僕は頷いた。「私もマンガが好きなんだ。好き過ぎて、医学部を中退したくらい。」と言って彼女は笑った。彼女の声が大きくて、他の人に迷惑が掛かるんじゃないかと、どきどきした。

彼女は、俺が田舎の自動車学校に通っていた頃、一緒に授業を受けていた女の子に似ていた。その女の子は、東京の美術の専門学校に通っていた。俺は威張り散らす教官が大嫌いで、免許を取ったら2度と自動車学校になんかに来るものかと、日々思っていたけれど、彼女は「次はオートバイの免許を取りたい」と前向きだった。
俺は自動車免許のペーパー試験は東京で受けた。その東京の会場で、俺たちは再会をした。でも、それが人生で最後の出会いだった。いっしょに食事をしたくらいで何もなかったのに、俺は今でもときどき彼女のことを思い出す。そんな女の子に彼女は似ていた。

「へえ。すごいね。でも、失礼だけど、そんなに優秀そうに見えないね。」と俺は言った。彼女はにんまりと笑った。初対面だったのに、仲良くなれそうな雰囲気を持っていた。

それから、俺は再び、自分の描いた漫画の世界に入り込んでいった。彼女に話しかけようかと心のどこかで考えた瞬間に、目覚まし時計が鳴って俺は起きてしまった。

起きてしばらくは、すごくがっかりした気分だった。「太宰治はさあ、夢のなかにまで妻がいるのに、俺は恋人にもなれないのかよ」と思った。

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映画「ミレニアム2 火と戯れる女」を見た。
原作は読んでいたけれど、もう内容は忘れていた。

気になったのは、主人公の女の子が煙草を吸い過ぎなこと。演技の邪魔になるほどに吸っている。そんなヘビースモーカーの設定だったっけ?
それなりには面白かったけれど、思ったほどいい映画ではなくて残念だった。

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ドラマ「仁-JIN-」のシーズン1を見終わった。
原作のマンガは読んでいたけれど、ドラマで見るのは初めてだった。とても良質なテレビドラマになっている。
青カビからペニシリンを作り出す工程など、手抜きをせず、きちんと調べている。このドラマのとおりに作れば、本当に作れそうな気がするほどだ。

演技も素晴らしい。このドラマを通じて感じるのは、原作マンガのレベルの高さ。「日進月歩の医学の世界で、外科医が江戸時代にタイムスリップしたら。」この発想を支えるだけの詳細もマンガの段階で相当に描きこんである。

日本でも、こんなにいいドラマが作られるのかと、驚いた。スタッフ全員が全力で取り組んだ後が見られる。いいドラマだった。

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映画「サバイバー」を見た。9.11の後も、アメリカには次々とテロリストが侵入しているらしい。

この映画は、そういった時代を背景に、1人の女性エージェントが100万人の命を救うというエンターテイメントに仕上げている。実際に、似たようなことが起きているのかもしれない。

映画としてはそれなりに面白く、最後までハラハラしながら見た。アクション映画としてはいい映画になっていると思う。