今週はそれほど忙しくもなかった。毎晩、午後8時前には帰った。しかし、何も勉強をする気はわかず、キンドルで無料のテレビドラマを見たり、漫画を読んだりして過ごした。
会議は多かった。未だに俺が議事録を作らなければならない。人件費削減を旗印に社員の採用を極端に減らした時期があり、俺たちの下がごっそりいないからだ。そして、新人は二極化していて、ものすごくできる奴とできない奴とに分かれている。
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ある会議で、5チームが出る試合で総当たり戦をしたら、何戦になるのか、ということが話題に上った。「10試合だろ。」と思ったが「10かな?」などと心許ない発言が多かった。
「10試合で間違いないですよ。」昨年、小学校高学年の算数を解いていた経験から、自信があったのでそう言った。それから改めて考えてみた。
総当たり戦は、例えば3チームだったら三角形、4チームだったら四角形、5チームだったら五角形を思い描くといい。その辺と対角線の数を足したものが、総当たり戦の数になる。
もっと数が多くなったら、公式N(N-1)/2を使う。例えば15チームの総当り戦なら15*14/2で計算すればいい。先に偶数の方を2で割ると計算が速くできる。
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金曜日は夏休みを取って、実家のある地元の同年の仲間達と旅行に行くことになっていた。
他部署だが、最近、一緒に仕事をしている仕事ができる部下に「激怒すると思うけど、明日は朝から遠くに行くのでいません。」とメールをしたところ、「激怒なんかしません。今まで、細かな資料まで作成していただき、ありがとうございました。」というメールが返ってきた。若い奴はできる奴も、人間ができていてすごい。
木曜の夜のうちに実家に帰り、金曜日の朝5時30分にみんなと会った。
友達の車に乗る。朝6時前には、もう焼酎を飲み始めていた。
川崎のホテルに荷物と車を停めて、それから平和島のボートレース場に行って、第1レースから最終の12レースまで見た。
平日ということもあり、レース場は空いていた。最初は競艇の券の買い方もわからなかった。まず、機械にお金を入れて、それからマークシートを入れる。お金が先というのに違和感があった。
親切にガードマンのおじさんが買い方を教えてくれる。しかし、何レースか買っているうちに、そんな違和感もなくなり、これはこれで便利だと思うようにもなってきた。
今まで競馬場には何度も行ったが、競艇場は初めてだった。みんなと話し合いながら賭けているうちに、コツがつかめてきた。
今回のレースはA1のトップ選手を東京の地元勢が迎え撃つというシリーズの最終戦だった。A1の選手とほかのB級の選手とは相当の力の差があるらしく、A1の選手が1着か、2着になるのはほぼ間違いがなかった。
そして、競馬と違って、走るのは6艇だけ。だから予想も立てやすい。そのほか、単勝がないことが競馬と違う。馬と違って、意外性が少ないせいか、固いレースが多く、3連復でも大した金額がつかず、3連単にしてようやく3倍というレースもあった。
俺たちは小心者なので、最初は数100円の勝負で穴を狙っていたが、固いレースは2連複で大きな額で賭けることが正解だとわかった。その上で、3連単の勝負をする。そのときは、ボックス買いが有効なこともわかった。もっとも、ボックスだと6通りも買うので3連単で3倍しかつかないときには、取っても負けてしまう。でも、キズは小さくてすむ。組み合わせ次第では高い配当のときもあるので、この手法は捨てがたい。
3艇の3連単は6通りある。4艇の3連単は24通り。公式化するとN*(N-1)*(N-2)になる。24通りも買えないので、3艇までの3連単で勝負をすることになる。それでも、走るのは6艇だけなので、競馬よりははるかに当たる確率は高い。
後半はこの買い方を駆使して、勝ち続けた。最終12レースはA1の選手が2人出ることになっていた。だからこの2人で2連複を大きく買った。
それから、前のレースで気になっていたのと、レース前の試走で、6号艇の走りがいいことに気がついていた。だから、新聞では無印だったけれど、この艇が食い込んでくることを考えて、ボックスで3連単を買った。
競艇は最初のターンでほぼ決まってしまう。第3ターンからあとで逆転するなんてことはあり得ない。
観客席の上の方から見ていると、第1ターンではボートが接触しているように見えた。そこから、なぜか、A1の選手が真っ先に抜け出す。魔法のようだった。
第1ターンの近くまで見に行った。接触どころか思いっきりぶつかっていた。他の艇に乗り上げているのもある。こんなに激しいレースなのかと思った。そして、そのカオスの中から、どうしてA1の選手だけが真っ先に抜け出せるのかはよくわからなかった。
最終レースは、この買い方でしっかり勝ちきった。ただ小心者なので、額的には小さかった。
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その日の夜は、すごく飲んだ。最後にラーメンを食べに行くという仲間と別れて、1人でも1時間くらい飲みに行った。
そしてそのときに、俺は財布の入ったトートバッグを座席に置いたままトイレに立った。それで、数万円抜かれてしまった(と思う)。
田舎で飲んでいるのとは違うことを甘く見ていた。気がついたのは翌日、最初の買い物をしたときで、それまで気がつかなかった自分に心底、情けなくなった。
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翌朝は、なかなか起きられなかった。でも、思ったより二日酔いもひどくはなかった。
友達と横浜の中華街に行って食事をした。肉まんなどいろいろと買い物をした。
帰る途中、海老名サービスエリアに寄った。大きなサービスエリアで、お土産の試食もできるし、カルビーの新作も売っている。ここでも、みんないろいろと買った。
「若い女の子に「試食だけでもいいですから、どうぞ。」なんて言われちゃうと、ついつい食べちゃうし、買っちゃう。」と友達が言う。確かに、お土産売り場も華やかなイメージだった。
長野県内に入って、諏訪のサービスエリアに寄ったとき、その静かな光景と、売っているものの地味さに皆、黙り込んでしまった。俺たちは田舎に住んでいるんだなあ、と改めて自覚をした。
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○勉強の記録
今週もまた、ほとんど勉強をしていない。全部合わせても3時間いかない気がする。
中国語検定頻出問題集(高橋書店):第3章
公式TOEIC問題集:1問目のパート2
気象予報士学科、一般知識:平成22年度第2回過去問、平成23年度第1回過去問