先週の日曜日には、地元の仲間と知多半島に行った。途中でリニア館にも寄ったが、基本的にもうその時点でビールやウイスキーで酔っ払っていて、どこで何をしたのかほとんど記憶がない。
移動のバスのなかではずっとトランプをしていて、鼻血が出るくらいに負けた。そして、夜は地元に帰ってきてからまた飲みに行った。
そんな日帰りの旅行だったので月曜日はクタクタだったが普通に出勤した。部下が多数、休みを取っていたので仕方がなかった。とにかく疲れていて、ずっと「早く帰りたい。」と思っていた。
+++
火曜日も飲み会があった。8月のイベントの打ち上げだった。開催通知を受け取ったときには「今頃かよ。」とため息が出た。飲み会ばかりでつらいが12月というのはそういう月なのだと思う。そして、俺は毎回毎回、律儀に重い2日酔いになる。理由はもちろん、飲み過ぎだ。
睡眠についての本を読むと、どうも体が寝ているときは脳が起きていて、脳が起きているときは体が眠っているらしい。酒を飲み過ぎた夜には、体を休ませようとするのか、夢を見ることが多い。
最近は夢のなかで中学校レベルの図形の問題を解いている。任意のある角度があって、その倍の角度を定規とコンパスだけを使って作図するとかそんな問題だ。いったい、俺の頭のなかのどんな部分がこんな問題を考えつくのだろう?
結構、本気になって夢のなかで考える。2時間くらいうつらうつらしながら考えて、解けたときにはもう朝だったりする。そして、そんな知識は実生活では1ミリも役に立たない。
+++
2次会で行った飲み屋のお姉さんからメールが届く。「記憶はないだろうけれど、クリスマス・イブの日は、お店が暇だろうから来てくれるって言ってましたよ。」なんてことが書いてある。
とりあえず、「えー。」と返事を書く。俺は今年のクリスマス・イブも本当に暇なのだろうかと思いながら、カレンダーを見る。今年のイブは3連休のど真ん中。正直、飲みに行くのもめんどくせえ。職場の屋上から大声で「えーっ!」と叫びたいような気分になった。
+++
WOWOWのドラマ「空飛ぶタイヤ」を全話見た。
最後まで見たのは、まあまあ面白かったからだが、今まで見てきた池井戸潤原作のドラマのなかでは一番つまらなかった。
主人公の仲村トオルは、運送会社の2代目社長をうまく演じていた。いい味を出していて、2代目社長っぽかった。いい俳優だなあ、と思いながら見た。
しかし、エリート銀行マンと週刊誌記者役の俳優はリアリティが全くなかった。あそこまで暗くてのろまなエリート銀行マンがいるわけないだろ。俺が上司なら早々に切る。彼に2000億円の融資を任せた専務までアホに見えてきた。週刊誌記者も原作は男なのをわざわざ女に代えたのに、スクープをあげるほどの力量を全く感じない。責任感も希薄な印象を受ける。根暗のエリート銀行マンとバーのカウンターでカクテルを飲んでただけなんじゃないかと思った。そんなシーンばっかだったし。重要な役回りだっただけに、そこが特に残念だった。
原作は読んでいたが、こうしてドラマの形で映像で見るとますます三菱自動車の傲慢な体質がわかる。近年になって燃費偽装も明らかになったが、国や社会に対して、自社の利益につながるように調査や検査の数字を変えて、それを隠蔽することは三菱自動車のDNAなのではと思うほどだ。
まあ確かに。俺が三菱の車が好きで乗っているのも、大多数のユーザーの便利さよりも、車のことを追求する姿が、魅力的に見えたということもある。しかし、傲慢でもいいが、正直であってほしかった。
これほどの事故を起こした後も、相変わらずだった会社の体質に、ユーザーとしてがっかりもしたし、こういう大会社はまだまだあるんだろうなあ、という気もした。
+++
二ノ宮知子のマンガ「87CLOCKERS」(ヤングジャンプ・コミックス)を全9巻読み終わった。
のだめカンタービレはオーケストラが舞台だったが、今度はパソコンのオーバークロックが舞台。ただ主人公は、のだめと通じる音大生で、彼の武器は耳のよさだ。
CPUに規定以上のパフォーマンスを発揮させると加熱してパソコンが落ちてしまう。最悪の場合には燃え出す。それを防ぐために扇風機や空冷ダクトを装備して冷やすが、頂上決戦の時にはCPUに液体窒素をかけてしまう。ただ、冷やしすぎるとCPUが止まってしまうので、CPUが耐えられるギリギリの温度まで冷やす。さらに、冷やせば冷やすほど、電圧を高くする必要があるのだそう。どこまでの冷却にCPUが耐えられるのか、そのときにどれだけの電圧が必要なのかは、CPUの個性次第で、1つ1つチェックしてみるしかない。
こんな世界があるのかと思いながら読んだ。この作者でなければ、この世界をエンターテイメントにまでできなかっただろう。
まあ正直に言わせてもらうと、彼らがいったい何をしているのかいまひとつ理解ができない。が、なんだか面白く楽しそうなことをしている雰囲気はよくわかる。秋葉原という街の奥深さも初めて理解することができた。コンピューターの世界の先端がどうなっているのか、どんな人たちが何をしているのかを知る意味でもいいマンガだと思った。

