義理の兄からKKベストセラーズの「一個人2015年5月号 医者が教えない健康常識の嘘」という雑誌をもらった。
日本のガン患者のうち4.4%が健康診断のレントゲンで被曝したことが原因だなどというなかなか興味深い記事もあった。ただ、僕がもっとも興味を持ったのは、ジェネシスヘルスケア社の「ジーンライフ・ネオ330プレミアム」の広告だった。通常2万9800円の遺伝子検査が1万9800円で受けられるのだという。
それで、1か月ほど前に申し込みをした。検査キットが送られてきたので、唾液を入れて送り返した。最近になってその結果が送られてきた。
その結果によると、僕はユーイング肉腫というのになる可能性が高いらしい。他にもいろいろな病気になる可能性が指摘されている。また、疲労がたまりやすく、知的好奇心は低いらしい。記憶力はまあまあで、計算速度もまあまあ。そんなに能力が高いわけでもなさそうだ。
姉から電話がかかってきたので、この話をした。
「どうも俺は遺伝子的にはアルコールに強いらしい。それから、俺の家系は「幻の陸地スンダランドの末裔」ってことになるんだって。」
「それって信用できるの?」
「どうだろうな。遺伝子診断をしている会社っていうのが数社あるらしくて、いくつも受けた人がネットに投稿している。結論が一致しないことも多いんだって。」
「へえ。」
「一番、信用できないなと思ったのが、俺の男性ハゲのなりやすさが「普通」なんだよ。こんなにハゲてきてるのに、普通ってことはないと思うんだよね。」
姉が爆笑していた。
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今週は、野球部の初練習があった。今年はソフトボールはしているけれど、野球はまだしていなかった。野球部では今年度の異動で、ピッチャーが2人も抜けてしまい、レギュラー選手が何人もいなくなっていた。
果たして今年はまともなチームが組めるのだろうか?
今年度のキャプテンに聞いたら「僕自身も、試合の日は結婚式があっていけないんですよ。」なんてことを言う。「でも人数的にはいるみたいですよ。」
「まさか俺とかが人数にカウントされているんじゃないだろうな?それじゃ意味がないんだよ。」
監督と話しをする。とにかくピッチャーがいないということを嘆いていた。1人、いい球を投げるピッチャーが入ってきたが、1枚では不安だという。
「力投型なんだよね。スタミナが心配。」
果たして大丈夫なのだろうか?
野球の練習に行くときに、レギュラーメンバーとすれ違った。
「今日の練習は?」
「どうしても行けない理由があって。」
「へえ。何?」
「髪を切りに行くことにしてるんですよ。」
「…。」
「えーと。重要ですよね。」
「…。」
まあ、なんとかなることを信じたい。
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土曜日の夜は、地元の仲間に誘われて、男4人で飲みに行った。
腹一杯、焼き肉を食べた後、2次会の場所までタクシーで行くことになった。
俺たちが乗ったタクシーが赤信号で止まっていたとき、衝撃があり、思わず首を押さえた。
後ろの車の運転席から、慌てたように男の人が飛び出してくる。追突されたようだった。
それから、別のタクシーに乗り換えて、2次会に行った。タクシーの運転手が、連絡先を教えてくれと言うので、名刺を渡してきた。
「今は酔っぱらっていて平気だけど、明日になったらむち打ちの症状が出るかも。」などと仲間が恐ろしいことを言う。
「むち打ちの症状って、何?」
「首が痛くなったり、気持ち悪くなったり。」
「二日酔いと区別が付くのかな?」
日曜日の午前2時近くまで飲んでいた。今は飲み過ぎて気持ちが悪い。でも、もしかしたらむち打ちの症状なのかもしれなかった。
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日曜日は、朝8時から地域のボランティア清掃に出た。僕はリーダーなので、地域で出たゴミを集会場まで運ばなくてはいけない。
実際にはほとんどゴミはなく、運ばなくてはならないゴミもわずかだった。
そして、9時からは地域の集まりに参加した。お祭りの寄付を頼みに、地域の有力者の家々を訪問する。
11時に終わり、みんなで食事に行くことになった。僕は具合が悪く、食事には行かずに家に帰って寝た。
寝ていたら郵便局の人が書留を持ってきた。「書留?何だろう。」診療情報管理士の認定証だった。
基本問題が意外に難しくて、「落ちたかもしれない」と青くなっていたことを思い出す。もうあれから4か月近くが過ぎようとしていた。名簿を見ていたら、試験のあと長野駅まで送ってくれた親切な女の子の名前も出ている。
「彼女が受かって、俺が落ちたら、ちゃんと合格祝いをしてあげよう。」なんて思っていた。自分が受かったと分かってから、なんだかそんな話しも立ち消えになっていた。自分の合格祝いなんかどうでもいいような気がした。「そんな思いもあったなあ。」なんて認定証を見ながら思っていた。
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相変わらず、無料のマンガだけはkindleで大量に読んでいる。少女マンガ(未だにこんな呼び方でいいのだろうか?)に読むべきマンガが多い。
マンガを読みながら、高校には随分と孤独な女の子が多いんだな、と思う。そして、孤独から逃れようと彼女たちが選択する道が、万引きだったり、彼氏だったり、部活動だったりする。
なぜ、勉強しないのか?とおっさんである俺は思う。そんな方法が存在しないかのように抜け落ちているのもマンガを読んでいて不思議に思う。逆境を抜け出す道は、いつの時代も世界中どこであっても教育であり学習だ。
極端な話し、高校に籍を置いておくだけで、実際には通わず、自分の好きなときに、好きなペースで徹底的に勉強すればいいのに、と思う。大体、多くの勉強ができない高校生は中学校の勉強ができていないので、そこまで遡ってやり直すべきだ。まずはその戻る勇気を持つべきだ。
それから、勉強にかける時間が短い。勉強ができるやつは基本的にそれだけの時間を、勉強に費やしているからできる。それだけの話しだ。そして、勉強ができるやつは、本当にすごい量の勉強をしているものだ。
マンガを読むと、大人でも判断に悩むような事態に次々と高校生なのに遭遇している。多くの現実社会に存在する問題は、正解に辿り着くのが難しく、場合によっては正解がないこともある。マンガのなかにある状況は、「逃げ道がない」ことも多い。
高校生は、そんな難しい問題を考えるよりも、教科書に載っていることを考える方が遙かに楽だし、意味がある。
悩んでいる中学生や高校生がいたら「そんな学校なんて行かなくていい。」と声をかけてやりたい。それから勉強の仕方を教えたい。効率よく、長時間、一緒に勉強するだけだけど。
でもまあ、実際に勉強を教えるなんてことになったら、変態だと思われるからやめておいた方がいいんだろうなあ。
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渡辺ペコの「にこたま」(モーニングKC)の1巻を読んだ。多くのマンガを読んだけれど、これが最も印象深かった。
大学時代から10年近く恋人と同棲している女性が主人公だ。恋人とは気が合うし、結婚したいと考えている。ところが、その恋人が浮気をして、その相手を妊娠させてしまう。
心理描写が丁寧で、逃げがなくて、誠実だと思う。そして、こういう問題は正解がない。続巻を読むかはまだ分からないし、結論は腹立たしいものかもしれないけれど、とりあえず、1巻を読んだ感想としては、よくできてるなあと感心した。

