診療情報管理士の結果通知は3月23日に発送されることになっていた。


一応、3月23日にポストのなかを探してみたが、結果通知は届いていなかった。24日は期待して家に帰ったが、まだ届いていなかった。少し不安になってきた。不合格通知は合格通知を送付したあと発送するのでは?とあり得ない想像までした。そんな面倒くさいこと発送側の立場に立てばするわけがないことはわかりきっていたけれど。


そういえば、専門科目はまだ解けたけれど、基礎科目は解ききることができなかった。2肢までは絞ってそこからはほぼ勘が頼みだった。可能性として、これらの問題を全て間違えたということも考えられる。不合格もあり得る、と思っていた。


25日は会社全体の送別会で、僕は夜12時近くまで飲んで帰ってきた。4次会までいったが、それほど飲まずに、ホステスさん達とくだらない話しをして過ごした。


こういうホステスがつくバーというシステムも、考えてみれば不思議なシステムだと、飲みながら考えていた。どんなメリットが飲んでいる俺たちにあるのだろうか?そんなにメリット感じないよなあ。その割に、俺はよくこういう所に来るよなあ、なんて考えていた。


家に帰ってポストを見ると、合格通知にしては、薄そうな結果通知が届いていた。


酔っ払ってはいたけれど、努めて冷静に封を切った。診療情報管理士の登録の紙などが入っていた。酔っ払って見ていたので、なかなか合格を明記した紙が見つからなかったが、最終的には見つけることができた。ほっとした気分になった。


もう少し詰めた勉強ができる余地があった。だから、もし不合格だったら、どうしてもっと勉強しなかったのかと、自分を責めていたと思う。


3万円を4月3日までに振り込まないと合格を取り消す、なんて書いてある。1週間以内に3万円用意しろ、なんてなかなか厳しいなあ、と思う。でも、取り消されてはたまらないので、早急に納めた。


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隣家の家の方が亡くなり、お葬式があった。


この地域には組合というものがあり、お葬式では組合もいろんな仕事をする。
もっとも昔と違って、仕事といっても大したことはなく、ほとんどのことは葬儀会場の方がしてくれる。


今回の僕の仕事は、葬儀のお返しの品をお渡しすることだった。参列者が多かったが、3人もいたのでそれほど困ることはなかった。


その返礼の品を渡すという仕事の合間に、電力会社に勤めているという同じ組合の人から、冬に山の電線をチェックする仕事についていろいろと聞いた。冬山装備をして、山岳ガイドと登るらしい。
「装備品は買ってくれるの?」
「会社で買ってくれるけど、家には持ち帰れないんです。会社の備品になるので。」
「登山靴は?」
「登山靴も会社の備品になります。」


葬儀にも出席した。
式のなかで、葬儀会場の方が電報を読んだのだが、「国立音楽大学」を「こくりつおんがくだいがく」と読んでいたので、「くにたち」だけど、まあ仕方がないのか、と思いながら聞いていた。


式の後は献杯から続く飲み会があって、それなりに飲んだ。でも飲み過ぎるということはなかった。


葬儀会場の外に出ると、まだ明るかった。家に帰ると、緊張のせいかどっと疲れが出て、風呂にも入らずに寝てしまった。


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週末はジムに行ったりして、健康的に過ごすつもりだった。
でも、いつまでもベッドから抜け出せず、ダラダラと過ごしてしまった。


来週からはもう4月になる。
送別会は終わったが、歓迎会が始まり、来週末は飲み会も控えている。


「なんだか、いろいろと疲れちゃったな。」と思う。
勉強もやる気が出ず、基本的に鬱的な傾向になっているような気がする。なんとかしなくては、と思うが、何ともならない。


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頭を使わない、楽な映画が見たくて、ケビン・ベーコンの「クイック・シルバー」を見た。


quicksilver

http://youtu.be/Nl5qFw-22Dk
才能溢れる証券マンが勝負に出て、全てを失い、なぜか自転車配達人になるという映画だった。いろいろ含めてどうってことのない映画だった。でも、そういう映画を期待していたので、期待通りだった。


quicksilver1

ただ映画というのは、封切りのタイミングで映画館で見るもので、DVDは仕方がなく見るものだと基本的には思っている。だからクイック・シルバーの演出を見て、古いと思っても、それは今頃見ているからで、僕の方に責任があることはよくわかっている。


quicksilver2

クイック・シルバーの映画の中で、ケビン・ベーコンが自転車のハンドルをクルクル回していた。すごい運動神経だと思う。
ただ、僕の自転車では僕がどれだけ運動神経があってもできない。ブレーキがついているから、ワイヤーが邪魔をしてハンドルを回転させられない。
よく、ブレーキなしの自転車を乗り回せるものだなあ、と感心もしたし、恐ろしさも感じた。


ケビン・ベーコンが自転車を乗り回している映画を見終わった後に、ジムに行きたくなるのでは?と淡い期待をしていたが、そんなことはなかった。