水曜日に職場全体の飲み会があった。
先週ものすごく2日酔いがつらかったので、僕は「絶対に2次会以降には行かない」と月曜日から宣言していた。
でも、やっぱりというか、情けないことに、僕が家にたどり着いたときには午前2時頃になっていた。
でも、宣言の効果か、そんなに深酒にはならなかった。睡眠不足はあったが、木曜日は普通に仕事をした。木曜日には出張先で会議があり、その帰りに「どうですか?」と飲み会の誘いを受けたが、それは断った。
木曜日の夜、いったん家に帰った後、温泉に行った。それから帰ってきて寝たら、すごくよく眠れた。しっかり眠った翌日の朝、頭がすっきりとして、自分がすごく賢くなったような気がした。
来週は温泉に泊まりがけの忘年会がある。こちらは2日酔いになるのが仕事のような飲み会だ。注意するだけムダだが、飲み過ぎないように気をつけたい。
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気象予報士の試験を受けるのに、ディバイダーという道具が必要らしい。試験会場にも持ち込むことができる。
それで、同じ職場にいる技術系の部下に、冗談半分で「もしディバイダーっていう道具を持っていたら、貸してくれ」と言ってみた。
「ディバイダーですか?コンパスの両方が針みたいなやつ?地下の倉庫の不要品入れに入っていましたよ。」
それからしばらくして、彼がディバイダーを持ってきてくれた。
「これがディバイダーかあ。」確かにコンパスの両側が針になっているようなものだ。
それにしてもこんなものが普通にあるなんて、すごい職場だなあ、と思った。
先日もリサイクル用の紙がストックされている中に、何かメモ書きが書いてあったので、「なんだろう?」と思ってよく見たら、積分記号のインテグラルが書いてあって、誰かが手計算をした跡だった。
「この職場には、積分計算を普通にする人がいるんだ。」
積分計算など、理系の人にとっては当たり前なのかもしれないが、絶対にできない僕は「すごいなあ」と思ってしまう。
誰かはわからないが、なかにはすごい人がいるんだってことを、この職場にいるとよく感じる。
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「すごく好きになってしまった人がいて、振られてしまった。どうしたらいいか、わからない。私はどうしたらいいんでしょう?」
なんて恋愛相談をメールで受けた。悩みが真剣であればあるほど、俺に相談することは間違っていると思う。
心をこめて「わからないっぺ。お大事に。」と返事を書いた。
「その彼が住んでいるのが近くなので、来年の秋ごろ、そちらに行ったら観光案内してくれますか?」なんてメールも来た。
来年の秋?それは随分と先の話だなあ、と思った。その頃、僕はどこで何をしているのかもまだよくわかっていない。それにその頃には、俺も結婚しているかもしれないのに、と思って、そう返事を書いた。
そしたら「絶対独身でいると思うので、結婚の心配は全くしてません」って返事が来た。その自信ありげな宣言に「ほほお。」とは思ったけれど、その理由が何なのかは、怖くて聞けなかった。
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昔からよくプロレスを見ていた。最近は会場に行くことは少ないが、家のケーブルテレビでWWEやドラゴンゲートの試合を見ている。
職場にダニエル・ブライアンに似た部下がいて、ヒゲを生やし始めたらますます似てきたので、いい仕事をしたときなど、ときどき「イエス!イエス!」と声をかけたくなる。
残念なのは、職場では唯一、19歳の他部署の部下がダニエル・ブライアンを知っているだけで、ほかに誰もダニエル・ブライアンを知らないことだ。
http://youtu.be/4cdjKaM5ZRY
▲赤いパンツがダニエル・ブライアン。両手で上を指さし「イエス!イエス!」と叫ぶパフォーマンスで、今年、ファンの心を鷲づかみにした。
ドラゴンゲートの試合も目が離せない。急角度のブレイン・バスターや、連続したパワーボムなど、昔では考えられないような大技が、高速で展開する試合のなかで繰り出される。
ファンの目に焼き付くような試合を、レスラー達がキャリアと命をかけて取り組んでいる姿は、WWEでもドラゴンゲートでも変わらない。運動能力も桁外れだが、単純に、技を出し、技を受ける勇気に対してプロレスラーを僕は尊敬している。
権力闘争や確執なども、演出としては欠かせない。WWEもドラゴンゲートも、やっていることはとても似ているのに、WWEが巨大な企業なのに対し、どうしてもドラゴンゲートは中小企業といった感が否めない。
ドラゴン・ゲートでの大っぴらな反則攻撃が、一般の人や子供から距離を取られてしまうのかもしれない。ただ、この2つの団体の試合を見比べて、最も感じることはファンのノリの差だ。日本のファンはプロレスの試合を見るときにおとなしい。プロレスは喧嘩ではなく、エンターテイメントだ。
ファンもプロレスを見る目はすごくあると思う。いい試合を求めるファンが、ここまで高度な試合を日本でも作り上げたのだと思う。でも、もっとファンは声を大きく、積極的に応援したらいいと思う。そして、レスラーもファンが一体になれるパフォーマンスをもっと考えてくれたらいい。ファッションも、ファンが街中でも着られるようなものを考えてくれれば、それを着るファンもいるだろうし、裾野が広がると思う。
CMパンク、シールズ、ジョン・シナ、そしてダニエル・ブライアンとWWEには好きな選手がたくさんいる。ドラゴンゲートの土井、吉野、ヤマト、ハルクも見逃せない。もっと多くの人が、プロレスを見たらいいのになあ、と思う。
そうしたら、俺の「イエス!イエス!」っていうパフォーマンスも誰かがわかってくれるのに、と思う。
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土曜日は松本のパルコに行って、村井昭夫の「雲のかたち立体的観察図鑑」(草思社)と「ニューワイド学研の図鑑 地球・気象」(学研教育出版)を買ってきた。
気象予報士の試験まで、あと1か月ほどになってしまったが、試験のための勉強は遅れている。年末年始の休みの間、しっかりと勉強をしたい。
そして今さらだが、こういった一般向けの本や子供向けの図鑑が様々な現象に対する理解を深めてくれると信じたい。
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日曜日の夜は、親戚のお通夜に出席した。
そしてその後、直会があってビールを飲んだ。いろんな人から注がれて、かなりの量を飲んだが、ビールだけにしておいてよかった。
月曜日の朝、起きたとき少し気分が悪かった。
出棺は朝7時からだった。僕は姉と葬儀場に行き、火葬場に向かう車を見送った。
見送った後、少し「しん」とした気分になった。
家に帰って着替えたら、緊張の糸が切れたのか、途端に気持ち悪くなって少し眠った。