月曜日に携帯電話を紛失した。


車で1時間ほどのところにある村に出張をして、会議をしたので、会場に忘れてきたのかと当初は思った。
夜8時頃まで残業をした後、家に急いで帰って、ネットで自分の携帯電話の現在位置を調べてみたら、そんな遠いところに携帯電話はなく、職場のあたりにあるようだった。


それで、火曜日は仕事の始まる2時間近く前から会社に行き、携帯電話を探した。僕の携帯電話は個人持ちだが、社用でも使っている。緊急の電話が入ってくる可能性も高い。1時間ほど探しても見つからず、月曜日に会議に一緒に出張をした上司に相談したら、「きっと車のなかだ」という。


社用車は既に、それこそマットの下まで探していたが、再び探しに行くことにした。途中で部下に会って「携帯電話を紛失したから、これから社用車に探しに行く」と伝えた。


社用車の中で可能性が高いのは運転席の座席の下だった。月曜日の出張の帰り、後部座席にカバンを置いていたのだが、急ブレーキをかけた際、中身が飛び散ったのだ。


その記憶があったので、真っ先に運転席の座席の下を探してみたが、見つからなかった。
「やっぱり、車のなかではないのか。」
諦めかけたとき、自分の携帯電話が鳴っているのに気がついた。
音を頼りに探したら、やはり運転席の座席の下から聞こえてくる。もう一度「ここに絶対にある」と思って探したら、見つかった。微妙に影になっていて、今まで見つからなかった。


このタイミングで、誰からの電話だろうと思って発信者を見たら、さっき「携帯電話を社用車に探しに行く」と伝言をした部下からだった。賢い部下を持つと本当に助かる、と思った。


上司と部下にお礼を言った。携帯電話が見つかるまで、気ばかりが焦っていた。車もついついスピードを出していた。本当に気をつけようと思った。


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エクセル2010エキスパートの試験は地元で受けるつもりだった。受験料を振り込み、それから試験の日程を詰めるために連絡をしたら、その会場ではエクセル2007までの試験しかできず、エクセル2010の試験は8月からだという。


「8月ですか…。」


とても8月までは待っていられない。ほかに受験場所があるか聞いたら、車で1時間ほど離れた会場でなら受験ができるという。調べたら試験ができるのは平日のど真ん中の時間帯だった。来週の午後、休みを取って行かなければならないが、仕方がない。


「現地まで行って、申込書を明日の夜9時までに提出して、受験料も払ってください。」なんて向こうの人が言うので慌てた。仕事が終わった後、急いで高速道路を運転して会場に向かう。


なんとか8時前に辿り着いて、それから申込書を記入する。受験日が来週の水曜日に確定した。それでノートにそのスケジュールを記入した。


夕食を食べてから帰ろうと思い、帰る途中でラーメン店に寄って食事をした。食事をしながら、スケジュールを見直そうと思ったら、カバンのなかにノートがない。


「また紛失かよ。」


ラーメンを食べ終わった後、再び試験会場に行く。ノートはさっき僕が広げたままの状態で、そのまま置いてあった。「やれやれ」と思いながらノートを持って、いろんな人に謝って、家に帰った。そして、その日の夜、本当にいろいろと反省をした。


でも、大失敗をしたあと、微妙にツイているような気もしていた。結果から見るとすべて取り戻すことができている。


携帯電話も夜の間は、着信を拒否していたが、朝になって探すときには着信を可能に設定し直していた。いろんなことが重なって、なんとか見つけることができた。ノートもそうだ。あのまま高速に乗って帰ってしまうこともできたのに、とりあえず食事をしようと思ったから、まだ引き返せるところにいた。


ミスしても、ツキで取り返している。こういうツキは大切にしようと思った。


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週末は8月に僕が企画・運営を任されたイベントのために、チラシを作った。この仕事はいろんな人の思惑が絡んでいてやっかいだ。いずれにしろ成功させなければならないので、今できることを順番にやっていくしかない。


チラシは2時間ほどでできた。前の職場で、かつては毎月、新聞を発行していたので、こういうチラシ作りの仕事はそんなに苦手ではない。でも、無事に作ることができて、少しほっとした。


週末は問題集についているエクセル2010エキスパートのランダム試験を何度もした。でも、もうほとんど問題を覚えてしまい、10回ほどチャレンジしたが、正答率が9割を下回ることはまずない。


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007の最新作(といっても半年も前の映画だが)「007 スカイ・フォール」をDVDで見た。


My Kiasu Life in JAPAN-007skyfall

自宅の一部分をDVD視聴専用の区画にしてロッキング機能のあるイスを運び込んだら、それなりの視聴室ができた。


スカイ・フォールのオープニングからのアクションは派手で、なかなかスリルがあった。さすが007、という感じだった。でも「老い」、「世代交代」、「組織の不要論」などがテーマとなった中盤からは間延びしてしまい、退屈だった。


My Kiasu Life in JAPAN-007skyfall1



My Kiasu Life in JAPAN-007skyfall2
それにしても、久し振りに映画を見たということだけでも興奮して、楽しかった。


それから、俺は映画を見ることでいろいろと救われているんだなあ、とも思ったし、映画なんかをしょっちゅう見ているから、ついつい余計な仕事を引き受けちゃうんだよなあ、とも思った。