また1週間が過ぎた。
いろんな問題が起きて、片っ端からとりあえずの解決をしていく。優先順位は目先のことからだ。
大体、何とか終えたが、しかしまあ、なんというか、自分自身に対しては「よくやった」というよりは、空しい仕事をしてるんだなあ、という感想しか湧かない。


火曜日は久しぶりにジムに行き、友達にも会った。「開始時間が30分ずれたんだよ」という。それで、スタジオが始まるまで、少しマシンを使ってトレーニングをした。


僕の出るスタジオは、体幹を鍛えるということで、動きはゆっくりだがキツイ。僕はいつもフラフラになり、笑顔が消えるが、その前のスタジオにも後のスタジオにも出る友達は「なんでバテてるの?このスタジオは癒しの時間なのに。」と言う。


いつも週末になったら体を鍛えようと思うが、実際に鍛えた試しがないのは我ながら情けない話しだ。


その昔、僕に見合いの話しをよく持ってきてくれるおばさんがいた。母の友人だということだった。
見合いの話しは、僕が気に入った人はダメで、気に入らなかった人からは好かれるというそんな結果だった。
だから僕は未だに独身でいる。断った人のなかには、今の僕なら断らなかった人もいると思うけど、当時は面食いだったので仕方がなかった。


それから、会っていなかった。実家には何度も母を訪ねて来ていたようだったけれど、僕はそのおばさんがどこに住んでいるのかも知らなかった。


姉から、そのおばさんの葬儀が金曜日にあるとメールが来た。金曜日にはめんどくさい(そして空しい)仕事がたくさんあって行けなかった。葬儀の案内が載った新聞記事に、そのおばさんの住所が載っていたので、週末の土曜日に、挨拶に行くことにした。


土曜日はいったん実家に帰って、喪服に着替え、新聞に載っていた住所に向かった。
なかなか見つからず、近くで農作業をしている人に聞いたら、もう随分と昔に引っ越しをして、そこの家には誰も住んでいないということだった。
じゃあ、どこに住んでいるんだろう?
姉に聞こうとも思ったが、あまり仲がよくないので、連絡するのも面倒だった。


再び実家に戻って、母のアドレス帳を見た。住所が載っていたので、そこに向かうことにした。でもカーナビでは、詳しい場所までわからなかった。
「目的地に着きました。案内を終了します。」と勝手に終了してしまう。それでも、どこなのかわからない。


それでiphoneで住所検索をした。近くで農作業をしていた人に、iphoneを見せながら、場所を聞いた。それで、なんとかその家の場所がわかった。確かに車では入り込めない、狭い路地の奥にあった。


若い奥さんがいて、その人に挨拶をして、仏壇に手を合わせた。
口の中を病んで半年くらい食べられず、自分で流動食を作って食べていたのだと、その奥さんが説明をしてくれる。だんだんと痩せていったそうだ。気の毒で胸が痛んだ。


そのとき、ふと見合いの席で、母と美味しい料理を嬉しそうに食べていたことを思い出した。食べるのが好きな人が、食べたいものが食べられないというのは、つらいことだと思った。「それは随分とつらかったでしょうね」と言った瞬間、涙があふれてきた。


僕は初対面だったが、その奥さんは、僕の母のことを知っていて、「お母様が亡くなられたときは本当にショックなようでした」と言っていた。玄関には母の作品も飾ってあった。


おばさんの家を出て、それからまた長野まで帰ってきた。


本来なら、勉強をしなければならないのだけれど、勉強に対する熱意も、最近は落ち込んでいる。


「探偵はBARにいる」という映画を見た。


My Kiasu Life in JAPAN-探偵はBARに

思いのほか面白かった。練ったつもりなのか、観客をわざとミスリードするために作ったのか知らないけれど、若干、脚本はわかりづらかったけれど、それなりに楽しめた。



My Kiasu Life in JAPAN-探偵はBARに2
大泉洋の演技もよかったが、彼の助手役である松田龍平ってこんなに味のある役者だったんだ、と思った。



My Kiasu Life in JAPAN-探偵はBARに
ただ、ツタヤが悪いのかBフレッツが悪いのかわからないけれど、週末の夜には、画面が10分間に40回くらいフリーズする。金かえせって気分にいつもなる。


それから、週末には「まほろ駅前多田便利軒」という映画も見た。

My Kiasu Life in JAPAN-まほろ駅前多田便利軒

こちらは瑛太と松田龍平のペアで、この2人の空気感もよかった。


My Kiasu Life in JAPAN-まほろ駅前多田便利軒1

松田龍平は松田優作の息子だから、本来であれば主人公の「探偵」であるべきところだと思うけれど、その「助手」という立場をどの作品でも好演している。


My Kiasu Life in JAPAN-まほろ駅前多田便利軒2

そのうちに、「探偵」にもなってくれると思うし、期待をしないわけにはいかない。


「ピンクスバル」というイスラエルとパレスチナを舞台にした日本とイタリアの共同製作の映画を見た。ややこしいけれど、そうなんだから仕方がない。


My Kiasu Life in JAPAN-pink subaru

大手が大きなマーケットを求めてアラブ世界に目を向けたため、イスラエルにはカーディーラーがあまりないのだという。ただ、そこに目を付けたのが富士重工で、だからイスラエルの車のほとんどはスバルなのだという。


主人公は、スバルの新車「レガシー」を買うために20年間貯金をし、とうとう手に入れる。その晩にはパーティーをし、翌日には死海までドライブに行く予定だった。
ところが、買った翌日にその「レガシー」が盗まれてしまう。
その悲嘆ぶりと言ったら、笑っちゃうくらいだ。


My Kiasu Life in JAPAN-pink subaru1

イスラエルで盗まれた車は、カーディーラーがない隣のパキスタンに運ばれ、そこで売られる。4万ドルで買ったレガシーは700ドルで売買されるのだという。


監督が日本人で、日本人のキャストもいるせいなのか、イスラエルの映画なのにどこか日本ぽく、義理や人情も山盛りだ。料理店でコックをしている主人公はアラブ料理だけでなく、スシやラーメンまで作る。


My Kiasu Life in JAPAN-pink subaru2

ちなみに、スバルとはプレアデス星団のことだという。
イスラエルの人たちがいかにスバルを愛しているのか、そして車を買うことがどれだけその人の人生に喜びを与えるのかが、とてもわかる映画で、車を乗らなくなった若者たちにもぜひ勧めたい1本だ。


僕にとっては、この映画がとりあえず今のところ、今年のナンバー1。理由はこの映画のへんてこさもあるが、何よりもこの映画からは「愛」を感じるところだ。


フレデリック・フォーサイスの「アヴェンジャー 上」(角川書店)を読み終わった。これからまた下巻も読まなくてはならない。


My Kiasu Life in JAPAN-avenger上

舞台の発端はボスニア。そこで大金持ちの孫が惨殺され、その犯人をアヴェンジャーというコードネームを持つ男がアメリカに連れ戻そうとする話しだ。
CIAとFBIの思惑がそれぞれ絡み合っていく。


読みようによっては軍事や政治がらみの知識を山のように手に入れることができる。


ただ、今、下巻を読んでいるが、今のところ「ドナウ川は青くない」という豆知識が、僕はいちばん気に入った。