花粉症の季節だ。
例年、この季節になると、涙をぼろぼろと流し、くしゃみが止まらないものだが、今年は花粉の飛散量が少ないからだろうか。
かなり楽に過ごしている。
昔、上戸彩が歌っているのをテレビで見ていたとき、彼女に鼻毛が一本もないのに驚いたことがあった。
それから、それにチャレンジしてみようと思って、電動の鼻毛カッターで、自分も全て鼻毛を切ってしまった。
花粉症がひどくなったのは、それからだったかもしれない。
「鼻毛だって意味があるんだよ。はみ出ないようにするのは大切だけど、全部切っちゃうなんて、おかしい」と、前の彼女から指摘されて、それからは全部切ることはなかった。
花粉症の症状が軽くすんでいるので「それが正解だったのかもしれないなあ。」なんて思ったりもする。
火曜日に、ジムに行ったときに友達に会った。
「日曜日に、BODY JAM行った?」
「行かなかった。」
「行けばいいじゃん。ジムに払うお金がもったいないよ。どうせ、土日はDVD見ているか本を読んでるだけでしょ。」
そんなことない、って思ったけれど、冷静に考えたらその通り。土日はDVDを見ているか、本を読んでいるだけだ。
4月になって、朝、1時間くらい勉強をしてから家を出るのが、普通になった。もっと前からしてはいたけれど、それまでは毎日というわけではなかった。
勉強をしていて毎朝思うのが、「もっと時間があればなあ」ということ。
出社ぎりぎりまで粘るけれど、8時から始まる会議もあるので、7時過ぎには家を出なければならない。
平日、これだけ頑張っているんだから、週末はたっぷりと時間がある分、随分と勉強をするんだろうなあ、なんて思っていた。
それから、ここのところ強風の日が続いたので、土曜日には車を運転して、実家も見に帰らないといけない、ということも思っていた。
そして週末がやってきた。
朝、いつもなら5時30分には起きるのに、ゆっくりと起きて、結局、勉強はしなかった。
DVDでマット・ディロンの映画「テイカーズ」を見た。
もともと映画に目覚めたのはマット・ディロンの「アウトサイダー」からだったし、マット・ディロンというだけで、僕は映画の採点が甘くなるのだけど、「テイカーズ」はよかった。
スタイリッシュなアクション映画で、俳優の演技もよく、フランスの映画「ヤマカシ」を思わせる。
http://www.youtube.com/watch?v=W7s2JuaDpRQ
(↑これはヤマカシ)
マット・ディロンが警官をしているというだけで、僕はマット・ディロンは悪徳警官なのだと思っていた。そして、警察の内部調査でやはりマット・ディロンは呼び出しを受ける。
このあたりもマット・ディロンのファンにはたまらないところだ。
こういう映画の脚本は、チームでないと作れないように思う。
そしてまた、こういう脚本のチームの一員に、僕も選ばれないものかと思う。
http://www.youtube.com/watch?v=SVAfIOqbPbo&feature=related
映画を見た後、パスタを食べて昼寝して、それから司馬遼太郎の「坂の上の雲 四」(文春文庫)を読んだ。日曜日までかかって「坂の上の雲 五」も読み終わった。
上に立つ者が無能なせいで、部下が万単位で死んだ旅順要塞や「二〇三高地」について、僕は初めて真実を知った。それから戦争では技術や戦術がどれだけ大切なのか、兵隊に武器弾薬、食料を届ける兵站の重要性についても学んだ。
この本を本当に、もっと前から僕は読んでおくべきだった。高校時代に読んでいれば、少なくとも歴史が好きになっていたと思う。
本とDVDだけで週末を台無しにしたのなら、まだ許せるが、許せないのは前の彼女に振られてから、手を出してこなかったネット麻雀にまで手を出してしまったことだ。
これは本当に時間の無駄遣いだ。
それでも、久しぶりに牌の音を聞いたとき、そして牌を切るときに、体中に緊張感が走って大げさではなく体が震えた。これが人に中毒症状をもたらすギャンブルの緊張感なのだろうか?
実際にはネット麻雀にギャンブルの要素はないけれど、でもネット麻雀だけで数時間をムダに使ったのは事実だ。
結局、土曜日は、一切勉強しなかった。
その流れはそのまま日曜日にも及び、日曜日も寝るか本を読んでいるかだけで、一日が終わった。一応勉強したが、土曜日のロスを取り戻すのが精一杯で、明日からのための上積みを期待はできなかった。
実家にも帰らなかったし、ジムにも行かなかった。その他、予定していたことの半分も終わらなかった。
自分がここまで怠惰なのかと残念だったけれど「まあ、そんなこともあるよ。後悔しているだけましだ」と、自分を許してやろうと思った。
***おまけ***
フランスにいる女の子のfacebookに載っていた画像。
「のび太のくせに、かっこいいじゃねーか」って思った。
