先日、知り合いが就職試験を受け、そこで「内田クレペリン検査」をしたという。
「内田クレペリン検査」は足し算をして、その答えの一桁目を書いていく検査だ。

就職時の適性検査と言うことで、多くの企業や学校などが採用している。
僕も何度か受けたことがある。自分自身の就職試験の時ももちろん受けた。


昔の司法試験には心理学なんて選択科目もあって、その科目を受けた先輩がいた。
僕は自分が就職試験を受ける前に、この先輩と話しをして、「内田クレペリン検査」についての豆知識を聞いていた。


「どのくらいできたかはあまり重要じゃない。普通の人は、最初頑張って、だんだん能率が落ちてきて、最後にまた少し頑張る。休憩をしたら、前半より少しできているけど、やっぱりだんだんと能率が落ちてきて、最後に少し頑張る。だから、Wを横にしたような形が普通の人で、これが真っ直ぐだったりすると精神的に問題があると判断される。」
その程度の知識だったけれど、このわずかな知識を元に、試験の時には、きれいな曲線を描くことに全力を傾けていた。
就職できたのは、その先輩のおかげだったのかもしれない。


ところで先輩の言っていたことは本当だったのだろうか。
就職試験を受けた知り合いの人と、どういう曲線が理想なのかを話しているうちに、気になってネットで調べてみた。
この検査では「どのくらいできたか」ということも重要な指標らしい。
そうだったんだ、なんてこったって思ったけれど、大体は先輩の言ったとおりだった。


もっとも、そのネットの知識が正しいかどうかは、僕にもわからない。
検査する側がいろいろと秘密にしていることもあるらしいから。


家に帰ってから、自分も性格検査をしてみようと思った。
ネットでいくつかの性格診断をしてみた。


僕がやってみたなかで、当てはまっているなあと思ったのは16類型性格診断というもので、僕はINTPというタイプの性格だった。
この性格判断で僕がとても納得したのは、INTPタイプの人は「考えや構想や計画がどんなに最終的なものに見えても、土壇場になって「新しいデータ」が手に入ると変えてしまう」という分析で、僕自身、この性格が命取りになっているとずっと思っていた。


この性格に気づいたのは、麻雀をしているときで、僕は新しい牌は古い牌に勝るとどうも思いこんでいて、全く不要な牌でも、引いた牌がドラだったりするとついつい手を変えてしまう。それまで押さえていた危険牌を出して直撃を受けたり。


最近では麻雀もやめてしまったけれど「やっぱり麻雀に向かない性格なんだな。」と改めて思った。それから、何でもかんでも新しい知識が優れているという思いこみもなくしていかないと、と思った。


週末は実家に帰った。
土曜日は、一周忌の準備をしていた。そして、日曜日は本番で、朝から忙しかった。
昼前には姉も来て、お膳を作る手伝いをしてくれたので助かった。
10名前後の会だったが、お寺の和尚様も来るし、全員、僕よりも年配の方々が相手なのでかなり緊張を強いられた。
準備をしっかりしていたためなのか、皆が助けてくれたからなのか、それなりになんとか終えることができた。


こういった法事に対して、僕はいつも無事に終了することに全力を注いでしまい、母を偲ぶなどというところにまで心に余裕が持てない。
本末転倒のような気もするが、今の僕の能力では残念だがこれが限界で仕方がない。


木村泰嗣の「憲法がしゃべった。」(すばる社リンケージ)という子供向けの本を読み終わった。

My Kiasu Life in JAPAN-憲法がしゃべった。


正しい知識をわかりやすく書いていて、こういう本があるから今の子供たちはいいよなあ、と思った。僕がこのレベルで憲法の全体像を把握できたのは、大学生になったあとだった。


大人が読むには少しばかばかしい面もあるけれど、憲法をきちんと勉強したことがない人は、この本を読んでから、勉強をした方が理解も早いだろう。そして、こういう本をこの作者よりも前に出すことを考えればよかったと少し悔しい思いもした。


「サンクタム」という洞窟探検の映画を見た。


My Kiasu Life in JAPAN-sanctum

ジェームス・キャメロンとでっかく書いてあるけれど、彼は監督をしていない。彼は製作のなかの1人だ。もとは3D映画だから、自宅の小さな画面で見ても迫力は伝わらない。それはわかったうえで見てみた。

My Kiasu Life in JAPAN-sanctum1

酸素ボンベを何本も抱えて洞窟探検に行く人の気持ちが僕にはよくわからない。山登りの方が爽快感があるような気がする。僕は暗闇よりも光が好きなんだと思う。
行かざるを得なければきっと行くとは思うけれど、自分から進んでは僕は絶対に洞窟探検には行かない。
興味はあるけれど「地震が来て洞窟が崩壊したらどうするんだ?」ってつい考えてしまう。


My Kiasu Life in JAPAN-sanctum2

映画を観ながら、洞窟探検というのは、僕が思っていた以上にリスクの高い探検だと思った。
山登りだと最悪の場合でも、低い山ならヘリコプターが救いに来てくれるが、洞窟ではそういった救助方法が全くない。

この映画は実話に基づいているそうだが、かなり悲惨な結末が待っている。
気分が暗くなること間違いなしの映画なので、よっぽど興味がある人以外には、僕はまったく勧めない。