吊り橋を渡る夢を見た。
かなり川面から高いところに設置された吊り橋で、僕は緊張しながら渡っていた。
途中から吊り橋の勾配がきつくなったので、僕は四つんばいになった。
落ちたら死ぬなあ、と思っていた。
そして実際に吊り橋の両側には、人が落ちる程度の空間が大きく広がっていた。
勾配は徐々にきつくなり、角度も50度を超えていた。
これはダメだと思った。
引き返すのも大変だけど、何とか戻らないと。
そう思って、怖がりながら引き返してきた。
引き返したあと、吊り橋を見ると、白い僕の足跡が残っていた。
僕は吊り橋の半分を超えて、かなりのところまで進んでいた。
もう少し勇気を出して踏み出せば渡れたのに、と思った。
そこで目が覚めた。
「僕はいつもあと1歩の所で努力するのをやめてしまうんだよな。」
あの夢はそういう自分の弱さを象徴する夢だったような気がして、その日は反省をしていた。
その日の夜、高橋葉介のマンガ「夢幻外伝 高橋葉介コレクション」(朝日新聞出版)を読んだ。
昔読んでいた「夢幻紳士」というマンガでは、主人公はもっと明るいキャラクターだったように思うが、この外伝では夢幻紳士自身が、かなり怪しく、おどろおどろしい恐怖マンガだった。
夢幻紳士が殺人事件を解決できるのは、彼自身が死者と話ができるからだ、なんて「都合がいい話だよなあ」って思った。
もちろん人には勧めない。
マンガを読んだあと、不愉快な読後感のままシャワーを浴びているときに、朝の夢で、俺は川を渡ろうとしていたことに気がついた。三途の川ってこともあるし、夢の中では川は渡ってしまっていけないような気がする。
「あのとき恐怖感を感じて、引き返して正解だったのかもしれない」
背筋が寒くなったような気がした。
それから少し自分の生活を振り返った。
体があまりに重く、どう考えても太っている。
思い切って新しい体重計を買って測ってみたら、体重は3月より5キロも増えていた。それから新しい体重計の機能を駆使していろいろ調べてみたら、軽肥満で、体内脂肪もやや多いという。そういうことだろうな、と思った。
筋肉量が多いことと、体脂肪率が18%というのはまあまあなのかもしれなかった。
知り合いのジムに通っている女の子と連絡を取って、ジムに入会することにした。手続きを終えて、サイクリングマシンに乗っていたら、その女の子に久しぶりに会った。
1年以上会っていなかった。
久しぶりに会ったその子は、随分と引き締まった体をしていた。ほぼ毎日ジムに通っているらしい。10キロくらいやせたという。
「なんか小さくなったんじゃない?」
「身長は変わらないよ。」
小さくなったように見えた。
土曜日にジムの体力測定とオリエンテーションがあったので、朝からジムに行った。
握力が両手とも40kgまで届かず、年齢表を見せてもらったら68歳レベルだったので笑ってしまった。
トレーナーの方はそれでも「この表、かなり厳しいんですよね。まあ標準ですよ。」って言ってくれていたけど、標準のわけがない。
体力も随分と低かったので、ジョギングやサイクリングのような有酸素運動と、下半身の筋力アップをするメニューを作ってくれた。やってみたらかなりきつかったけれど、これから週2回くらいは頑張って通って体力をつけたいと思った。
中学からの付き合いのmoonにすすめられて、「フィリップ、きみを愛してる!」という映画を見た。
ゲイの映画で、ジム・キャリーが主演をしていて、かなり笑えた。
それからチョウ・ユンファ主演でジョン・ウーの映画「リプライスメント・キラー」も見た。
これまた映画としてどうこういうような映画ではない。
それにしてもチョウ・ユンファの運動神経はいいよなあって、それだけは改めて感じた。
***おまけ***
「いいアプリを持ってますよ」
超有名なスティーブ・ジョブスの絵。同じコンセプトの絵がほかにもたくさんある。
天国の入り口には、パーリーゲート(直訳すると真珠の門、「天国の門」って訳すのが普通?)があって、そこで聖ピーターという天使が門のなかに入れる人をチェックしている。普通は名前と職業を聞くことになっていて、その他気になったことがあったら聞いていいことになっている(と思う)。アメリカン・ジョークには本当にしょっちゅう出てくるシチュエーションだ。
「俺が払った」
スティーブ・ジョブスが頑張った結果、こういうことになったわけなんだよなあ。




