テレビをつけると放射能の話ばかりをしている。
1000ミリシーベルトを超えたとかいう話だけど、1000ミリシーベルトまでいったら、普通に1シーベルトでいいんじゃないかと思う。
メートルだって、1000ミリメートルなんて言われるより、1メートルって言われた方がわかりやすいと思うんだけど。


放射線の話は、はっきり言ってよくわからない。
報道する側も、正確な情報をわかりやすく報道するというよりは、視聴者をわかったような気にさせることに主眼を置いているようで、記者会見の内容を報道記者の理解したレベルでしか俺たちも情報を理解させてもらえない。


そのために、宮城県や福島県の空気は危険なのか?水は大丈夫なのか?といったことすらよくわからない。「ただちに健康被害はない」と政府が言ってる、と言っているだけだ。
風評被害が許せない、なんて報道を同じ報道機関がしているのを見ると、「おまえのせいだろ」と言いたくなる。
客観的なデータがあるんだから、独自に調査をして「危険だ」とか「この量なら心配がない」と報道機関として独自に分析して教えてくれればいいと思う。


その昔、報道機関に、ある統計のデータを発表したら、「それはどうやって調査したのか?」、「確度はどの程度なのか?」、「私が感じている実情とかけ離れているのだが」といった取材が一切なく、そのまま報道されているのを見て、かえってがっかりした。
日本のマスコミは、独自に取材をする意欲を失っていると思う。


東京電力が無責任だ、原子力発電所がこんな危険なものだと思わなかった。などとマスコミが被害者面しているのが許せない。
じゃあ、今までなぜ危険性を訴えなかったのだ?
原子力は二酸化炭素を排出しないから、環境に優しい。日本は原子力に頼らざるを得ない。日本の原発は安心です。という政府の発表をそのまま報道してきたマスコミに罪はないのか?
RCサクセションですら、サマータイムブルースという曲のなかで、原発の安全性について「さっぱりわかんねえ。根拠がねえ」と歌っているのに。


俺たちも、恥ずかしがらずに言おう。
マスコミの報道する内容が「さっぱりわかんねえ」と。本当のところはどうなのか、本当に取材しているのか?まさか記者会見で質問することを取材だと思っているんじゃないだろうな?と。「情報の信頼性が低くて、頼りにならない」と。信頼性が頼りないのは、政治家だけでなく、マスコミもだと。


放射能の話が大きく取り上げられているせいなのか、当たり前だけど、花粉症の話は最近、あまり取り上げられない。
今シーズン、例年の数十倍と言われていた花粉の飛散量は実際のところどのくらいで推移しているのだろうか?


俺は、例年、春になると花粉症の薬を飲んでぼーっとしているのだが、今年は薬を飲むのをやめた。
薬を使って、その副作用を避けるために薬を飲み、さらにその副作用を避けるために、また別の薬を飲み…。といった具合で薬漬けになっていく今の医療のあり方が気に入らないからだ。
必要だとは思うけれど、僕たちは薬に頼りすぎなんだと思う。


花粉症なんて花粉のシーズンが終われば放っておいても治るんだから、別に病気じゃない。薬はいらない、と勝手に決めた。
だからマスクが手放せない。目も真っ赤だ。アイボンを冷蔵庫で冷やしてから使うと気持ちがいい。
飲み会でもあまりお酒を飲まないようにしているが、目が充血しているせいか何も飲んでいないうちから「酔った?」などと聞かれる。


「花粉症はレンコンを食べるとよくなるんだよ。」
飲み会のときに、女の子にそう声をかけてもらった。
「ふーん。そうなんだ。」
そのあと、ふと「もしかして、レンコンって穴が開いているから、形的に、なんとなく鼻づまりが改善しそうとか、そういう意味?」って聞いてみた。
「そんなんじゃあ、ない!」
「チクワとかも花粉症に良さそうだね。向こうが見えるし。」なんて話していたら怒られた。
「馬鹿にしてるでしょ。」
「いえいえ。」
確かに、俺は性格が悪い。


そのあと、同じ女の子が「○○さん。去年まで平気だったのに、今年から突然、花粉症になった」と話していた。
「あ。それ、俺、どうしてか知ってる。」
「どうして?」
「きっとレンコンを食わなかったんだよ。」
そう言ったら、本格的に怒って、それから口をきいてくれなくなった。
残念だが、まあ仕方がないのだと思った。