火曜日の夜、おいしいものを食べに行く会のメンバーで(俺と女性2人。別にロマンチックな関係ではない)須坂市米子にあるシアン・シアンというホームレストランに行った。
テーブルは2つだけ。暖炉があり、火が燃えている。
シアン・シアンとはフランス語で犬の意味らしい。レストランのなかには犬の写真がいっぱい飾ってある。
場所がなかなかわかりづらいが、家全体をライトアップしているので、まわりにほとんど明かりのない米子地区では、ナビをつかって近くにまで行けばたどり着くことができる。
料理は洋食、和食、中華のコースが日によって決まっているらしい。
僕が予約したわけではないのでよくわからない。
とにかく、僕たちが食べたのは洋食のコースで、とてもおいしかった。
特にデザートに出てきた熱々のスフレは絶品で、これが家でできないものかと真剣に考えた。
金曜日は忘年会で、善光寺前にある藤屋御本陣で食事をした。
僕が幹事だった。
女性が多い飲み会で、いつもとは違う豪華な食事がしたいというので、ここにした。
食事は確かにおいしかったけれど、あまりに飲み過ぎて、食事を楽しんでいる余裕が僕にはなかった。
メインが出てきた頃には、もう何もかも、どうでもいいような気分になっていた。
それから、何件もはしごをして帰った。もう何時に帰ってきたのかもわからない。
記憶は一応はっきりしているものの、酔っぱらったあとの俺は、どうしてあんなに何軒もお店に行かなくてはならないのか、意味がわからない。
「俺はなんていうか。。あほだな」
猛烈な自己嫌悪に襲われる。海老蔵が記者会見で言っていたように、「行くのはお止めなさい」って今の俺なら言ってあげられるのに、と思う。
7時30分頃に目覚めると、熱いシャワーを浴びる。頭がすっきりしたところで、勇気を出して財布を見る。2千円しか入っていない。
酔った頭で、どうやって帰りの代行料金や駐車料金を計算して、ギリギリまで遊んで帰ってくることができるのか、不思議だ。
土曜日は午前中に実家まで帰った。
あまりに気持ちが悪く、母に吉野家で買った豚丼を渡すと、自分は部屋にこもって寝ていた。
嫌な夢をいっぱい見た。もう3次会とか行くのはやめようと、何度も思った。
でも、こんな決意も3日くらいでがたついてしまうのだと思う。
日曜日には、体調が回復していた。
月曜日からは、まっとうな人生を送ろうと思った。
できることなら、小林麻央のような人に「生まれ変わらないといけませんね」なんて言ってもらいたいものだけれど、まあ、言われたら言われたで腹が立つんだろうなあ、俺の場合は。
年賀状を印刷するために、プリンタを買ってきた。
キャノンのプリンタ・コピー・スキャナのついた複合機が8000円くらいだった。
「こんなに安いんだ。」
「どうですか?インクも?」
「インクって付いているんじゃないの?」
「一応、テスト用のインクは付いているんですけれど、すぐなくなっちゃうんですよ。」
黒とカラーインクを買うことにしたら、インクだけで4000円以上するという。
「複合機が8000円なのに、インクだけで4000円もするの?」
「お客さん。コピー機やプリンタの業界は、水商売って言われていて、インクで稼ぐんですよ。」
わかったような、わからないような説明をされる。やれやれって感じだ。
それでも、僕がスキャナを買ったら絶対買おうと思っていた「読取革命」というOCRソフトが複合機に付いていて、すごく嬉しかった。仕事で使っているけれど、認識能力がとても高い。このソフトだけで、1万2千円くらいしそうだ。
家に帰って、パソコンにドライバを読み込ませる。
ついでに、以前、ほかのパソコンにインストールした画像編集ソフトもインストールすることにした。
DVDドライブからバリバリとすごい音がして、それから静かになった。
「シリアルナンバーを入れてください」
という画面が出たので、入れようとして、ふと気がついた。
シリアルナンバーはDVDに付箋で貼っていたのだ。
それで、あんな大きな音がしたのか。。
DVDを取り出すが、付箋はどこにも見つからない。
「ああ、もう。」
パソコンを分解して、DVDドライブを外し、内部で破れて滑車の部分に巻き込まれている付箋を発見する。
なんとかピンセットで外す。そしてまたパソコンを組み立てる。
パソコンは元通りになったけれど、すっかり疲れてしまい「もう年賀状なんか来週でいいや」と思う。
シリアルナンバーはもう2度となくさないようにDVDに直接、油性マジックで記入した。
佐藤孝幸の「ただいま授業中 会社法がよくわかる講座」(かんき出版)を読み終わった。
全編を通じて、本当にわかりやすい本で、会社法の全体像がとてもよくわかる。
M&Aの説明も、よくここまで、と思うほどにコンパクトにまとまっているし、ホワイトナイトの意味を初めて知った。
会社法をきちんと学習した後にも、もう一度読み直したいと思った。