仕事でいろいろとあって、かなり頭に来る一週間だった。


金曜日の午後、半日、仕事を休んだ。規則上5日の夏休みが取れる。
これで、ようやく2日の夏休みを消化した。あと3日もある。


金曜日の午後は、部屋で洗濯をし(洗濯すべきものを洗濯機に放り込んで寝てただけだけど)、髪を切り、本を2冊買って、それから実家に帰った。


途中、渋滞にも巻き込まれて、家に帰ったのは午後9時頃だった。

入道雲の中で、氷の固まりが上下をして激しく静電気を生み出しているのだろう。

高速道路を走りながら、夜に見る入道雲は、なかで稲妻が走り、美しかった。


母は相変わらずだったが、先週よりは少し元気になったように思う。


寝ころんで本を読んでいたが、いつの間にか寝ていた。起きたら朝の7時だった。
なぜ実家に帰ると(エアコンも俺の部屋にはないのに)こんなによく眠れるのか不思議だ。


先週は名古屋のホテルに泊まったが、暑さで寝苦しく、エアコンを入れたら今度は寒すぎて眠れなかった。
「寒くて眠れない」と夢のなかでイチローと会話をした。
「俺がホテルに文句を言ってやる」とイチローは言ってくれたのだが、せっかくのヒーローとの会話が世界一つまらない話題で残念だった。
その直後に、起きて、エアコンを切ったのだが、すぐに暑くなり、寝苦しさは朝まで続いた。


今週の土曜日は、午前中に30分ほど外出する用事があって、その後は特にすることもなかった。
布団に寝ころんだまま、ジョン・グリシャムの「アソシエイト」(新潮文庫)の上・下巻を一気に読んだ。


My Kiasu Life in JAPAN-アソシエイト上

My Kiasu Life in JAPAN-アソシエイト下

「アソシエイト」はグリシャムの「法律事務所」と同様、新人弁護士の物語だ。
読んでいて、俺も就職した頃には、彼の「法律事務所」を読んで、「就職をしたからには1日18時間勤務でもしてやる」なんて思っていたことを思いだした。
就職をしてみたら、現実には、そんなに仕事をする必要はまったくなかった。
僕は毎晩、飲み歩いて遊んでいた。


読んでいてつくづく感じたことは、自分の甘さだった。12時就寝、5時起床。酒は飲まない。「疲労感を無視しろ、集中するんだ」現実にそう自分に言い聞かせながら生活をしているやつが、世の中にはいっぱいいるんだと改めて気づかされた。昼食を30分以内で切り上げ、残りの時間すべてを仕事に捧げる奴らが。
チリの地下700メートルに埋まっている男たちが現実にいるように、そういう世界も現実にある。
読みながら何度も「俺は甘かった」と心の中で思った。


最近、職場の同僚が、仕事をしないばかりか、周りの人に仕事を押しつけている姿を苦々しく思っていた。
でも、その姿は、自分の姿でもあったのかもしれない。自分がやるべきことをやらずに逃げている姿を、彼に投影させていたのかもしれない。
人のことを苦々しく思う前に、自分を変えるべきだと僕は読みながら考えていた。


読んでいたら、すごくやる気が出てきた。先週末、落ち込んでいたのが嘘のようだ。
今抱えている仕事のなかで、こなせない仕事なんか、自分にはないようにも思えてきた。
勉強だって両立できるはずだ。
いつまで続くかわからないが、この気持ちを強く持って、これからも頑張っていきたいと思う。


DVDで韓国映画の「寵愛」を見た。


My Kiasu Life in JAPAN-寵愛

ヌードモデルと小説家の恋。
映像はきれいで、どこか現実離れしたストーリー。
確かに女優のヌードはとてもきれいだけれど、どうしてこんな女に惚れてしまうのか、僕は今ひとつこの小説家に感情移入ができなかった。


My Kiasu Life in JAPAN-寵愛1

それから、俺、韓国映画のラブシーンって激しいとか濃厚とかよく言われるけど、あんまりうらやましくない。
なんだか男にとって今ひとつな気がするんだよなあ。


My Kiasu Life in JAPAN-寵愛2

そして、最後のシーンを見てから「この映画以前どこかで見たことがある」ってようやく思い出した。
いつ見たのか忘れたけど、確かに見たことがある。
「なんて記憶力だ」と自分自身に対してすこし呆れた思いがした。