金曜日には、職場の暑気払いがあって、僕は幹事だった。
午後9時30分頃に一次会が終わり、それから1人だけでもう1件飲みに行った。
「10時30分には、帰る。」
頼んでいたタクシーがきたので、10時30分には飲むのをやめて家に帰った。


翌朝は5時30分に起きた。
まだ眠かった。熱いシャワーを浴びて、目を覚ました。
9時から実家でエアコンの工事が始まる。
それまでには帰らないと。
長野を6時30分くらいに出て、実家には8時過ぎに着いた。


8時30分頃に姉が来た。
エアコンの工事をしている間、別の部屋の掃除をしようという。
暑くて、作業中に何度も冷たい水で顔を洗いながら掃除をした。


今度、母の部屋に取り付けたダイキンの「うるるとさらら」は、通常のエアコンよりも室外機と室内機をつなげる管が1本多い。初めて取り付けるという業者の人は、少し手こずっているようだった。


取り付け工事が最終的に終わったのは3時を過ぎていた。
姉はもう帰っていた。
業者も疲れていたけれど、エアコンの室外機を備え付けるスペースを確保するために、僕もいろいろな作業が必要で、かなり消耗した。


5時30分頃に姉の家に行き母に会った。一緒に食事をした。
先週よりも元気そうだったが、2人だけで話をしていると、「早く家に帰りたい」と言って泣く。
人の家で生活するというのは、いろんな気苦労があるのだと思う。
「わかるけど。」
僕もどう言ったらいいのかわからない。
エアコンは取り付けたが、これから家に手すりを取り付ける工事が必要だ。
まだ、家に帰るのは早すぎる。


実家に帰ってシャワーを浴びているときに、サーモスタットが機能していないことに気づく。
明日になったら、分解をして修理をしようと思った。
きっとフィルターが汚れているんだ。


ふとんに寝ながら小池龍之介の「考えない練習」(小学館)を読む。


My Kiasu Life in JAPAN-考えない練習

彼の本に書いてあることの大半は、煩悩に満ちた僕には実現不可能で、「そりゃあ、そうなんだろうけど」なんて思いながら読んでいる。でも、怒りを抑える能力は確かに高まったような気がする。


翌朝、シャワーを修理しようとしたら、完全にゴムパッキンが壊れてしまい、水が噴き出す。シャワーの水を止める元栓の位置がどうしてもわからない。仕方がなく、業者に来てもらって、応急処置をしてもらう。
結局、僕が修理しようとしていたレベルでは対応ができなかったことがわかる。フィルターはそんなに汚れていなかった。完全にサーモスタット自体が壊れていたのだ。


混合栓を付け替えるのに、工事費込みで4万円かかると言われ、ため息が出る。
でも、母は浴槽に入れず、シャワーしか使えないから、どうしても工事はしなくてはならない。


それからネクタイをして、遠い親戚の家に母の代理で葬儀の挨拶に行く。
「このたびは、ご愁傷様で。」
なんて挨拶をするのだけれど、お互いに初対面なので、何を話したらいいのかよくわからない。
「窓から眺める景色が素晴らしくいいですね」なんて言ってみたりする。
「そうなんですよ。昔は花火の撮影に、NHKが部屋を借りに来たこともあるんです。」
「それは、すごいですね。」
5分くらい話をした後、僕が「ではこれで。」と立ち上がると、少し相手もほっとしたような顔をしてくれたので、僕もほっとした。


実家では、また掃除の続きをする。
途中から姉が来て手伝ってくれた。


2時過ぎに掃除を終えて、母に会いに行く。
「みんなが心配してくれるのは嬉しいけれど、体が弱ってこれからは友達も自由に会えなくなる。もう、希望が持てなくなった。」と言って泣く。
「大丈夫だよ。元気出せよ。」
具体性に乏しい励ましをして、5時過ぎにまた長野まで帰ってきた。


1週間かけて、アンジェリーナ・ジョリーのアクション映画「ウォンテッド」を見た。


My Kiasu Life in JAPAN-wanted

無理が多い映画で、特に前半は我慢して観ていたけれど、後半になったら少し面白くなってきた。


My Kiasu Life in JAPAN-wanted1

どんな怪我をしてもすぐに治っちゃう回復風呂なんて、設定もユニークだ。


My Kiasu Life in JAPAN-wanted2

My Kiasu Life in JAPAN-wanted3

でも、人に勧めるような映画では全然なく、ハリウッド的な無理の連続で、得るところも少ない映画だった。