法律の勉強をしようと思っているが、なかなか勉強をしない。
勉強が嫌なせいか、ネット麻雀を延々とやっている。
いつまで経っても、麻雀も強くなれない。
桜井章一によれば、麻雀で負ける原因は基本的に自滅なのだという。
「確かに」と頷ける面もあるが、それを克服するためと称してネット麻雀に夢中になっているのも困ったものだ。
ネット麻雀のない世界に自分を引き戻すため、とりあえず、本を読むことを自分に許すことにした。
それでまず、村上春樹の「1Q84 BOOK3」(新潮社)を今頃になって読んだ。
もうBOOK1と2の内容など覚えていなかったが、無理に読み進めた。
天吾の父親(と思われる)NHKの集金人の話はかなり強烈で、最後に天吾を守ろうと(?)敵の牛河に迫るときも、やはりNHKの集金人として迫るその職業意識ににんまりとした。
東京に住んでいた頃、夜中の11時30分にNHKの集金人が来たことがある。
サラ金の取り立てだって、そんな深夜には来ない(と思う。)。
非常識だとNHKに抗議のメールを送ったことがあるが、返事はなかった。
NHKの集金人に対しては、自分にもそんな嫌な思い出があるので、この話の部分はなかなか面白く読めた。
1984年と1Q84年を行き来する方法は最後にわかるが、実にあっけなく、ハードSFを読むことのある僕としては、「そんなんで繋がっちゃってることにしていいのか?」と読んだ後、かなりがっかりした。
風呂に入るたびに湯船に浸かりながら読んでいたドン・ウィンズロウの「犬の力 上」(角川文庫)も読み終わった。
コカインは金になる。
警察と争い、他のシンジケートとの縄張り争いもあり、幸せな人生を送れるのは一握りだけ。
それでもコカインに手を出していく男たちと、組織を壊滅しようとする捜査官たちの血なまぐさい世界を描いている。
以前読んだときからかなり日数が経っていて、この本でももう誰が麻薬捜査官で誰がシンジケートのボスなのか、それすら曖昧で、小説としての面白さはもうわからなくなってしまった。
ダン・ブラウンの新作「ロスト・シンボル 上」も読み終えた。
今回のネタは世界最大の秘密結社フリーメイソン。
ワシントンDCにあると言われているピラミッドを追う。
最近、人の精神や念といったものに興味が湧きつつあるので、タイムリーだなあと思いながら読んだ。
上巻の終わりあたりになって、ようやく面白くなってきた。
こちらはすぐにでも下巻を読み始めたい。
東京で暮らしているカナダ人の友達にお金を3万円貸したら、きちんと返してくれた。
「何度も僕の命を救ってくれてありがとう」と少し大げさなメールが届いた。
「ちゃんとお金を返してくれてありがとう。俺の辞書のTrustworthy(信頼できる)って言葉の隣に、君の名前を書いておくよ」と返事を書いた。
今週も、金曜日の深夜に実家に帰り、土曜日に母を見舞った。
随分と元気が出てきたようで、表情が明るい。
来週くらいには退院できるのでは、と言われ、突然の回復に驚いたが、嬉しかった。
先々週の週末には「私はもう家に帰ることができないと思う」と泣いていたのだから。
土曜日の夜は、塩尻駅前に車を駐めて、名古屋に行って友達と会って久し振りに飲んだ。またも飲み過ぎてしまい、俺は本当に学ばない男だと、2日酔いの苦しみのなか、つくづく思った。