仕事で、客観的な視点では何も落ち度がないと思われることで、呼び出されて随分と怒られた。
明らかに相手の主張の方が非常識だと思うけれど、机を叩いて怒っている。
上司も呼べというので、呼ぶ。
意図も意味もよくわからないけれど、上司と一緒に謝る。
謝りながらも、相手への軽蔑心と嫌悪感が増すのをどうしても止められなかった。
俺はこんな仕事をずっとやって行くのかと思ったら心底うんざりした。
男の仲間に男として尊敬を得るのは、負けないことではなくて、打たれ強いことだ、というのはよくわかっている。
どれだけ打たれても立ち上がる姿が大切なこともよくわかっている。
でももう本当に仕事が嫌になった。
週末に当たり前のように呼び出されるのも、18時から当たり前のように始まる会議も、一度意欲を失うと、かなりの重荷に感じる。
だからといって、じゃあどうすればいいのか。
冷静になって考えてみると、僕は資格もいくつかあるけれど、どれもが趣味の領域だ。
この資格があれば職に困らない、大丈夫だと言えるような資格は何もない。
「司法書士の資格でもあればなあ。」なんて思いながら、ベッドに寝ていた。
いろんな悔しさが胸に浮かんできた。
俺、ちゃんとした資格を目指すことから逃げていたのかな?と思う。
「使う使わないはともかく、予備プランを立てておく」ことの重要性を、ジェフリー・アーチャーを読んでいた10代の頃から知っていたはずなのに、自分がそれを持っていないことにがっかりした。
今からでも遅くないから、何か使える資格を取ろうと思った。
いろいろと考えて、やっぱり司法書士の資格を目指そうと思った。
試験は7月。
今からではとても無理だと思うので、来年の7月を目指すことになりそうだ。
どこまで自分が頑張れるものか、自分を試したい。
週末の土曜日は朝8時30分から午後2時まで仕事だった。
家に帰ってきて昼寝をして、夕方6時過ぎからネイルケアをしてもらいに、ネイルサロンに行った。
爪を磨いてもらっていると、なんだかホッとした気分になる。
日曜日は、雪のなかを運転して、髪を切りに行った。
帰ってきてから、以前上司から借りた、岩崎夏海の「もし高校野球のマネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(ダイヤモンド社)を読んだ。
この本を読むと、経営学の基礎が学べるらしい。
野球部のマネージャーが、ドラッカーの『マネジメント』を熟読して、野球部を甲子園に導くという物語。
高度なことを平易に書いているのか、もともとそれほど難しい内容ではないのかはわからないが、読みやすい本であるのは確かだ。
僕の率直な感想は、おとぎ話だ、というものだったけれど、自分自身に実感が伴わないのは、自分に部下がいないことや、今までまともにマネージメントをされた経験がないことが原因なのかも知れないとも思った。
実際に人を組織立てる場合には、この視点が大切になるのかもとは思ったけれど、現実にはまだまだ遠い話しだ。
そしてこれからは、なるべく勉強に集中して、息抜き以外ではもう、こういう本もあんまり読まないようにしようと思った。